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2018-03-03 10:57:18「儲かる歴史学」とか「仕事に効く教養としての世界史」とか類書が多いな。 こうしたジャンルについて歴史研究者から本格的な書評やコメントって出ているのだろうか。
2018-03-03 10:59:05@Koji_hist やり方次第では面白いかも。例えば出版社とタイアップして、数人の歴史学研究者が交代に書評担当すんの。で、それをウェブサイトで連載する。ある程度本数溜まったら、それを本にする。マーケットがないから評価されないだけかもしれないので、ウェブ先行でマーケットそのものを作っちゃう
2018-03-03 11:18:56@nasastar おぉ、つまりあれだね、ピンカーのEnlightenment Now(先月出版)にドシドシ寄せられてる類のガチ書評はあまり見られないということなのかな。逆に、英語圏だとなんであんなに色々な書評が出るのだろうね。
2018-03-03 11:21:43@nasastar これ面白いアイデアじゃない? >ウェブ先行でマーケットそのものを作っちゃう ってのもクール! そういう書評シリーズ、試しにやってみるのもいいですよね。
2018-03-03 11:24:11@Koji_hist そういう評価の文化が根付いているからなんだと思う。もちろん日本でも新聞・雑誌の書評欄は重要なんだけど、出版点数多すぎて、そこから漏れるものが多いし、「格調」が低いとみなされるものはどうしても取り上げられること事態が少ない。でもそっちの方が売れていそう
2018-03-03 11:25:46@Koji_hist 取り上げる本のセレクション、あとは評価を届けたい人たちをもう少し明確にした方がいいとは思う。あとは書き手。リスク高すぎて若手にやらせちゃうのは怖い。呉座さんならもうできるかもしれないけど。
2018-03-03 11:29:08@nasastar >でもそっちの方が売れていそう これはありそう。 新刊紹介よりも充実した書評、それを読むことで「今、面白い本」が分かるだけでなくて研究者が身につけている「本の読み方」とか「知の技法」を実感できるような書評シリーズがあったらいいのにね。
2018-03-03 11:33:13@Koji_hist 単にディスるだけでなく、ちゃんと面白がって読む。いいとこはほめる。ダメなとこは指摘する。で、どういう本がいいのかを、読者巻き込みながら確定していくような作業。なかなか出来そうな人がね。一番向いてそうなのは、ノビーだな。
2018-03-03 11:39:31@nasastar >いいとこはほめる。ダメなとこは指摘する。で、どういう本がいいのかを、読者巻き込みながら確定していくような作業。 これ、超大事だよね。できたらすごいよね。「できる」人がいる訳ではなくて、そういう目標を共有して「やってみる」そのプロセス自体に価値がありそうだね。
2018-03-03 11:45:06@nasastar そうだね。本のセレクション、ターゲット読者は重要。 書き手にも注意が必要だね。というか、書くことがその人のキャリアのプラスになるような「一工夫」が必要だねえ。どうすりゃいいだろうね。 呉座さんまだお会いしたことないけれど、興味あったりするのかな。
2018-03-03 11:36:11@trinh_JP @nasastar booklog.kinokuniya.co.jp これですね? ありがとうございます!
2018-03-03 11:40:05@Koji_hist たぶん一人だと無理なので、何人かで始めて、書き手を増やしていくのがいいと思う。やっていく中で、評価枠組みとか定まていく形になりそうだから、評者間のコミュニケーションも大事かな
2018-03-03 11:47:03日本の歴史学会(例えば歴史学研究会や日本史研究会)では、基本的に一般書は書評しないということになっていると思います。専門書と一般書の区別が微妙なものはありますが、少なくとも僕が編集委員をやっていた日本史研究会は新書は取り上げない方針でした。「ビジネス本」ならなおさらでしょう。 twitter.com/Koji_hist/stat…
2018-03-03 11:25:13@akisumitomo ご教示ありがとうございます。なるほど、確かに学術雑誌ではそのような方針が妥当だった(そして今も妥当)かも知れませんね。同時に、媒体が多様化し、人文学全般の危機が取り沙汰されているので、書評のジャンルが多様化する余地もありそうですね。
2018-03-03 11:28:23書評というのは取り上げる「べき」本を対象にするもので、学問の水準と問いの深度を高め、後続の研究者に論証の課題を新たに提示していく行為だと思います。僕には「儲かる歴史学」とか「仕事に効く教養としての世界史」という本が人文学の危機を防ぐよりも、むしろ促進させるものだと考えます。 twitter.com/Koji_hist/stat…
2018-03-03 11:55:46「儲かる歴史学」などは汚らしいのでみない。汚らしいものをなくすのは各々の人たちがやることで、汚らしいものは世の中にいくらでもある。歴史にかこつけているからと行ってそんなものとつきあう理由はない。専門の学者は、学術を提供していればよいのだと思う。イデオロギー批判となれば別だが、 twitter.com/akisumitomo/st…
2018-03-03 11:57:30それは基本的にはジャーナリストにやってほしい。あるいは現在はただの教養主義か評論家になっている哲学や社会学にやってほしい。歴史学のような本格的な学術にそんな雑務を負わせないでくれ。ただし(続く、以下が主張です、
2018-03-03 11:59:46日本の歴史学会では研究論文集というものの評価が高いのはおかしい。論文は学会誌にだせばいいので、それを論文集にまとめるのは研究者の便利のためにすぎない。そのうち、ネットで全文テキストを研究者別、主題別にみれればよいのだと思う。外国の友人に論文集という風習が理解できないといわれた。
2018-03-03 12:04:02僕もそのような本があるのは知りませんでした。僕も保立さんのおっしゃる通りだと思います。歴史学の成果が一般に膾炙しにくかったり、関連本が売れなかったりすることに対する焦りなのでしょうか。そういうことに向きあっている間は人文学の危機は遠ざからないと思いました。 twitter.com/zxd01342/statu…
2018-03-03 12:05:49