VOCA2018 受賞作家によるアーティスト・トーク 碓井ゆい、梅沢和木[実況]
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「VOCA展 2018」開館しております。開館時間10:00~18:00(最終入場は17:30)会期中無休。 本日(3/24)15:00からアーティスト・トークを行います(事前申込不要、入場券が必要)。トークゲストは、碓井ゆい さん、梅沢和木 さん、森本愛子 さんです。本日もみなさまのご来館お待ちしております。
2018-03-24 11:25:41司会「絵画専攻だがあまり描いてないそうだが 碓井「私の頃は油絵がなんでもできる学科だった。大学ではほとんど描かず、そのうち布を。パッチワークをTシャツにつけて売ったのがきっかけか。
2018-03-24 15:09:51碓井「まわりは大きな絵を描いてたので手芸はどうだろうと内面化してたが、フェミニズムや社会の勉強をすると正攻法である手芸のほうがコンセプチュアルだと気づいた
2018-03-24 15:10:54碓井「まっさらな状態から日の丸キルトをテーマにした。通ってた高校、1999年だが、リベラルだったので日の丸君が代を使わなかったら新聞に載った。なぜ騒がれるのかと疑問で調査し、戦争被害から反対する人がいてそれは納得できた
2018-03-24 15:14:04碓井「2000年から安心日本のようなマーケティングやナショナリズムの高揚があり、そこに歪さがあった。日本は戦前のまま国旗を継続しており、そのつぎはぎな歴史をvocaに出すことにして中尾(推薦者)に相談した。もともと同期だったので友達のような方だ
2018-03-24 15:15:36碓井「クレージーキルトはアメリカパッチワークの手法で、19世紀のオリエンタルリズムが盛り上がった時に北斎のシンメトリーな文様が新鮮がられブームになった。20世紀にはオールドファッション。
2018-03-24 15:17:00司会「クレージーキルトで全体構成している、と。入手した既製品と自身で作ったものがある 碓井「草間彌生。こばやかわしゅうせいの国の盾が分裂しているが、私の本で真ん中が見えなかったことや、国のため死ぬことの問題からバッツリ切った
2018-03-24 15:19:37碓井「コムデギャルソンの07年コレクションを引用するが、これはどうみても日の丸で、日本の再構成がテーマだろう。ちょうど第一次安倍政権の時だ
2018-03-24 15:20:41碓井「古着屋で働いてるが、砂漠の嵐作戦のあからさまなTシャツがあり、エジプトの友人からあの時日本が参加したのが残念と言われたがそのわかりやすい図像に見えた
2018-03-24 15:21:59司会「女性像について 碓井「意識的だ。作品を女性らしいとよく言われる。しかし女性が政治社会問題をテーマにすると、そんなんわかるの?と言われたりする。だからそれをテーマにあえてベタに作っている
2018-03-24 15:24:38碓井「日の丸への寄せ書きや千人針ってレプリカが出回ってて、懐古主義でない、なぜそれが出回ってるのか、それも入れ込んだ。
2018-03-24 15:25:49司会「社会批評を入れてるのがvocaと異質だ。日本は社会批評のある美術作品が少ないのでぜひ頑張ってもらいたい。今後どのように展示をするのか
2018-03-24 15:27:39筆者トイレ休憩につき森本愛子さんのトークは記録できませんでした