なんか懐かれちゃったな……なんて思ってるカドック先輩と、先輩にいっぱいわがまま言っちゃう後輩のアナスタシアちゃん。 これでアナスタシアに「先輩」と言わせることが出来る。完璧だ。
2018-04-07 12:53:51ただ1人の天文部であるアナスタシア先輩に惹かれて入部するけど、ドタバタ振り回されて辟易しつつも卒業してしまう時には泣きながら悪態をつくカドック後輩
2018-04-07 12:55:01アナスタシア先輩、中学卒業で急に消息を絶ってカドックくんがめちゃくちゃ荒れるもAチームの人たちとの出会いとかで色々あってやっと落ち着き始めた二年後に同じ高校に後輩として入学してくるくらいの勢いがある
2018-04-07 12:58:52「あらカドック。無愛想な顔がいつにも増して歪んでるわよ」 「……うるさいな。いつも迷惑かけられてきたんだから、ストレスなんじゃないの」 「私にあげるブローチ持って泣きながら言うセリフかしらそれが」 「……泣いてない」 「泣いてるじゃない」 「泣いてない!!」 「カドック……」
2018-04-07 13:03:24「なんだよ。いつも僕を振り回すだけ振り回して、あっさり卒業なんて。ふざけるなよ……」 「貴方、迷惑そうだったじゃない」 「あぁ。迷惑だったし煩かったし、周りからは変な目で見られるし、僕みたいな凡人とキミみたいな女性は釣り合わないし散々だったさ」 「…………」 「……でも、好きなんだ」
2018-04-07 13:03:24「僕みたいな凡人となんでいつも一緒にいたのかとか、こっちの言うことまったく聞いてくれなかったとか、そんなことどうでもいいくらい好きなんだ。天真爛漫なキミも、たまに翳ったキミも、アナスタシアという女性のことが、僕は……!」 「……そこまでよ、カドック」 「っ……」
2018-04-07 13:24:14「ふふ、ありがとう。嬉しいわカドック。貴方、いつも無愛想だったから本心が分からないのよ」 「……余計なお世話だ」 「まぁでも、こういう時に素直になれるっていうのは好感度上がるわね」 「また僕をからかって……」 「……好きよ、カドック。また縁があったら会いましょう」 「アナ、スタシア」
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