ゼロ年代アニメの今とこれから
@lune_arashiro 特定のジャンルに特化してそのジャンルで素晴しい作品を描いても、その作家さんの作家性というかブランド力にはなりそうですよね。いや、どうなんだろ・・・それだとファン層が狭いのかな。
2011-04-08 13:40:45@tashirotakahiro そこらへん難しいです。例えばニッチなジャンルでも時代に合っていれば売れて、その作品=そのジャンル=その作家の作品性みたいなイメージになりますから。しかも日本の場合、生存しているジャンルが非常に多いので、全てが「大きくないジャンル」なんですよね。
2011-04-08 13:49:24@lune_arashiro ああ、へんに多様化、ハイコンテキスト化しているので、ジャンルが細かいんですね。今の漫画雑誌みたいなもんですね。
2011-04-08 13:53:06@tashirotakahiro ポリモルフィズムってやつですね。様々な規模での共通性を持ちつつも、それぞれ独自性も兼ね揃えている。しかしコンテクスト性を作家レベルで持つことができれば、これはジャンル跨ぎが容易になるということでもあるんですね。文字通り「掟破り」になりますが。
2011-04-08 13:55:58なんか脱構築のプロセスっぽいですよねw RT @lune_arashiro コンテクスト性を作家レベルで持つことができれば、これはジャンル跨ぎが容易になるということでもあるんですね。文字通り「掟破り」になりますが。
2011-04-08 13:58:37@tashirotakahiro まあ、似たようなものでしょうね。個人的には、それを知ったところでという話でもあるので、本当にヨタ話ではありますが。むしろ、漫画雑誌そのものみたいな単作品を作りたいですね。オムニバスとは別の意味で。
2011-04-08 14:01:31あ~おもしろそうですね!映画だと『ナイトミュージアム』的なw RT @lune_arashiro >漫画雑誌そのものみたいな単作品
2011-04-08 14:03:02@tashirotakahiro 恐竜出るで!
2011-04-08 14:05:40@tashirotakahiro ですね! 実際ハルヒでは、代表的なSF要素である「エイリアン」「サイキック」「タイムトラベラー」という存在を、殆ど舞台役者的に(自称させるだけて証拠らしい証拠はないが、信じざるを得ない)に出すという手法を用いていますね。
2011-04-08 14:10:37@tashirotakahiro 長門ちゃん?
2011-04-08 14:17:55@tashirotakahiro 長門ちゃんがロボットだから、ちょっと長門ちゃんだけ贔屓されてる。設定的に。
2011-04-08 14:19:43メタ演出的なキャラ設定、というかメタ叙述的なキャラ設定、というべきなのかね。舞台演目的とも言えるような。ゼロ年代ヒット作にある程度共通している。つまりハルヒ、ひぐらし、化物語は、「舞台演目の俳優」であるかのように俳優が行動している。
2011-04-08 14:40:18これってなかなか興味深いんだよね。一般には「会話芸」という名で流されているけど、恐らく作者の手法としてはもっと深い。で、私もほぼそういう手法で書いているので共感する部分が多い。
2011-04-08 14:41:50@lune_arashiro あ~キャラが脚本(構造)に引っ張られているって感じですかね。どれも見ていないので何とも・・・うみねこのなく頃に、は大学の後輩が好きで一話だけ観ましたけど、なんか・・・ついていけずw
2011-04-08 14:42:19@tashirotakahiro いや、逆ですね。キャラ自体が脚本構造を内包してるんですよ。だからメタ的。実際の舞台演目や、究極に言うとラジオドラマなどは、演出の不足を演技や台詞で補助しなくてはならない。そして小説も、会話が主体となるならその傾向を持つのがある意味自然なんですよね
2011-04-08 14:44:38@tashirotakahiro セカイ系とは少し違いますね。セカイ系の全盛期はゼロ年代前半だったので、それよりもポストです。セカイ系的設定は演出の一端にすぎず、日常性に重きを置いた形ですね。あと、セカイ系は表現手法の名称ではないので、言ってしまえばセカイ系であっても構わないです
2011-04-08 14:48:51@lune_arashiro 私もつぶやいて気付きました。荒城さんは今設定のことを言っているんじゃなくて表現方法の話をしているんだなって。すいません。
2011-04-08 14:50:44@lune_arashiro 単純に登場人物のセリフで読ませるタイプの物語ってことでしょうか。ライトノベルから出発したアニメなら確かにそりゃそうですよねw
2011-04-08 14:49:27@tashirotakahiro 「会話芸」と呼ばれる手法ですね。ただ先ほど挙げた作品はラノベと呼ぶには独特すぎるという特徴を持っています。何と呼んだらいいものか。「会話に頼る」理由が、「読者の持つコンテクスト性でデコードしてもらう」に重きを置いているのがラノベかと思います。
2011-04-08 14:53:54