水原賢治先生と高山瑞穂先生のガンダム談義

水原賢治＠コミックス「少女紀行」発売中 @Tirumu

ガンダムについて思う事。富野さんの世界観は自己が中心に戦争（世界）が回ってるのでいつも戦局の中心（左右する存在）として主人公達がいる。安彦さんは、自己は世界（戦局）の中の一部に過ぎず、その中で翻弄される自己の立ち居地を認識している。ファーストガンダムは後者なので、やっぱ安彦作品。

水原賢治＠コミックス「少女紀行」発売中 @Tirumu

富野さんには「戦記物」って脳みそが無いんだおね・・・。なので富野さんと安彦さんふたり揃って補完しあって初めて良い物ができてのファーストガンダムだろうと。マクロスもオイラ的には石黒作品。河森さんはその演出の上手だった人。

水原賢治＠コミックス「少女紀行」発売中 @Tirumu

「マクロス」と「ヤマト」は見比べてみると、差し迫った危機に対してとんでもないアイデアで潜り抜けるという物語つるぎに共通の血を感じる。そこが石黒イズムだろうと。「マクロス」と「マクロスF」を見比べて共通の血を感じる人はいないだろう。

高山瑞穂 @mizpi

@Tirumu そう言う見地で見ると、最初のマクロスですらTV版と劇場版では既にかなりテイストが違っていますよねw

水原賢治＠コミックス「少女紀行」発売中 @Tirumu

@mizpi そうですね～。それでも石黒さんのベースがあってこそだった気がします。自分の向き不向きをちゃんと認識して、石黒さんに原作原案くらいはお願いするくらいの器が欲しかったです・・・。「マクロス」の私物化で石黒さん怒らせてるからもう無理かもですが・・・。（＾＾；

高山瑞穂 @mizpi

@Tirumu 話前後しますが「全部ガンダムにしてしまえ」はきっと玩具屋にとっても敗北ですよね。もはや最近はライダーだけでなくウルトラマンですら…

水原賢治＠コミックス「少女紀行」発売中 @Tirumu

@mizpi 今ホンダが出してるバイクがエンジン形式に関わらずCBって名前のバイクばかりになってるので、ホンダはオモチャ屋か！という意味での発言だったのですが・・・。（本来CBは並列４気筒のヨーロピアンバイクに付けられる名称だった）バイクメーカーとしては本当に恥ずかしい行為かと。

水原賢治＠コミックス「少女紀行」発売中 @Tirumu

@mizpi そういう意味ではトヨタも一時期カローラって名前の車出しまくってたし。知ってる名前には親近感があって、知らない物には拒絶反応が。という日本人の特性によるところなのでしょうが…。作り手はそれを逆手に取るというのは良いことなのか、悪いことなのか。個人的には大反対ですが。

水原賢治＠コミックス「少女紀行」発売中 @Tirumu

@mizpi 一般的にはリアルロボット物＝ガンダムという図式すら成り立ってしまって、もうガンダムって名前付いてないとリアルロボット物の企画が通らない事態に随分前からなっているように思います。それが記号化認識とキャラクター商法と言ってしまえばそうなのですが・・・・。

高山瑞穂 @mizpi

@Tirumu でもガンダムもここまで沢山になってくると有り難みもなくなっちゃいますよね(^^;)

水原賢治＠コミックス「少女紀行」発売中 @Tirumu

@mizpi それでも飛びつく消費者の盲目さに原因があるのか、それともそれを商売にしてしまったつくり手に問題があるのか。今はもうおもちゃやDVDセールスなど世界的なマーケティングあっての作品になってしまってるので、中身を作りこむ側がそのハードルを乗り越えていろいろ考えていかないと

水原賢治＠コミックス「少女紀行」発売中 @Tirumu

@mizpi 高山さんもオイラも含めて、ガンダムというタイトルの巨大なマーケットで飯食ってる人口も凄い訳だから、それはそれでマーケティング戦略の勝利としていいのでしょうかねぇ・・・？（＾＾；；；でも代償で失った物はとてつもなく大きい気もしてしまうのです。

高山瑞穂 @mizpi

@Tirumu そのガンダム商法も、最近さすがに陰りが…多分自分はもうガンダムには戻らない（いや戻りたくても戻れない？）と思う。ガンダムの市場は急速にしぼんでますよ。まぁ漫画、アニメ業界全体がそうだから、ガンダムも例外ではないって事だとは思いますが…