枝野官房長官「午前中の会見の退避基準の見直し。今20ミリシーベルトという数値が出ているのは、一時的に高い放射線量が出てくるのは50だが、日常的に放射線が出てきたときは20にした方がいいじゃないかということ。国際機関による最新知見をもとに専門家に基準を見直してもらっているところ」
2011-04-06 16:44:28枝野官房長官「午前中の会見の退避基準の見直し。今20ミリシーベルトという数値が出ているのは、一時的に高い放射線量が出てくるのは50だが、日常的に放射線が出てきたときは20にした方がいいじゃないかということ。国際機関による最新知見をもとに専門家に基準を見直してもらっているところ」
2011-04-06 16:44:28枝野官房長官「意識としては今50ミリシーベルトを超える可能性があるところに避難してくださいということ。いくつもの基準がある中でこの局面において何が重要なのか専門家と調整をしている」
2011-04-06 16:46:03枝野官房長官「基準についてはまだ何も決定しているわけではない。今50ミリシーベルトになりそうなところは避難してくださいということで20km以内は避難をしてもらっている。さらに問題になっているのはじわじわ放射線量が漏れているところの対応。そこの安全基準について見直しを考えている」
2011-04-06 16:50:55枝野官房長官「(飯舘村が独自に乳幼児の避難方針を決めたが?)長期間にわたって放射線物質が一定程度出ている地域がある。当該可能性がある地域については自治体独自の判断で退避を決めたところがあるのは申し訳ないと思っている。退避者の年齢基準も含め、専門家と一緒に明確な基準を早く作りたい」
2011-04-06 16:57:13枝野官房長官「(政府の海水汚染に対する危機感が薄かったのでは?)観測ブイの投入は昨日決まった。反省すべきは東電と保安院の調整が始まった早い段階から、政府内の関係部局でそれを想定した準備ができた。決定する前から準備をしておくべきだった」
2011-04-06 16:59:42枝野官房長官「この間どこから漏れているのかわからなかった状況で、それを食い止めることの緊急性が高かった。そのため汚染された水へのモニタリングなどの対応が遅れてしまったと反省している」
2011-04-06 17:01:18枝野官房長官「節電問題。事業に影響を与えない形での合理的な節電をお願いしたい。それぞれの状況に応じていろいろなやり方があって、政府から押しつけるのではなく、自主判断に任せて協力いただくのが一義的に先行して行われるべきだと考えている」
2011-04-06 17:04:16枝野官房長官「福島原発の石棺化の可能性だが、複数の手段を同時並行で検討している状況。検討を経た上でもっとも迅速かつ効果的な方法をある段階で選択する」
2011-04-06 17:05:30枝野官房長官「(原子力安全委員会について顔が見えないという批判があるが?)事故についてはあとで第三者から検討をいただき、改善をするべく意見をもらう。事故当初は分単位で状況が変わっていた。そこに対処するため安全委員会がオペレーションが行っていたのでこの間顔が見えないのは当然の話」
2011-04-06 17:08:15枝野官房長官「復興構想会議については、人事については当日発表するまでは答えられない。福島は時期や様々な意味で他の被災地と異なった事情がある。原発被害地については何らかの形で対応できる形を作らなければならないと思っている。その形がどうなるのかはまだ検討中」
2011-04-06 17:12:24官房長官会見終了。今回のポイントは「流言飛語・被災地犯罪などへの対策組織ができる」「退避基準の見直しを進めるがまだ数値どうするかはわからない」「福島原発の事態の収束に向け、石棺化がオプションに入っている」「飯舘村のような自主避難の場合でも、東電や政府による補償の範囲内」あたりか。
2011-04-06 17:20:30