SF作家の北野勇作さんが「まっとうなSF評論として優れていても、それは評論であってSFではない」と言うことになる過程
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【SF史に残る(べき)ゲームたち】第1回:メタルギアシリーズ――現代SF最高の達成 分からないでもないですが、藤田氏は自身の論考に不都合な部分の説明を避けています。それにシリーズについて、致命的なネタバレがあるので、これを読んで、メタルギアをプレイしたくなる人は少ないでしょう。
2018-02-27 21:55:18日本SF大賞、星雲賞でゲームが正当に評価されていない というのは、あったとしても、国内唯一のSF専門雑誌SFマガジンにゲームの紹介があって、SFが読みたいでも、SFonlineでもゲームが取り上げられてる。
2018-02-27 22:00:43今回のケースでいうと、小島監督は、ハヤカワSFコンテストという国内にふたつしかないSF新人賞の審査員に誘われて、実際につとめてました。氏の別シリーズZOEのプレミアムパッケージに寄稿してるのは、
2018-02-27 22:05:16円城 塔 、小川 一水、月村 了衛、宇野 常寛、賀東 招二 、笹本 祐一、川又 千秋、藤津 亮太というメンバーで、この状況で小島監督をSF界が無視してきたというのは、ちょっとむずかしい…。
2018-02-27 22:08:19で、論考の方はどうかというと、これもちょっと首をひねる部分があります。メタルギアソリッドの時点で、これだけのうんぬんという表現があるんですが、ソリッドの1は旧シリーズのリメイク的な要素が強く、それはMSX2のメタルギア2 ソリッドスネークの時点でだいたいそろってるのに
2018-02-27 22:12:11そこに触れようとしないのが不思議。キオ・マルフについて、なにかいいたくならないのかしら。ランボーが下敷きにというのは自分が知らないだけかも知れませんが、どこ出典のお話しなのか。今確認できるインタビューでは戦場の狼のようなゲームをMSXでというのが企画のベースだと述べられてます。
2018-02-27 22:14:38ちょっと脱線。メタルギアを旧ハードからリアルタイムで遊んでたら、藤田氏の文章は、こうはならないんじゃないでしょうか。ひょっとして、遊んですらいないのでは。でも…そうだとすると、SFゲームをシリーズを追って、正当に評価するというのは難しい と自分自身で説明してることになります。
2018-02-27 22:29:35@enzienzi 日本SF大賞の1988年だったかの候補にドラクエIIが挙がっていた、という有名な話を藤田氏が知らないとも思えないのですが…。 受賞という年間頂点の称号を得られないと不当評価と考える、というのはちょっとつらい生き方だと思います。
2018-02-28 12:59:21@LazyWorkz ドラクエのそんな話、私も聞いた記憶があります。 「賞」という明確なものがないと十分な評価があったとは言い難い あるいは、分かりづらい というのが藤田氏の主張だとすれば、ある程度は理解できなくもないです。 それでも。 「評価してない」との間には、ずいぶん へだたりがありますよねえ。
2018-02-28 22:00:47@enzienzi ドラクエの件は、そういえばたしか当時のSFアドベンチャーに載ってた日本SF大賞の選評に載ってた気がします。 たしか、SF大賞あげるのはちょっと無理があるけど、ゲームもちゃんとチェックしてるって知らしめる意味でも候補に挙げてたと言っときます、とかだったような。まだドラクエ2の時代なのに。
2018-02-28 22:09:03@enzienzi 「評論が日本SF大賞を獲れないのは評論が評価されてないから」って主張もゲームの話とは別にあって、やっぱ全部を派を満足させるのは無理があるでしょう。みんな無茶いいすぎ。 だったらベストドレッサー賞を眼鏡常用女性が獲ってないのはめがねっこの不当評価ですよ!
2018-02-28 22:10:43いやいや、日本SF大賞、ずいぶん評論が受賞していますよね。 『日本SF精神史』『星新一 一〇〇一話をつくった人』『日本SF論争史』『女性状無意識』『快男児 押川春浪』 twitter.com/LazyWorkz/stat…
2018-03-05 17:38:33出版されている小説と評論の本の数からすれば、むしろ評論のほうが受賞率は高いんじゃないですか。候補も入れるとさらに高くなる。 twitter.com/ShindyMonkey/s…
2018-03-05 18:03:12@wtnbt どうなんでしょうねえ。でも、映画も漫画も小説も評論もゲームも他にもいろいろまんべんなく、というのは現実には不可能ですからね。小説が中心になるのは、ある程度仕方がないと思いますけどね。
2018-03-05 18:27:15@ShindyMonkey 言葉足らずでした、 「日本SF大賞はもちろん評論にもかなり気を配っているのに、それでもまだ評論が冷遇されていると主張してる人がいる」といううわさを聞いた、ということが前提です。
2018-03-05 18:31:18@JDSDE214 @enzienzi 言葉足らずでした、 「日本SF大賞はもちろん評論にもかなり気を配っているのに、それでもまだ評論が冷遇されていると主張してる人がいる」といううわさを聞いた、ということが前提です。
2018-03-05 18:31:44@wtnbt たとえば小説家になる人はやっぱり小説が好きだからなったわけで、その人が、自分にとってのその年いちばんのSFは、小説の率が高くなるのは当然ですよね。そのうえで例外はありますが。だから小説家が多い集団で投票したら小説が多くなるのは当然で、それは嘘でも欺瞞でもないと思いますが。
2018-03-05 18:34:43@LazyWorkz @enzienzi 了解しました。 発言の大元である記事に関しては「あんまり無茶言うモンじゃないよな」ってのと「総論としてはわかるけど、何か雑だな」って話は仲間内で出てましたね、星雲賞だとガンパレが取った事はありますけど中々あそこまでの奴はね…
2018-03-05 18:37:26@yuusakukitano いや、もちろん嘘や欺瞞はないですよ!それに作品数が絶対的に少ないのも確かで。まあこういうと自分に返ってくるわけですが。。
2018-03-05 18:39:49@wtnbt まっとうなSF評論として優れていても、それは評論であってSFではないですからね。SF評論大賞ならそれで文句ないけど、SF大賞なら、評論なのにSFだ、という要素は必要だと思いますね。まあそれは私個人の考えですが。
2018-03-05 18:44:46@yuusakukitano @wtnbt 僕は「星新一」の受賞でSF大賞が嫌になりました(実は下読みやってたんですけど)
2018-03-06 21:46:26