【2018.4.14 市民社会フォーラム講演 高野徹氏 福島県民健康調査における甲状腺スクリーニング検査の倫理的問題】と【福島県立医科大学が出す論文の問題】について

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福島県民健康調査における甲状腺スクリーニング検査の倫理的問題(高野徹阪大医学部講師2018/04/14) – 市民社会フォーラム http://shiminshakai.net/post/3292
資料は、上記ページ内にリンク有り
動画 https://youtu.be/GLoscvK7Ego

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

え、このWilliams論文が髙野氏いわく「学会のコンセンサス」ってまじですか? 2014年の欧州甲状腺学会学術集会での発表に基づき、山下俊一氏も編集員のひとりである学会誌に、投稿が受け取られた4日後に受理されたやつですね。 詳細ツイートまとめ togetter.com/li/867695 togetter.com/li/870042 twitter.com/iPatrioticmom/…

2018-04-16 01:43:57
iPatrioticmom @iPatrioticmom

多段階発癌説  2015年 ケンブリッジ大学の論文 Thyroid Growth and Cancer ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P… 学会のコンセンサスというのはこれのことらしい。 pic.twitter.com/uxSSGwRrbI

2018-04-15 22:22:11
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

Williams氏が、甲状腺乳頭がんのほとんどが幼児期や小児期に発生すると提案された根拠のひとつに、「福島での原発事故の小児や思春期の青年での自然発生の甲状腺乳頭がんの有病率が高いこと」が挙げられているけれども、 twitter.com/YuriHiranuma/s… twitter.com/YuriHiranuma/s…

2018-04-16 01:50:25
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

内容は、甲状腺乳頭がんの発生機序モデルの提案と、微小がんの名称と治療プロトコルの再考の必要性、みたいな感じ。甲状腺乳頭がんのほとんどが幼児期や小児期に発生すると提案し、その根拠として、自然発生の甲状腺がんの増加、放射線誘発性のリスクが乳児期の被ばくで多いこと、

2015-08-31 12:41:16
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)そして福島事故後の超音波検査で明らかになったように、小児や思春期の青年での自然発生の甲状腺乳頭がんの有病率が高いことなどを挙げている。 (くくっちゃったみたいですね、福島県の甲状腺がんが「自然発生」だと。まだ2巡目終わってないんだけど。)

2015-08-31 12:42:09
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)元の発表が行われた欧州甲状腺学会が開催された2014年9月時点では、1巡目の結果は出揃っておらず、2巡目の悪性症例の結果はまだ出てなかった。その段階で、1巡目の結果が「自然発生」だと確定し、「甲状腺乳頭がんのほとんどが幼児期や小児期に発生する」という仮説の根拠に加えた、と。

2018-04-16 01:54:10
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

そしてここにきて、県民健康調査検討委員かつ甲状腺検査評価部会員を現在兼任されている大阪大学の高野徹氏が、委員会と評価部会のみならず、現役委員としては異例の一般公開の「講演会」で、一研究者の時期尚早ではないかと思われる仮説を「学会のコンセンサス」であると紹介されているわけですか。

2018-04-16 01:59:25
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(素人目から見ても、学会で発表されたからと言って、学会のコンセンサスであるとは限っていないのではないかと思うけれども。)

2018-04-16 02:02:17
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

この論文、2015年の市民科学者国際会議でも話題になったと記憶している。その会議で、Willams氏と一緒にチェルノブイリの甲状腺がんの調査を行われたベーヴァーストック氏は、まだ科学的結論を出すのは早い、と言われていた。 twitter.com/YuriHiranuma/s… twitter.com/YuriHiranuma/s…

2018-04-16 02:06:02
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

影浦氏:Williams氏の図がどこから来たかの確認をしたい。 ベーヴァーストック氏:Willams氏は、一巡目で見つかっている症例数は驚くほど多く、その理由はわからないが、放射性誘発性だとは思っていない。 影浦氏:部分的データに基づく仮説である、と確認できた。

2015-09-21 17:51:31
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津田氏:チェルノブイリの非暴露群のスクリーニングでは一人も見つかっていない。 ベーヴァーストック氏:津田氏の議論は自分に対してでなく、Williams氏に対してのもの。自分は科学的見地から結論は今は出せないと思っている。

2015-09-21 17:56:46
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ベーヴァーストック氏はずっと、科学的な解析は3巡目の結果が出るまでできないと言われてきているけれど、その3巡目の結果というのが、これまでにもまして、福島医大内部の研究者でないとまともなデータにアクセスできないような報告発表になっているのは、偶然ではないのでしょうね。(棒)

2018-04-16 02:09:49
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

福島医大は、3巡目の結果を外部研究者の解析ができない方向に持って行く一方、いまだに1巡目の結果をあれやこれやとクリエイティブに解析した論文を出し続け、放射線影響の有無をまともに調べる前から、そんな影響はないという仮説を支持するのに全力を挙げてるのだなという印象をぬぐいきれない。

2018-04-16 02:13:19
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

そして、「当事者機関」とも言える福島医大が出す論文は、海外の研究者らには、「小児・思春期での甲状腺疾患の疫学データ」として認識されている。そして、すべての事情をよくわかっていない海外の研究者のひとりが打ち出した仮説が、いつのまにか「コンセンサス」とされているという状況。

2018-04-16 02:18:06

関連まとめ(一部)

まとめ 【2017年4月発売 甲状腺がんと原発事故・チェルノブイリと福島の長期後遺症】関連メモ この本は、実質、日本財団主催の第5回国際会議の内容のまとめ。 論文(PDF ダウンロード可能なところ) https://www.researchgate.net/publication/315773453_Long-Term_Analysis_of_the_Incidence_and_Histopathology_of_Thyroid_Cancer_in_Ukraine_in_Adult_Patients_Who_Were_Children_and_Adolescents_at_the_Time_of_the_Chernobyl_Accident 2833 pv 37