超訳「iZotope社提供・ミックス時の低音処理に関する7つのTips

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ミックス時の低音処理に関する7つのTips 7 Tips for Mixing the Low End izotope.com/en/community/b…

2018-03-12 00:32:56
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エンジニアなら誰しも一度は、ローエンドの取り扱いに苦労した経験があるだろう。 これが難しい理由はいくつかある。 1.部屋の問題:完璧にチューニングされた部屋でなければローは正しくモニタできない…しかしこれができない環境は多い。

2018-03-12 14:47:29
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2.モニタ機器の問題:自宅規模の環境で使用されるニアフィールドモニターは大抵ローを正しく再現しない。サブウーファーは騒音の問題から使用できないことが多く、またヘッドホンはローを強調しすぎる傾向があり反って誤った判断につながりやすい。

2018-03-12 14:47:29
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3.経験不足:ローの問題を的確に見つけたり、部屋やモニタの問題と切り分けられるようになるには、それなりの経験を要する。そういった問題への対処法を身につけるのも、また同様に学習が必要だ。

2018-03-12 14:47:30
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iZotopeのスタッフがすべてのユーザの部屋を訪れてチューニングし、フルレンジモニタを寄贈できればよいのだが、残念ながらそれは不可能だ。しかし、上記3の問題を補うためのテクニックやツールを提供することはできる。 まずは次のビデオを見て、後述するTipsを読んでほしい youtube.com/watch?v=cSLeb3…

2018-03-12 14:47:30
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低音処理Tip#1 1.Listen for frequency masking マスキングを見つける

2018-03-12 15:06:33
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マスキングは、複数のパートが単一の周波数帯を奪い合うときに生じる。低音の場合、ベースの基音(訳注:倍音構成中の最低音)がキックの倍音とぶつかる例が典型だろう。これにより2つの問題が生じる。1つ目に、いずれのパートも明瞭に聴きとることが難しくなる。

2018-03-12 15:06:33
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2つ目に、この帯域のパートが累積するとローが過度に強調されたサウンドになり、ミックス全体のバランスが破綻しやすい。 このようにミックス全体に影響しかねない低域の処理は面倒ではあるが、同時に低音は聴者の腹に伝わり、深く音楽に引きこむ力を持っている。

2018-03-12 15:06:33
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面倒を回避するためにも低域を削りたい衝動に駆られるが、音楽が死んでしまわないようそれは抑えよう。Neutron2のマスキング・メータといったツールを使用すれば、必要以上にEQでローを削る必要がなくなる。

2018-03-12 15:06:34
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Neutron(または単体のEQモジュール)を各低域パートに挿入し、「マスキング」機能で当該パートが相互監視するよう設定すればよい。競合する帯域はグラフ上にハイライト表示されるので、それらをEQ処理すればよい。

2018-03-12 15:06:34
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低音処理Tip#2 2. Sidechain elements to each other to make room サイドチェインにより空間を確保する

2018-03-12 19:21:58
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低域を抑制する最も簡単な方法のひとつは、サイドチェインを使用し、持続的な低域パートを、よりパーカッシヴなパートを使って制御することである。

2018-03-12 19:21:58
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同様の処理を極端に行った結果は、EDMなどでキックが鳴るたびにベースが吸い込まれるような効果に見られるが、マルチバンド処理を併用してより高精度かつナチュラルに聴かせることもできるので、様々なジャンルに応用できる。

2018-03-12 19:21:58
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たとえば、うまくミックスされたロックベースがあるものの、ややキックの邪魔になってしまっているとしよう。 このような場合、ダイナミックEQやマルチバンド・コンプを使って、キックをマスキングするベースの帯域を低減することができる。

2018-03-12 19:22:24
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個人的には、リリースに比べて、アタックはやや遅めに設定している。これによりベースのトランジェントが確保され、インパクトが損なわれることを防ぐことができる。逆にリリースは、キックが十分に抜けてきた後に戻る程度の時間に設定する。

2018-03-12 19:22:25
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もちろん、これらは好みにより調整されるべきで、状況により設定値も変わる。重要なのは、望みどおりのベースサウンドと、しっかり抜けてくるキック、これらいずれも犠牲になっていないことである。

2018-03-12 19:22:25
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低音処理Tip#3 3. Let one instrument win 単一のパートに場を譲る

2018-03-12 19:33:37
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昔ながらのロックンロールのミキシングについて私が書いた記事 izotope.com/en/community/b… をご覧になった方はご存知だろうが、私は、低域は戦争だと考えている。40-60Hzと、80-100Hz…これら二つの帯域をめぐって、キックとベースが繰り広げる戦争だ。

2018-03-12 19:33:37
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一方が勝利して低い方を占拠し、他方が高い方の帯域に「島流し」される。ときには他のパートも戦争に参加し、自体はより複雑になる。(すぐに思い当たるのはヘビーメタルのギターや、バリトンなど)

2018-03-12 19:33:37
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どのような状況であれ、基本プロセスは変わらない。まずはクライアントから受け取った素材や自分で作ったトラックを聴き、ミックス開始前に計画を立てること。

2018-03-12 19:35:43
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たとえばTR-808のキックが重視される曲であれば、ベーストラックの干渉する帯域を下げるべきかもしれない。(訳注:808の個性的な音色を前面に出すため) 逆に、ベースが主張するハードロックであれば、低域はベースに明け渡し、キックはより高域に追いやるべきかもしれない。

2018-03-12 19:35:43
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重要なのは、なるべく早期に計画を立てること。そうすればベースを犠牲にすることも低域が混雑により濁ることも回避できる。 (※訳注 ソフトシンセなんかで作曲しているなら、ミックス前にスペアナを使ってキックのピッチを変えてやるのも有効かもね)

2018-03-12 19:36:33
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低音処理Tip#4 4. Try EQ’ing an uneven element into a compressor コンプレッサーの入力前に不均一な要素をEQで除去する

2018-03-12 20:38:50
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誰しもキックやベースにコンプを掛けたがる。キックに対しては、パンチやパッツン感が加えることができる。ベースに掛けた際には、ダイナミックレンジの圧縮により安定感とアタックが同時に得られる。

2018-03-12 20:38:50
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私がミックスを始めて間もない頃に学んだテクニックのひとつが、ベースにはとりあえず1176系のコンプをかけて、アタックを12時、リリースを3時の方向に、そしてレシオを4:1に設定することだった。現在でもこれは好きな設定のひとつである(もちろん状況に応じて調整はするが)

2018-03-12 20:38:50
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