三重大学・勝川俊雄准教授の魚による放射性物質の生物濃縮に関連するツイート 4月8日

水産資源管理の専門家である勝川俊雄・三重大学准教授(@katukawa)がツイートされたものの中から魚による生物濃縮に関係したツイートをまとめました。
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勝川 俊雄🐬 @katukawa

IAEAが海洋環境モニタリングについて説明したスライド。高濃度の汚染は沿岸30-10kmに集中。新たな放出が無ければ、30km沖合の濃度は減少を続けるだろう、とのこと。 http://www.slideshare.net/iaea/7-april-marine-pres

2011-04-08 08:39:55
勝川 俊雄🐬 @katukawa

東電海水データ。沿岸は、27日から減少傾向だったのが、4日から再び上昇している。高濃度汚染水が漏れ出した影響か。沿岸は北側で41000Bq/Lと高濃度。15km沖合も北側で高い。 http://bit.ly/hMlVp0

2011-04-08 10:33:57
勝川 俊雄🐬 @katukawa

東電の海水データは、北東への流出が強いとする、フランスの研究機関のシミュレーションと良く一致している。 http://sirocco.omp.obs-mip.fr/outils/Symphonie/Produits/Japan/Movies/Map_Section.png

2011-04-08 10:37:22
勝川 俊雄🐬 @katukawa

東電のプレスは、定点度毎に別のPDFを開かないといけないので、面倒くさい。まとめのグラフもPDFであるんだけど、こちらには数値が入っていないから不便。そもそも、htmlで、時系列で、数値を出すべきだろう。

2011-04-08 10:42:02
勝川 俊雄🐬 @katukawa

ノルウェーバレンツ海における、セシウム137の生物濃縮に関する論文。オキアミなどの動物プランクトンは海水の10倍、ネズミイルカは海水の165倍に生物濃縮される。この論文のFig.2はとてもわかりやすい。 http://bit.ly/e5r837

2011-04-08 13:01:23
勝川 俊雄🐬 @katukawa

北極海に廃棄された核物質の生物濃縮に関する論文(PDFを落とせます)。Table2に、様々な生物の、核種毎の濃縮係数の一覧表がある。 http://bit.ly/i6Z7Np

2011-04-08 13:07:43
勝川 俊雄🐬 @katukawa

Cs137の濃縮係数: 軟体動物 63倍、甲殻類 52倍、魚の筋肉 146倍、 海鳥の筋肉 414倍 http://bit.ly/i6Z7Np より引用。

2011-04-08 13:18:49
勝川 俊雄🐬 @katukawa

「セシウムは、カリウム(野菜や果物に多く含まれる)と同じように、魚の口から入り、えらや尿から出て行きます。このため、たとえ放射性セシウムが魚の体内に入っても蓄積しません」と断言しているこのサイトは、風評の流布にならないのだろうか。 http://bit.ly/gXsFC0

2011-04-08 13:21:04
勝川 俊雄🐬 @katukawa

先ほどの調理の影響の論文について、誤解されているようなので、補足。魚を調理しても、【放射性物質の総量は変わらない】です。湿重量で100Bq/kgだった魚が、乾燥して重さが半分になったら、200Bq/kgになるよね、ということです。 http://bit.ly/eCYuuW

2011-04-08 16:51:46