「第12回HJ文庫大賞」審査を振り返って　#HJ文庫

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【第12回HJ文庫大賞・２次審査】 本日、HJ文庫公式HPにて第12回HJ文庫大賞の２次審査通過作品を発表いたしました！　詳細はブログ記事や小説賞のページでご確認ください。 ブログ記事： hobbyjapan.co.jp/hjbunko/bunkob… 第12回小説賞ページ：hobbyjapan.co.jp/hjbunko/novela… … pic.twitter.com/twexR0S7kg

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🐰あしがら‐METAL @HJ_Ashigara

第12回HJ文庫大賞、２次審査の結果まで発表されました。2次まで出たってことは審査の段階は次へ進みます。審査についてたまには気づいたこととか呟いていこうかな。続くかわからないですけれども。

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結構、数を見るのがドラクエのゲーム上の仕様を、メタ的な視点も含めて考察してテーマに落とし込むっていうタイプのファンタジー作品。

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このタイプは数があるだけに、ドラクエのどの部分に目を付けるのかのセンスを問われます。「おお、そこをテーマにするのか!?」みたいな驚きがあると評価はプラスになるかもしれません。

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ここ数年で一番驚かされたのは小説では無いですが「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」ですね。本家っちゃ本家なのですが、テーマが秀逸で「そこをテーマにするのか！」という驚きがありました。とても良かったです。みなさん見ましたか？

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テーマといえば、作品のテーマは「作品の視点」と言い換えることが出来ます。作品の視点は当然、作品を一人称視点にするか三人称視点にするかに大きく関わってきます。

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審査してて「この作品のテーマなら三人称を選択した方が良かったのでは？」と思うことは良くあります。逆（一人称の方が良かったのでは？）もあります。

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何となく書きやすいから、みたいな理由で人称の選択をするのはあまりおススメ出来ないですね。結構重要なのできちんと考えた上で選択するのが良いと思います。

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ここでは一人称と三人称に限定してますが、実は過去1回だけ審査で「二人称」の作品に出会ったことがあります。

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その作品は小説というよりは「ゲームブック」だったので、個人的には楽しく読んでいたのですが残念ながら1次落ちにしました。あなたは･････････。14へ行け。的な。

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また何か気づいたりしたら呟くかも。それじゃまた。

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小説賞の審査の話です。僕が審査で作品を詠む時には必須のアイテムがあります。それは何かというと「辞書」です。僕はこれが無いと審査出来ません。

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一作品につき最低10回くらいは辞書を引いてると思います。多いと50回以上になるかもしれません。実物の辞書を用いることは減りましたが、語彙は評価に反映されることもあるので辞書は必須です。

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見慣れた単語、聞きなれた単語でも辞書引くと結構新しい発見があったりして楽しいですよ。書く人はどれくらい引いてるんですかね。僕は小説書いたことないので想像つかないですけど。

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審査の話。迷宮と書いてダンジョンという用語が出てくる作品多いんですけど、作品によって定義が違い過ぎて混乱することがありますね。作中におけるダンジョンについての説明は軽くでもしておいた方が良いのかも。

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「森型のダンジョン」といきなり言われても「？？？」となったりするんで。いや分かるんですけどね。

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興味深かったのは「塔のダンジョン」ですね。そうか、いまや塔もダンジョンで通じるんか、みたいな。