
徳川家康は「地味、質素、武骨」?…いや、むしろ派手で万能なラノベ系チート?~続「勉強家・文化人の家康」
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gryphonjapan
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これから徳川家康に関するまとめを作るのだけど、自分的にはこれの続編。同じネタを何度も作るな、とも言われそうだが、こういうのはむしろ積み重ねていくもんだ、と思う(自己正当化) 「勉強家・文化人」としての徳川家康~細川幽斎との交遊などを中心に - Togetter togetter.com/li/974880
2018-04-26 02:36:10

昔の戦では格好で戦意を喪失させるのも重要だったらしい。江戸時代の書物で四国の資料を編纂した「南海通記」に次の記事がある。 「上方武者は武具奇麗にして光輝き、武者は指物をきっとさしていかめしき體なり四国は鎧毛腐りて麻糸を持って着て腰小旗を横たわりにさして上方武者には似るべくもなし」
2018-04-23 22:54:02
因みにここで言う上方勢は豊臣秀吉、四国は長曾我部。このあと続く文章は「十に一つも相対すべきことなし。」
2018-04-23 22:55:57
『へうげもの』で徳川家康が汚い格好をしているのを信長に問われて「民あっての身分なので、清貧こそ大名の心得と存じます」と言ったら、信長が半笑いで「貢ぐ対象がみすぼらしくて喜ぶ奴がいるか?」と言ってたのを思い出した。思い出しただけだけど。
2018-04-23 19:24:27
徳川家康with三河衆は、超ドハデ好きのファッショナブル集団だった事は折に触れ主張したい所存。家康が地味なのは刀の拵とか、そういう部分だけであって
2018-04-24 10:00:24
@1059kanri すごい納得しました……。戦国初期の永正年間の頃には、三河地域にすでに綿産業があって、年貢として木綿が納められたという話を着物好きな界隈から聞いたことあります。
2018-04-24 10:07:58
色は地味?だけど凝ったつくり(技法)だったりするから金懸ってるんだよね。 何処が質素?とか思うんだけど。自国で綿花栽培していたからもあるよな
2018-04-24 10:13:48
史料からわかるビジュアル家康 1.結構派手好み 1.色は地味系でも「隠れた処に金かけている」 1.自身で柄のデザインなんかもする 1.柄は男女関係なく使う(花柄とか動物系とか、カニさん柄とか)
2018-04-24 10:34:57
確か「利家夜話」では、家臣が流行りの利家用の袴?を新調して「これ今流行っている内府(家康)好みです」とか言っちゃって「こんなのはけるかー」って利家に言われたんだよね
2018-04-24 10:47:54
三河衆の中でも人格者ながら比較的地味で文官扱いされている板倉勝重さんですら、かように戦場よりもリオのカーニバルが似合いそうな甲冑を着ているのです。三河衆の美意識的に、これはまだ地味で大人しい方なのです多分。 pic.twitter.com/77hv0hGwH4
2018-04-24 12:30:36

@1059kanri え、そうなんですか。家康の金の鎧とか本多忠勝の鹿角の兜、真っ赤な井伊直政は派手ですけど、「無」を背負った榊原康政とか、酒井忠次も派手だったんですか。ちなみに、榊原康政が一番好きなので、彼が派手だったらなんか嬉しい。
2018-04-24 13:00:55
@Sz73B ボストン美術館所蔵の、伝榊原康政甲冑がこれでございますw pic.twitter.com/oQqtp15iUY
2018-04-24 13:04:45

なお福島雅子によれば、下記の辻ヶ花陣羽織は伊賀越えで家康を背負った前島祐徳が拝領したもので、つまり先の『へうげもの』の場面の時から、家康はファッションリーダーなのは明らかである。 webarchives.tnm.jp/imgsearch/show… bijutsushi.jp/pdf-files/ronb…
2018-04-24 18:48:44
RT>徳川家康のセンスが時代を先取りし過ぎていて、これ、家康の物という伝承があるけど違うでしょうとされていたのが、『徳川家康の服飾』で検証した結果、「家康の物」と認定されたりしている。
2018-04-24 21:09:25
徳川家康と言えば、弓は竹林派の石堂藤右衛門の免許、馬術は大坪流、八条流共に印可皆伝、鉄砲は稲富流免許、剣、薙刀は新当流(有馬流)の奥義皆伝、と、武芸系の免許皆伝が有名ですが、実は能も、越智観世家(世阿弥の息子元雅の系統)に伝わる世阿弥の秘伝書も所持してたりして油断ならない。
2018-04-24 21:12:23