田原総一朗さん４月８日のつぶやきの一部

田原総一朗 @namatahara

政府の発表する事実とマスコミが報道すべき事実は違う。政府は確証が得られた事実しか発表しない。だから３月１２、１４の間に１、２、３号機で炉心熔融がおきているのに発表しなかった。

田原総一朗 @namatahara

専門家達は当然熔融ありと判断したはずである。政府はともかく既存のジャーナリズムは信頼出来る専門家達に推測させれば、炉心熔融ありと判断出来たはずである。それをせず政府発表に従った。戦争中の大本営発表のようになった。

田原総一朗 @namatahara

それが無難だと判断したのだろう。３月２７日に建屋下部のトレンチで高濃度の水が見つかり政府は１、２、３号機で炉心熔融ありと認めた。するとそれまで中途半端な報道を行っていた既存メディアが危険危険の氾濫となった。それが無難と判断したのだろう。

田原総一朗 @namatahara

そして風評被害を撒き散らしている。この国のジャーナリズムに問題ありだ。

田原総一朗 @namatahara

福島原発の冷却装置の稼動の見込みはついていない。完全なその日暮らしである。その意味では極めて深刻だ。

田原総一朗 @namatahara

しかし、３０キロ以遠の放射性物質の濃度は明らかに低下している。これをごっちゃにして危険だ危険だと騒ぎ立てるのは、それこそ危険である。

田原総一朗 @namatahara

日本で新たな原発を建設するのは無理だろう。だが、例えば今年の夏、電力が約１５００万キロワット不足する。これを現在の発電機能で満たすのは困難だ。

田原総一朗 @namatahara

これからのエネルギー源をやはり原発に求めるのか。それとも脱原発で新しいエネルギー開発に取り組むのか。もちろん後者が必要だが、だからと言って脱原発と軽々とは言えない。

田原総一朗 @namatahara

１５００万キロワットの不足に対応するには、大手の工場は電気の消費量を３０%削減しなければならない。そうなれば当然日本の産業力が落ち、日本の経済はダメージを被る事になる。