1/700 HMSユーライアラス1803 製作まとめ

15年ほど前にイエサブ秋葉原店等でも扱われていた1/700ナポレオン戦争時代の帆装艦のホワイトメタルキット。「ストックしているけど、どう作ればいいか分からない」方も多いのではないでしょうか。 販売元も変わりましたが、このシリーズのキット製作の参考になれば幸いです。
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偽ジョンブル@HMSベレロフォン(1786)建造続行中 @fake_johnbull

グリニッジ標準時(まだ言うか?!)で2018年となりました。あらためまして本年もよろしくお願いいたします。今年も帆船時代から近現代まで広く浅くRN、HMSをやっていきます(画像は優先順。一部USSあり)。盛り上がってきたRNムーヴメントに貢献できるようやっていきますので、何卒よろしくお願いいたします pic.twitter.com/DnRVI793E1

2018-01-01 09:06:25
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1枚目スノーベリーの次、2枚目はHMSユーライアラス。ミンダナオ会さんの今年のテーマに合わせて元祖巡洋艦を。果たして今から間に合うのか?! 「仮称艦名P」と称してきた3枚目、推測済みの方もいらっしゃいますが、USSポーハタン。秋の横浜帆船模型同好会展覧会用。そして長期中段のHMSベレロフォン。

2018-01-01 09:06:25
偽ジョンブル@HMSベレロフォン(1786)建造続行中 @fake_johnbull

帰省中の実家でユーライアラス下準備。船体はバリ取り。マストトップ台にラバーズホール(陸者の穴)開け、リギング時ここにステイを通してカラー状に結びます。トゲルンは0.5mm真鍮線置換。 pic.twitter.com/XkcIjLW39X

2018-01-03 10:47:33
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おはようございます。せっかくの臨時休みでスノーベリーも一息ついたところでユーライアラス1803再開。どうもマストが長過ぎなので、同じ18ポンド砲フリゲート・ダイアナのAOTS本や本艦の1/48スクラッチ本(seawatchbooks.com/ItemDisplay.ph…)の図を1/700に縮小したものを参照しトップとトゲルンの間で縮めました pic.twitter.com/AIN9F8sPn1

2018-01-23 06:55:08
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各マストは根元部分も少し深く甲板穴に入る様に調整。ダイアナ本とユーライアラス本ではフォアとメインマストの長さはほぼ同じでミズンがダイアナ本が長めですが、ダイアナ本に準じました。逆にバウスプリットはフライングジブブームの描かれたユーライアラス本に準じました。

2018-01-23 06:55:08
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船体関係のディテールアップ。今後の製作もスレッド形式でどんどん繋げていきますが、質問等はご自由に間に枝を入れていただいて結構です。私は夜勤に備えて昼に寝るまで船体塗装を進めますが、これから出勤の皆さまはお気を付けて行ってらっしゃいませ。 pic.twitter.com/tFy01IAVir

2018-01-23 06:55:09
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大河ドラマの関係か、蒸気フリゲートの2代目ユーライアラスもTLに上ってきましたが、こちらが初代ですね。船体とマスト塗装まで完了。基本的にポーツマスのヴィクトリーに色を合わせていますが、艦首尾の飾り類は白にしています。 pic.twitter.com/YBlw4HANLe

2018-01-29 13:08:22
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塗装の途中で、実は気になっていた艦首楼甲板(以下FD=fo'c'sle deck)と艦尾楼甲板(以下QD=quarterdeck)上に一体成型のカロネード砲は一度削り落して、ガンポートも開口して作り直し。結果は前掲画像の如し。その他以前上げた画像でキャプション漏れがあり再UP。それでは夜勤に備えてお休みなさい。 pic.twitter.com/fOLL9sdx46

2018-01-29 13:08:22
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ユーライアラスのリギング開始。シュラウドPEパーツはマストに合わせてトリミング。下側は切り取らずデッドアイのチェーンに見立てます。上部はこの様にカット。ステイはトップ台に開けた穴を通してカラー状に結び、これとマストの間にシュラウドPE上端を通します。作業はミズン側から。 pic.twitter.com/0inL6DyO7W

2018-02-04 05:24:07
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なるべく結び目は兼用できるものは兼用して見た目がきれいになるようにします。前投稿最後の画像ではフォアステイの結び目にボブステイを通しています(ボブステイは船体側は前工程で開けた穴に接着)。ミシン糸使用で、結び目にサラサラ系瞬着で補強していますが、基本は瞬間点付けは行わず結び処理です pic.twitter.com/g8yI9L6Q9v

2018-02-04 05:24:08
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続き作業。上にいくに従い糸は細く(40、60、90、100番)。トップマストのシュラウドは下側を加工してフトック・シュラウド(トップ台に上がるためのもの。これが使えない人は「陸物の穴」を通ります)に見立てます。バックステイはトップマストのツリー→チャンネル台の後端外側の穴→トゲルン頂部へ pic.twitter.com/WcnYn1PZFD

2018-02-04 10:47:16
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これで静索は作業完了したはず。この後、ボート、錨の塗装と取付→ヤードの塗装と取付→動索→セイル→時間があれば海面ベースの順で進めます。これから今日が最終日の生賴範義さん展覧会に行って、帰宅後ひと寝入り、続き作業の予定。 pic.twitter.com/67Bfa5jGp1

2018-02-04 10:47:17
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ヤード関係の工作。AOTSダイアナ本と比べてややヤードが長いので短縮。トゲルンとバウスプリット下のスプリットスル・ヤードはキットのパーツは太過ぎに感じ、それぞれ0.4、0.5mm真鍮線。右舷開きにするので、ヤード取付ガイドがシュラウドに当たる箇所をカット。フットロープは100番黒糸で。 pic.twitter.com/laCEY3YTsM

2018-02-06 11:14:53
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動索は、マストに沿って甲板側に至るロープは目立たないので省略予定ですが、マストに離れた所に結ばれるものは目立つものは再現予定。画像はスプリットスル・ヤードのブレース。フォア・トップ台下の滑車代わりの銅線アイボルトを経由しています。 pic.twitter.com/lQMG5APcpe

2018-02-06 11:14:54
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ヤードの取付。拙作が上手く角度が付いているかは別として、ヤードは上の方ほど角度が緩く、下の方ほど角度が大きくなるように心がけます。これは風向きが急に艦首寄りになっても大きな下側のセイルは依然風をはらんでいられるようにするためです。 pic.twitter.com/QrWZkHMADR

2018-02-06 11:14:55
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途中過程の説明省略(バキッ 細かい説明は落ち着いたらあらためて… 土曜のミンダナオ会さん会場でこの艦に主要な動索とセイルが全て付いていたら、拍手喝さいください(オイッ pic.twitter.com/uTEzjtIHsi

2018-02-08 12:21:53
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一応組立作業完了。リギングの最中、ブレースを張る時にマスト、ヤードにテンションがかかってステイがよじれていますが、堪忍してつかぁさい。本当は今日のうちに荷造りして明日の夜勤明けに会場に直行したいのですが、もうお休みなさいzzz pic.twitter.com/2M4sP00FRM

2018-02-09 14:21:48
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ミンダナオ会さん会場に無事に投錨した派遣戦隊。背景はK-5さんの戦隊。夜勤明けで直行で来れたので、会場内で仮眠している男を見つけても起こさないでください(((^^;) p.ybt.jp/fake_johnbull/…

2018-02-10 10:37:20
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ミンダナオ会さん展示会も無事終了し、省略した動索関係説明を簡単に。1/700なので全ての動索再現はしませんが、ヤードを前後から見ての左右傾きを調整するリフト(1枚目)、セイルをたたむ時に使うクリューライン(2枚目)、風向きに合わせてヤードを左右に回すブレース等、目立つ動索は再現します pic.twitter.com/tg0AEDXWpw

2018-02-13 11:50:09
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セイル作り。今回はIllustratorで帆の地色、布の継ぎ目を1mm間隔で、AOTSダイアナのセイルプランをテンプレートに輪郭を描き、A4用紙に貼り付けたレンズクリーニングペーパーに印刷しました。クリーニングペーパーはしっかりピンと貼らないと汚れが付着しやすくなりそうなので注意。 pic.twitter.com/UFOkkKDTpF

2018-02-13 11:50:10
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作業完了が優先で途中過程の画像はほとんど残していませんが、基本的には内側および下側かつ艦尾側から始めます。大まかに初めに各ヤードのリフト、次にドライバー(ミズンの縦帆)とその関係の動索、その後に横帆関係のクリュー、セイル、ブレースの順です。 pic.twitter.com/vnun7EaWEU

2018-02-13 11:50:10
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ブレースが後ろに向かって延びるので、下側かつ艦尾側から始めるのが、一番楽に思います。また作業中の船体の下にレパルス画像が見えますが、厚めの本を3冊ほど重ねて作業する手と製作品をなるべく近い位置関係にしました。後日に簡易洋上ジオラマ風の飾り台や追加したい動索を付けて再うpします。

2018-02-13 11:50:11
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残り作業は継続してましたが、日曜夜勤等でアップが延びてました。残り最小限欲しかったロープ類、メインコース(メイン・ロアーセイル)のみリーチラインとバンドライン(2枚目8番と9番)を付けてグースウィング状態を強調、3枚目はその他の追加ロープ、4枚目、海面は手元の有り合わせの材料を使用。 pic.twitter.com/XDsWajsQ1R

2018-02-28 12:12:56
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そんなこんなでHMSユーライアラス(1803)、一応完成といたします。正月に着工して、2ヶ月弱ですから、偽ジョンブルにしては、早めの完成といえるでしょう(オイッ pic.twitter.com/cghCdQOQMO

2018-02-28 12:12:57
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