nonstandard analysis という名前は失敗だったのでは

「超準解析」の原語は"nonstandard analysis" あるいは "non-standard analysis" です.この原語の選び方が良くなかったのではないかという話.
0
dif_engine @dif_engine

「超準解析」に関して言えば訳語を作った斉藤正彦氏が否定辞を嫌っていたからではないか説が思い浮かぶ.(『超積と超準解析』中にも「δ-incomplete」に苦言を呈してる箇所がある). twitter.com/tannakaken/sta…

2018-03-16 01:16:35
淡中☆圏 @tannakaken

なぜ「distribution」を「超函数」と訳したのか(「分布汎関数」でよくない? 結果的に佐藤のhyperfunctionに繋がるからいいが)。なぜ「non-standard analysis」を「超準解析」と訳したのか。なぜ「category」を「範疇」ではなく、他の分野では「sphere」の訳語として定着している「圏」と訳したのか

2018-02-28 14:50:54
dif_engine @dif_engine

今更言っても仕方ないけど non-standard analysis は名前として失敗だったと思うなぁ.「標準的じゃない」ことはNSAの議論の中心的な部分ではないと思うから.

2018-03-16 01:19:30
dif_engine @dif_engine

もちろんNSAをきちんとやれば「非標準モデルと標準モデルをまたがって考えることにより量化の絡みを少なくする」ことが議論の中心だということがわかる.しかし,まだやってない人には「非標準解析」という「タグ」しか理解のとっかかりがない.

2018-03-16 01:23:14
dif_engine @dif_engine

HrbáčekはあまりNSAという言葉を使ってない.彼のサイトも ultrasmall.org になってる.上部構造でやる人もISTでやる人も,たまにNSAと言わずに infinitesimal analysis という(古い)名前を使うことがある.

2018-03-16 01:25:30