コードウェイナー・スミスの著作権(日本の場合)

間違っていたら訂正します。
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砂手紙 @sandletter1

1・コードウェイナー・スミスは1966年8月6日没なので、日本人なら「死後50年」ということで、2017年に著作権は切れているはずですが、少しややこしいのが「戦時加算」という、世界中で今は日本しか使っていないイレギュラーなもののせいで、大部分の作家はもう少し著作権保護期間が延長されています。

2018-03-12 00:50:18
砂手紙 @sandletter1

2・要するに、第二次大戦中の、具体的には1941年12月7日以前から1952年4月28日(サンフランシスコ講和条約)までに発表された著作物は、最大10年ちょっとだけ著作権が残ることになります(特定の国だけですが)。

2018-03-12 00:50:39
砂手紙 @sandletter1

3・コードウェイナー・スミスのデビュー短編「スキャナーに生きがいはない」は、1950年1月発行の「ファンタジー・ブック」というアメリカの雑誌に掲載されたので、えーと、死後2年3か月ぐらい著作権が延びて、2019年ぐらいに、日本国内では自由に使えるようになるはずです。

2018-03-12 00:51:08
砂手紙 @sandletter1

4・「鼠と竜のゲーム」(1955年発表)を含む代表作がいくらでも翻訳可能。まあ自信がある人は浅倉久志・伊藤典夫・酒井昭伸などの翻訳に挑戦してみてください。

2018-03-12 00:51:39