2018.4.10-11、17 東電刑事裁判 第5回、第6回、第7回公判 関連ツイートまとめ

「何もしないためには、何でもする東京電力」
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添田孝史 @sayawudon

2001年11月19日に東電と日本原電か開いた「津波に関する情報連絡会」の議事メモが、東電刑事裁判の10日の公判で出てきた。これすごい。

2018-04-10 12:41:37
添田孝史 @sayawudon

長期評価は確率論で扱う、だからサボってたわけではないという、国や東電が民事裁判で使っていた言い訳は、じつは何もしない言い訳だったと認めている。

2018-04-10 19:28:34
添田孝史 @sayawudon

本日の証人尋問でも、検察官役弁護士の「2002年7月の長期評価の発表直後、保安院からどう考えているのか説明を求められたか」という質問に、高尾氏は「確率論で検討して取り扱うと説明して了解をいただいた」と答えた。これは昨日ツイートした川原修司陳述書とメールの記述と一致するが、確率論は

2018-04-10 19:34:37
添田孝史 @sayawudon

実質なにもしないですのよホホホ、ということを東電が認めていたわけだ。

2018-04-10 19:35:34
内田 @uchida_kawasaki

2018.4.10 福島原発告訴団: 第5回公判 東京地裁前行動 kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2018/04/blog-p…

2018-04-11 16:55:17
リンク kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com 第5回公判 東京地裁前行動 今朝は、福島原発刑事訴訟の第5回公判の傍聴券を求めて、165人が並びました。 告訴団と支援団は、8時20分から東京地裁前でアピール行動を行いました。 東京地裁前スピーチ(要約) 佐藤和良 福島原発刑事訴訟支援団 団長 今日の公判は、証人尋問が行われるというこ...
内田 @uchida_kawasaki

2018.4.11 福島原発告訴団: 刑事裁判傍聴記 津波担当のキーパーソン登場:第5回公判(添田孝史) kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2018/04/blog-p…

2018-04-11 16:46:59
リンク kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com 刑事裁判傍聴記:第5回公判(添田孝史) 津波担当のキーパーソン登場 4月10日の第5回公判は、希望者165人に対し傍聴できたのは68人だった。 この日の証人は東電の高尾誠氏。私が高尾氏の姿を見たのは6年ぶりだった。ずいぶん白髪が増えていたが、表情は以前よりすっきりした感じに見受けられた。武藤栄元副社長の津波...
添田孝史 @sayawudon

巨大津波想定「元副社長の方針 “予想外”」東電社員証言 | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2018…

2018-04-10 21:18:40
リンク NHKニュース 巨大津波想定「元副社長の方針 “予想外”」東電社員証言 | NHKニュース 福島第一原発の事故をめぐり東京電力の元副社長ら3人が強制的に起訴された裁判で、東京電力の津波対策の担当者が証人として呼ば… 2 users 59
添田孝史 @sayawudon

この記事、ちっとも面白くない書き方。本日の最重要ポイントをおさえていない。 津波の可能性、旧東電担当者が証言 信頼性に疑問も:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASL4B…

2018-04-10 21:20:12
リンク 朝日新聞デジタル 津波の可能性、旧東電担当者が証言 信頼性に疑問も:朝日新聞デジタル 福島第一原発事故をめぐり、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力元会長の勝俣恒久被告(78)ら旧経営陣3人の第5回公判が10日、東京地裁であった。事故前、東電の「土木調査グループ」で同原発の津波… 5 users 11
添田孝史 @sayawudon

きょうは、この書き方がわかりやすい。朝日不合格。 東電旧経営陣公判:津波対策先送り「予想外」 試算担当者 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20180…

2018-04-10 21:22:09
リンク 毎日新聞 東電旧経営陣公判:津波対策先送り「予想外」 試算担当者 - 毎日新聞 東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電旧経営陣3人の第5回公判が10日、東京地裁(永渕健一裁判長)であった。事故前に想定津波の試算を担当していた男性社員が出廷し、元副社長の武藤栄被告(67)らが津波対策を先送りしたとする検察官役弁護士側の主張に沿い「(先送りは)予想 2 users 18
添田孝史 @sayawudon

公判を聞いていて、いくつか疑問が浮かんだ。東電は、他の電力会社とも連絡をひんぱんに取り合っていたことがこの日の公判で示された電子メールで明らかになった。それによると2008年7月時点で、東北電力はバックチェック最終報告書を2008年12月に予定していた。ところが実際には2010年春まで延ばさ

2018-04-10 23:30:43
添田孝史 @sayawudon

れ、報告書も公開されなかった。背景に、東電が津波想定を先延ばしたことがあるのではないのだろうか。東北電力が先行して最終報告を出すことに、東電が抵抗したのではないか。東北電力が先にだせば、東電が高い津波の対策ができず最終報告を先延ばししていることが明らかになってしまうからだ。

2018-04-10 23:31:39
添田孝史 @sayawudon

もう一つは、東北大学・今村文彦教授の意見が変わってしまったことだ。今村教授は、原発の安全審査にかかわる津波の専門家として、東電も重く見ていた。2008年2月26日に高尾氏が面談した時は、「福島県起き海溝沿いに大地震が発生することは否定できないので波源として考慮すべきであると考える」と話

2018-04-10 23:32:44
添田孝史 @sayawudon

していたと、公判で示された東電の記録でわかった。またアンケートでも、長期評価を支持する方に多くの重みを置いていた。  しかし住民らが東電や国を訴えている集団訴訟に、今村教授が出した意見書では「福島県沖の日本海構沿いでも発生することを想定した津波対策をすべきであったとはいえない」と

2018-04-10 23:33:28
添田孝史 @sayawudon

述べている。今村教授はいつ、考えを変えたのだろうか。それはなぜか。これも今後の公判で解明を期待したい。

2018-04-10 23:34:10

添田孝史 @sayawudon

さて、10日の公判で出てきた重要な資料をもう一つ紹介。 2008年7月28日に開かれた津波に関する4社情報連絡会の議事録 東電高尾氏、東北電力、JAEA、東電設計の安中氏らが出席。 以下、高尾氏の発言。 ◯対策工を実施する意思決定までにはいたっていない。 ◯防潮壁、防潮堤やこれらを組み合わせた対策

2018-04-11 19:40:48
添田孝史 @sayawudon

工の検討を10月までには終えたい。 ◯津波のハザードの検討結果から従来の土木学会の手法では10のマイナス3乗のオーダーで、今回の推本の津波評価が10のマイナス5乗のオーダーである。地震のハザードが10のマイナス5乗オーダーであることから、推本の津波も考慮すべきであると社内調整を進めている

2018-04-11 19:41:42
添田孝史 @sayawudon

海渡弁護士の解説によれば、8日後の武藤氏のちゃぶ台返しの直前まで、土木調査Gの技術者たちは長期評価を前提とすることを当然と考えてやるき満々で仕事を進めていたことを示す資料であるという位置づけだ。

2018-04-11 19:48:00
添田孝史 @sayawudon

ちゃぶ台返し後の2008年8月6日に高尾氏が作成した「推本見解に対する今後の対応方針について(案)」も興味深い。 推本見解が否定できるかどうかについて、 ①土木学会のアンケートで、阿部氏が推本見解側に1.0の重みをつけており、不可能 ②今村も0.6 無視することは困難。 ③推本見解を否定できる地

2018-04-11 19:54:07
添田孝史 @sayawudon

震学的データが無い(南北の差別化は可能かも) 推本見解を採用した途端に既往評価水位を大幅に上回るため、必要となる対策を短期間にとることは不可能。 この文書について、高尾氏は「土木調査Gとしての見解」と証言した。

2018-04-11 19:56:10
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