新刊の参考文献です。 CiNii 論文 - 天上の雪原と地上の夜空に散りばめられた星々 : 宮沢賢治「烏の北斗七星」小考 ci.nii.ac.jp/naid/120004622… #CiNii CiNii 論文 - 宮澤賢治作品と戦争をめぐって : 「烏の北斗七星」を中心に ci.nii.ac.jp/naid/120005907… #CiNii
2018-03-20 21:22:47参考文献その2。 CiNii 論文 - 宮沢賢治のオノマトペ : 挿入歌や囃子詞にみられるオノマトペのリズム ci.nii.ac.jp/naid/110006979… #CiNii CiNii 論文 - 身体感覚を言葉で表現する言語活動に関する研究 : 宮沢賢治のオノマトペを中心として ci.nii.ac.jp/naid/120005686… #CiNii
2018-03-20 21:23:29その3。 CiNii 論文 - 東北方言オノマトペの特徴についての考察--宮沢賢治のオノマトペの場合 ci.nii.ac.jp/naid/120002235… #CiNii CiNii 論文 - 烏の大尉(少佐)と北斗七星の物語 : 地上の<祈り>と天空の<ひかり>と ci.nii.ac.jp/naid/110004688… #CiNii
2018-03-20 21:25:37その4。 CiNii 論文 - 宮沢賢治特有のオノマトペ : 賢治独特の非慣習的用法 ci.nii.ac.jp/naid/110008670… #CiNii CiNii 論文 - 宮澤賢治特有のオノマトペ : 慣習的オノマトペから音韻変化により派生した非慣習的オノマトペ ci.nii.ac.jp/naid/110007035… #CiNii
2018-03-20 21:26:50その5。 CiNii 論文 - 文学作品分析を通して人間認識を形成する一つの試み(<特集>人間科学の現状と課題) ci.nii.ac.jp/naid/110000471… #CiNii CiNii 論文 - 徴兵忌避者としての宮沢賢治--徴兵検査とその周辺 (特集 資料/史料としての文学) ci.nii.ac.jp/naid/120005482… #CiNii
2018-03-20 21:28:19今回の話を書くに当たってこのへん読んでて知ったのですが、「烏の北斗七星」という作品が「大尉」の戦争への忌避や争いのない世界への願いだという評価は、最近だいぶ否定されつつあるようで。そもそも宮沢賢治の人物像が、平和を愛し素朴な農業に身を置いた在野の作家というイメージがかなり違う。
2018-03-20 21:36:55烏の北斗七星は「きけ わだつみのこえ」の学徒兵・佐々木八郎の手記で取り上げられ、反戦テーマを強く認識させるに至っているようなのですが、作中で描かれる「烏の大尉」の苦悩では、対立する敵である山烏を共に手を取り合う相手として和平を探る相手として認識していないという指摘がありまして。
2018-03-20 21:38:58「大尉」は「この戦争をしなくて済むのなら私の身体は何度引き裂かれても構わない」と独白し涙を流すのですが、この大尉が望む平和というのは、山烏と和平を結んだり、彼らと共に歩むような相互理解の可能性を考慮せず、ただ命のやりとりがなされるような戦闘はこわいものだというそこに終始しており。
2018-03-20 21:43:05大尉は実際に戦闘で山烏を弑しているのですが、「おなかを減らした山烏」を19隻の艦隊で取り囲み倒すという方法で、山烏がの事情を一顧だにすることもなく(戦争ですら無いかもしれない)。そしてまた大尉は夢の中の恐怖として、山烏が烏と同じ近代化された軍隊や文明を持つことを恐れてもいる。
2018-03-20 21:46:20この、戦争を嫌がる一方で、真に和平の道を考えることすらなく、圧倒的な組織力と武力を備えて敵を駆逐する、片方の側の価値観にひどく偏った視点での「私が犠牲になってでもこの戦争をとめたい」という、妙ないびつさがに東方における地上と月面の対立に似ているなと思ったのが執筆の契機です。
2018-03-20 21:48:53【月の宴新刊】兎の北斗七星 | 銅折葉 #pixiv pixiv.net/member_illust.… 月の宴新刊のサンプルをpixivに上げました。だいたいこんな感じの文章です。(真似するだけで自分の文才やセンスや語彙のなさを実感する
2018-03-22 21:49:27「宮沢賢治本人が東方二次創作した本です」って言われたら信じて読むレベルでした。なにこの小説、謎の技術。 月兎の軍隊生活が宮沢流童話チックに書かれてて、それがすごくしっくり来てて、この構想は文章力あっての賜物だなって。めっちゃいい・・・おいでませイーハトーヴ月面支部・・・ twitter.com/domioriha/stat…
2018-03-25 22:09:29【#東方合同祭事 #月の宴 告知】 新刊「兎の北斗七星」B6版42ページ500円。 宮沢賢治の「烏の北斗七星」をモチーフに、月面時代の鈴仙の日常を書いたお話です。表紙はenclosed0さんに描いていただきました。 夜05「折葉坂三番地」 3/25(日)にて。 折葉坂三番地情報Blog oruhazaka.dojin.com/infoblog/ pic.twitter.com/En06KqSk6I
2018-03-20 19:49:07おしながき出ようですので。「気になるサークル」ということで折葉坂三番地の「兎の北斗七星」をご紹介頂けることになりました。見てね! 【ニコ生(2018/05/04 19:00開始)】東方ステーション #12第十五回博麗神社例大祭直前スペシャル #東ステ #東方 nico.ms/lv312006165?re…
2018-05-04 17:15:51陣地構築完了! #川崎読書会 昨日の東方ステーションで紹介されていた折葉坂三番地御中の『兎の北斗七星』も持ち込んでま。 pic.twitter.com/sThh66mZbz
2018-05-05 08:55:47折葉坂三番地「兎の北斗七星」(著:銅折葉氏)読了。 モチーフとなった「烏の北斗七星」の作者である宮沢賢治の香りを強く感じる一作。物語のラインも「烏の~」に準えつつ、しっかり東方で月兎の話に落とし込んでいるのは圧巻。賢治好きとしては表紙絵を描かせてもらえて幸せでした。
2018-05-07 22:54:30「兎の北斗七星」銅折葉様 (@domioriha) pixiv.net/member_illust.… 今回読めて嬉しかったので。 pic.twitter.com/gIduZb6LNN
2018-05-09 01:34:09⚡️ 「兎の北斗七星 (著:折葉坂三番地、作:銅折葉)感想垂れ流し」(作成者: @amibaabababa) twitter.com/i/moments/9938…
2018-05-09 04:43:06【兎の北斗七星】 宮沢賢治の「烏の北斗七星」をモチーフにした短編と聞いて、ワクワクしながら購入。美しい藍色の本文に、賢治本人と見紛うばかりの文体に驚く。印象深い表紙も良い。一方で内容は思った以上に烏の北斗七星だったのだが、穢れ等の東方要素の扱い方などが上手くて引き込まれた。(続
2018-05-12 20:37:48承前)また、一々表現が小粋でとても良い。耳憑だとか、二十一本の炭素の籠とか、むしろこの設定でがっちり、折葉さん本人の文体で読みたかったなぁと感じるくらい。そしてこれもまたラストシーンが良かった。最後が遠景で終わる話は良いものばかりだ。穢れた星の美しさよ。
2018-05-12 20:40:39折葉坂三番地「兎の北斗七星」の感想。賢治風の文体と装丁で綴られる一羽の玉兎の「日常」。青い文字と頁の質感が穢れのない月面の薄ら寒さを表現している上に、寂寥感漂う戦闘描写は百年戦争時代のボトムズを見ているかのよう。そこに感情と体温をもって存在する(続く
2018-10-26 00:20:24生物に、月という世界はどこまでも無機質な存在たることを強いる。原作において描かれたのどかな月の都の本質が暴かれる、二重の意味で月の裏側を晒す小説だと思った。昔から賢治が描く宇宙には「寒さ」を感じることが時折あったが、その温度感の本質は穢れなき月の青白さに通じる物なのかも知れない。
2018-10-26 00:23:11