アレフガルダーズ ver11.58 熱帯雨林には食料が少ない！ビルド君とテパ地方の食糧問題を考えよう。

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アレフガルダーズ ver11.58 用語説明 NPC：ノンプレイヤーキャラクター PC：プレイヤーキャラクター PT：パーティー 食料問題：ビルダーズをプレイしていると必ずぶち当たる切実な問題。カエルとか苦いキノコとかサボテンとかを食べて食いつなぐ日々を思い出す。

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これまでのお話 テパ革命軍のお話がやっと進み、ベラヌール、ムーンブルク列強のプランテーションを焼き討ちする組と、拠点の満月の塔防衛組に別れた。ビルド君がテパの自然環境を元に戻せるらしいので、その辺の説得工作を兼ねてNPCバレンタイン隊とPCアルファたちが出撃。イックス隊は留守番に。

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主人公イックス「どの辺に作るんだぜ？」「この辺とかはどうかな」仲間NPC大工のテックが建造候補地をマップで示してくれるぞ「もともとある地面をくり抜いて作るのがいいと思うんだ。地面は頑丈だから、上から降ってくる破片だけでなくて、大砲の弾が直撃しても耐えられるはずだよ」「すごいじゃん」

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「これなんていう設備？」「掩体壕」とりあえずひとつ作ってみることに「掘り出した土は、簡単な土壁にして塔を囲んだらいいかも」「わかったぜ」留守番イックス隊は他にやること無いのでどんどん土を掘り返していく「こんなもんかな」掩体壕第一号完成「これで砲撃対策はできたぜ。あとさ」「なに？」

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「砲撃対策はいいとして、攻めてくる歩兵対策もしたほうがいいぜ」周囲の地形を見るに、辺り一面木々が生い茂り、見通しが悪い「遠くまで見えないんだけど、敵の接近を知らせるなんかが欲しいぜ思いつく？」「うーん、急には思いつかないな。そうだ！ビルド君に聞いてみたら？なんか思いつきそう」

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「じゃあ彼の帰り待ちか」今ビルド君は素材を集めにその辺を歩き回っているのだ。急にワープさせられたので、この地域の地理を全くわかっていない。だから実際に歩き回って地形とか取れる素材とかをチェックする必要がある「へー大変だぜ」タクティ「地図くらい持たせてくれないのかな？」ベラ「ねー」

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「ルビス様って、ああ見えてけっこう雑なところがあるから、いきなり無茶ぶりしてくるんだよね」「えー意外」「私、地図持たされても迷うかも......」「ストラすぐ迷子になるもんね」無駄話しながら待っていると「帰ってきたぜ」ビルド君が木の枝とか土とか鉱物とか抱えて戻ってきた「いいの取れた？」

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「うーん、まあね」珍しく浮かない顔「どうしたんだぜ？」するとビルド君、深刻な口調で「この辺、食料が思ったより少ない」持ち帰った素材をドサッとおろし「これ見てよ」「あー、たしかに食料になりそうな物無いぜ」「意外なんだ！この辺は森だから、木の実とか肉とかとれると思ったんだけど」

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「食べられそうな物が本当に少ないんだ！」いつになく切実な表情でビルド君力説「キノコはいくらか生えてたけど、毒もってそうな色ばっかりだし、木の実は変なにおいするのとかだし」わずかに帰り道に見つけたカエルを捕まえて串に刺して持って帰って来たようで「これは焼いて食べられそうだけど」

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「意外だぜ！この辺食えるもん少ないんだ」そうなのだ！テパの気候は熱帯雨林気候！豊かな動植物の宝庫である熱帯の森は、実は人間の食べられる物は少ない！この辺りの土壌はラトソルという赤土で、雨期に栄養分が流され、乾季には水分が蒸発してしまうので栄養をため込んでいない。貧弱な土壌なのだ。

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だから農業には不向きで、現地の人たちは古来、焼き畑農法で芋とかを栽培。ここ数百年は換金作物のカカオを育て外貨を得る方向にシフトしていったのだ「どうしよう、食べ物......」ビルド君、食料問題にすごく敏感なので「とりあえず俺たちが持ってきた食料使う？」イックス隊、自前の食料を供出。

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「ありがとう。助かるよ」ビルダーズ経験者はわかると思うけど、メルキド編以外の各章の序盤は食糧難に陥りやすい。それの再現なのだ「でも根っこの部分は解決できてないよね」「まあそうだけど」「食べ物少ない地域に、外から結構な人数が来ちゃってるわけだし」ビルド君、食料問題に造詣が深い。

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「歩兵対策とか聞ける雰囲気じゃないぜ。あっ待てよ？今まで居座ってたペルポイ連邦と革命軍の奴らはどうやって食いつないでたんだろう？」イックスたちが来る前から、ろくな生産拠点を持たずに戦ってたはずだが？すると「やれやれ」「大変だった」革命軍とアルファたちが戻ってきたぞ「聞こうぜ」

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「アレフガルダーズ」つづく

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タグ #dqxtails 一見して豊かな生態系を持つ熱帯雨林には食料が少ない！太平洋戦争のときのニューギニアで多数の日本兵が飢え死にしたことでもわかるでしょう。シヴィライゼーションでもジャングルのタイルはうまみが無いんですよね。