モノからの幽体離脱 --- ある数学史試論

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uroak_miku @Uroak_Miku

青春はすべてがファーストコンタクト。

2018-04-06 02:46:58
uroak_miku @Uroak_Miku

昨日まで何の疑いもなく足場にしていたのが、今日はもう揺らいでいる。できのいいラブコメを楽しんでいる気分で乗り越えていこう。

2018-04-06 03:03:44
uroak_miku @Uroak_Miku

「みかん一個と一個をあわせると二個」という実例を挙げながら「1+1=2」を教える小学校の先生に、「どろだんご1個と1個をあわせても1個じゃないですか」と真顔でかみついたエジソン少年はついに放校された。私が教師でも放校したくなる、けれどこの問いかけにこそ数学の真のテーマがあるの。

2018-04-06 03:06:20
uroak_miku @Uroak_Miku

amazon.co.jp/dp/4044002460/ 1+1=2の絶対性を保証するのは、かつては「みかん一個と一個で二個」だった。しかしどろだんごでは通用しなくなる。ここから分子や原子という別の単位を仮説的に提示してつじつま合わせしたのが科学。やがてエネルギー保存則に取って代われた…本書はお勧め。

2018-04-06 03:10:05
uroak_miku @Uroak_Miku

相対論によってエネルギー保存則は否定され、むしろ運動量を基準においた質量=エネルギー論に科学は進化。同時に数学は「1+1=2」の絶対性をモノに置くことがかなわなくなった。自律を迫られた。相対論登場前からすでにヒルベルトたちはこのことに気が付いていた。

2018-04-06 03:12:16
uroak_miku @Uroak_Miku

このところ数学史が気になってしかたがないのは、私自身がまさに今、モノに頼らないでどこまで知性の自律と自立が果たせるか、ブラックホールとにらめっこしている日々を過ごしているから。

2018-04-06 03:15:55
uroak_miku @Uroak_Miku

あ、これってキャラクター論に応用できるね。架空の存在、身体を持たない絵であるはずなのに、まるで実在の人気俳優であるかのように法で保護されるのはどうしてなのか? pic.twitter.com/vku8e7eW1V

2018-04-06 03:40:35
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