- arishima_takeo
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『公共図書館の冒険』第三章(鈴木宏宗筆)。本は裸のまま貸し出されるのではなく、データ入力、ラベルやカバー付けといった整理・装備作業が必要となる。これを短縮して貸出に特化すべきという流れのなかの現在。対して小布施町立図書館では時間をかける代わりにこれをオープン化する試み。
2018-04-26 16:33:47私は企業や作家による図書館批判(本を貸し出すことで売り上げを減らすな)には極めて批判的な人間だけど、手続きの冗長化というか、書架陳列までのタイムラグはあってもいいかな、とかは確かに思うね。そんなに急ぎの用ならフツーに買えば、という。
2018-04-26 16:38:36これで「ならう」って読むのか…相変わらず名前の漢字は謎ワールドだな。 pic.twitter.com/RlA61rDmnI
2018-04-27 15:35:51平野啓一郎『決壊』の主人公も図書館勤めだといわれ、たしかに。「図書館員が自宅でペリエを飲んでいる描写がされるのは、この小説がはじめてではないだろうか」(『公共図書館の冒険』第五章)。ウケる。
2018-04-27 15:55:15>「図書館員が自宅でペリエを飲んでいる描写がされるのは、 >この小説がはじめてでは 「幸福の代表として描かれる図書館員」「知的エリート」(p.198)としての図書館員ぢゃ~ twitter.com/arishima_takeo…
2018-04-27 17:05:35G・バタイユ『太陽肛門』酒井健訳 できました。 ご予約の方、もうすぐ届きます。 取扱いは以下の101店をご参考下さい▼ keibunkan.jimdo.com/%E6%9C%AC%E3%8… pic.twitter.com/PbZifIyUHt
2018-04-25 22:46:37「司書としてのジョルジュ・バタイユ――本棚というエロティシズム」みたいな文章書いたら面白そうじゃん?(タイトルだけ思いつくヤーツ)
2018-04-27 17:08:22柳与志夫+田村俊作編『公共図書館の冒険』読了。副題の「未来につながるヒストリー」がよく示すように、かなり歴史的な話が多くて勉強になった。無論、過去を抑えてオルタナティブな未来に臨むという論述スタイルなので、単なるお勉強というだけでなく、問題提起的でもあるわけだが。
2018-04-28 17:11:11読んでて思ったけど、日本の図書館(というか出版文化?)には書物という文化遺産を保存・継承するみたいな発想が余り根づかなかったのかな、という感じがする。商売の邪魔するな系出版社や勉強机が使いたいだけの利用者の要求などに板挟みになって息も絶え絶えのなか現在に至る、という。
2018-04-28 17:20:12外国図書館が、そういう一から十まですべて揃えておくアーカイブ的理念を現実に具現化してるのかどうかは実際のところよく知らない(如何にもしてそーだけど行ったことないので)。私は図書館に、そういう機能を求めるんだけど(少なくとも)日本の場合はもっと手前のとこで論を張る必要があるのかも。
2018-04-28 17:24:40あと、個人的な未来への願望としては、やっぱりデジタルコレクションの開放と強化をやって欲しいな。現状から完成度の高いアーカイブ化を目指すなら、これを頼りにしていくほかない、とさえ思える。
2018-04-28 17:32:24