図書室のネヴァジスタ 2018エイプリルフールまとめ
お久しぶりです! エイプリルフール企画できなそうだったので、お知らせを兼ねてブログを更新いたしました。一部メディアでお知らせさせていただいた件についても触れています。相変わらずののんびり活動ですが、今後ともよろしくお願い致します。 tarhs.com/blog.html pic.twitter.com/IUNYCvNixg
2018-03-31 22:07:10それから流行りのやつ、設置してみました!お返事は明日以降に。返信はできる範囲になってしまうかもしれませんが、キャラへのお問い合わせもどうぞ。 marshmallow-qa.com/neversista?utm… #マシュマロを投げ合おう
2018-03-31 22:43:03僕は槙原渉。高校教師。 ある事件がきっかけで、僕は教師になる前から決めていた。 絶対に、生徒たちの言うことを疑わないと――。 でも、今日はエイプリルフールだ。 pic.twitter.com/8LNjpEYE6u
2018-04-01 00:10:51日付が変わった瞬間、久保谷くんが僕の部屋に現れた。 【久保谷瞠】 特徴:明るいお調子者。 特技:相手の顔色を見て心情を的確に察する。 誰かのために息をするように嘘をつく。 4月1日生まれ(仮) 「マッキー、大変だ! レンレンとかやっぺが殴り合いのケンカしてる!」
2018-04-01 00:10:52僕は久保谷くんの真摯な眼差しを信じた。 「なんだって!? 大変だ。すぐに止めなくちゃ」 慌てて部屋を出ようとしながら、久保谷くんに尋ねる。
2018-04-01 00:25:09「原因はなんなの?」 久保谷くんは弱り果てたように眉を下げた。 「俺もよくわかんないけど……。もしかしたら、俺の誕生日のことが原因かも。だから、あんま、俺からどっちが悪いとか突っ込んで聞けなくて……」 なるほど。道理で日頃てきぱきしている久保谷くんが、僕に助けを求めに来たわけだ。
2018-04-01 00:39:26納得しかけたその時、白峰くんが姿を現した。 軽く叱るように腕を組んで、久保谷くんを見つめている。 【白峰春人】 特徴:大人っぽい斜に構えた細身の生徒。 特技:意味ありげな言葉で煙に巻く。自分たちの事情に無遠慮に介入すると恥をかく可能性があることを示唆して、他者を遠ざける。
2018-04-01 00:39:26「瞠。いい加減に茅の言うこと聞くの止めたら」 白峰くんは叱るように腕を組んで、久保谷くんを見つめている。 「先生、遅くまでお疲れ様。殴り合いなんてしてないよ。辻村も茅も短気な子供じゃないんだから」
2018-04-01 00:39:27僕は白峰くんを信じた。 「そうだね。白峰くんの言う通りかも……」 久保谷くんは傷心に目を瞠った。白峰くんを信じるということは、久保谷くんを信じないということだ。 もし、久保谷くんが正しかったらどうしよう? 久保谷くんは今日誕生日なのに……。
2018-04-01 00:47:07僕は久保谷くんを信じることにした。 「二人の様子を見に行くよ」 「先生……」 白峰くんがかすかに眉を寄せる。彼の言葉を遮るように、僕は微笑んだ。 「ケンカしてなかったらそれでいいんだし、ケンカしてるんだったら止めなきゃ。久保谷くんがこんな嘘つくはずないしさ」
2018-04-01 00:56:46同意を求めて、久保谷くんを振り返る。 「もちろん。こっちだよ、急いでマッキー!」 久保谷くんは僕の目を見ずに、僕の腕を引いて部屋を出た。 久保谷くんが向かった先は……。
2018-04-01 00:56:47僕は辻村くんの部屋に向かった。 いつの間にか白峰くんはいなくなっている。久保谷くんと一緒に扉を開けて僕は息を飲んだ。 辻村くんが茅くんに馬乗りになっていたのだ。 「槙原……」 辻村くんが驚愕を浮かべて僕を振り返る。 ぐったりとして動かない茅くんの首には、制服のネクタイが巻かれていた。
2018-04-01 01:10:51さすがにエイプリルフールだろう。 久保谷くんを振り返ると、久保谷くんはさっと目を逸らした。 呆れながら、口を開こうとすると、辻村くんが何やら目配せをしている。 何か伝えたいみたいだけど、何を伝えたいんだろう? 逆に言えば、誰に何を気づかれるとまずいんだろう? 僕は……。
2018-04-01 01:22:44(書き忘れすんません) 【辻村煉慈】 特徴:長身で尊大な生徒。文学小説家。 特技:饒舌で無遠慮。口先で相手を追い詰めるのが得意。料理上手。インテリ。 【茅章弘】 特徴:眼鏡を掛けた優等生。スポーツ万能。 特技:頭脳派に見えて肉体派。何事もなければ牧歌的で温厚。
2018-04-01 01:28:01僕はとっさに驚いたふりをした。 「なにやってるんだ、二人とも!」 多少演技がかった声で驚いてみせる。だけど、僕よりもひどい演技をしてみせたのは辻村くんだった。 「ちっ、まずいところを見られた。ずらかるぜ!」
2018-04-01 01:34:55雑な台詞を言い捨てるなり、辻村くんは倒れた茅くんを残して去っていってしまった。 辻村くんは普段ならもっと語彙に富んでるのに、今夜は投げやりすぎる。 僕は茫然としながら……。
2018-04-01 01:34:55僕は茅くんの様子を見に行った。 ネクタイを巻かれて、瞼を閉じたままの茅くんの肩をそっと揺する。 「茅くん、大丈夫? 何してるの?」 茅くんはうっすら目を開けて、久保谷くんを見やると、考え事をするように黙り込んだ。 僕の耳元に小声で囁く。 「少し事情があって」 「そうみたいだね」
2018-04-01 01:52:57「ネクタイ取ろうか?平気?」 僕が首元に指を添えると茅くんは嬉しそうに瞳を細めた。 「死んだふりをするのは楽しかったです。死ぬことを考えるのは怖いけれど、死んだふりだとわかっていれば、僕を思って狼狽える人たちのことばかり頭に浮かんでくるから」 その時、二段ベッドから枕が飛んできた。
2018-04-01 01:52:58「あいたっ」 枕の当たった頭を撫でて、僕は二段ベッドを振り返った。 「全然ダメ」 そこにいたのは和泉くんだった。ベッドの中でくしゃくしゃになった髪のまま、不機嫌に猫のような瞳を細めている。 「瞠も、晃弘も、したいことしてばっか。全然僕の思う通りじゃない」 「和泉くん」
2018-04-01 02:06:25【和泉咲】 特徴:淡白で無機質な小柄な生徒。 特技:癇癪 和泉くんの怒った顔を見て、茅くんは少し慌てた。茅くんの慌てた様子に久保谷くんが不思議そうにしている。 僕は妙な気配を感じた。また、この子たちの思惑は、ひとつにまとまっていないのか?
2018-04-01 02:06:25二段ベッドから降り立って、和泉くんが小さな体で言い放つ。 「みんながめちゃくちゃにするなら、僕だってめちゃくちゃにする」 茅くんは慌てながら、僕の袖を何度か引いた。 「先生。救急車を呼ぼうとしたり、頭を抱えて部屋をうろついたりしてもらえませんか?」
2018-04-01 02:06:26気まずい傍観者のようだった久保谷くんが前に一歩踏み出した。 「俺や茅サンのしたいことって? おまえが言い出したんだろ?」 和泉くんは不服そうに口を曲げた。 「違う。僕はミスリード」 意味がわからずに、沈黙が落ちる。 直後、真夜中の寮にインターホンが鳴り響いた。
2018-04-01 02:06:26また無計画に始めるからこんな時間になってしまった……。申し訳ない。明日の20時ごろ再開予定です! ラストのアンケートは長めに設定してあるので、起きて気づいた方もぜひお付き合いくださいませ! 久々に遊べて楽しかったです、ありがとうございます!
2018-04-01 02:08:58昨夜から構って頂いておりまして、ありがとうございます!後ほど再開予定です。名前誤字とか…幽霊棟なのに二段ベッドがあるとか…チェックも甘くて即興ガバガバ進行ですみません。前途はミスです、申し訳ないです。
2018-04-01 19:47:42マシマロもたくさんありがとうございます! とりあえず一番乗りのものにお返事を。 賢太郎は乗り換えたら負けかなと思ってるのでまだ紙タバコ吸ってそうです。シナリオ担当はアイコスに乗り換えました。 #マシュマロを投げ合おう marshmallow-qa.com/neversista?utm… pic.twitter.com/YEyR4MstdG
2018-04-01 19:56:24