
「僕のわたしの、新井素子」~個人的体験や、その後の影響などなど
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gryphonjapan
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書棚整理をしていて久しぶりに手に取った新井素子さんのデビュー作。僕の人生を変えた一冊。この本を読まなければ、いや正直に言おう、この本にこのポートレイトがなかったら、僕は別に人生を歩んでいたと思う。 pic.twitter.com/cvoiaSAypp
2018-04-25 11:06:07


続いて吾妻ひでおがキャラクター化したことで新井さんは当時のSFファンにとってのアイコンとなったんだよ。名古屋で行われたSFコンベンションで当時まだアマチュアだった僕はゲストの新井さんにおずおずとサインをお願いして少し話した。何を話したか覚えてない。舞い上がってたから。 pic.twitter.com/XXuFFCyjjY
2018-04-25 11:20:21

かつて新井素子が編集者に「新井さんは新宿でも池袋でもご近所歩くみたいな格好してるんですね」と言われて「え? だって近所だもの」と返したことを思い出した。東京生まれ東京育ちの普通の感覚なのだろう
2018-04-25 11:23:34
今ではパーティなどで新井さんにお会いすると気軽にお話しできる立場にはなったんだけど、今でも実は、気楽に喋っているようでいて心の中では「わーわー、新井素子と喋ってる! わーわー」となっているのですよ。
2018-04-25 11:36:08
小説としても新井素子さんの作品は画期的だったし衝撃だった。あの独特な口語文体で語られる結構シビアな世界観とか読者をぶんぶん振り回すストーリーテリングの妙とか。同年代であれだけのものを書いてしまうひとがいるんだと知って、最初は絶望したな。彼我の差がありすぎて。
2018-04-25 11:39:00
一時期「伊藤計劃以後」という用語がよく使われたけど、「新井素子以後」という区分けの仕方も充分可能だと思う。それくらい日本のSFを変えた作家だから。
2018-04-25 11:42:07
新井素子は小説の文体もそうだけど、必ず付いてくる「えっと、あとがきです」が私たちの心を捉えたと思います。読書一人一人に宛てられた手紙のような後書きを、いちいち小説の後ろにくっつけてもいいんだ!と、その自由さにめろめろとなりました。
2018-04-25 21:45:41
10年前に福岡に居たときに置き忘れていたものが出てきた‼大事な本を忘れてた。新井素子さんの「・・・・・絶句」は吾妻ひでおさんの表紙絵です。 pic.twitter.com/vWY0YF0sNY
2018-04-25 13:44:53

零細探偵小説家です。仕事はbit.ly/jfXjYy またの名を森江春策Pと申しまして、ニコマス動画、ラブライブ!、AGC38、そしてポッピンQなど、どこでも平均年齢を押し上げてます。

太田忠司さんのツイートで思い出したが、新井素子さんの出現は僕にも影響甚大で、ミステリに軸足を移しつつも奇想天外(第二次)も時折買っていたところ、新井さんの出現に「身を要なきものに思ひなして、SFにはあらじ、探偵小説の方に住むべき国求めにとてゆきけり」となったのだった。
2018-04-25 14:06:48
そうか、新井素子さんの時代は、彼女たちの時代でもあったのか……。RT @hakusaii: @ashibetaku 少女漫画家の川原由美子さん 成田美名子さんが同年代で看板背負ってた時代
2018-04-26 01:06:54
新井素子さんや氷室冴子さん。そのほかの新世代作家が「小説に漫画的リアリズム」を持ちこんだとはよく言われること。しかし、その「漫画」に持ちこまれたストーリー性は、まちがいなく小説もしくはそれを原作とした映画からのものだったことを忘れていただきたくない。
2018-04-29 12:08:28
しかし、その「もともとは小説から持ちこまれた漫画的リアリズム」を小説側が排除してきたことも確かなんだよな。今ならライトノベルその他でざらに見るような、ちょっと誇張した人物や情景描写には、かつては編集者から「マンガみたい」という理由でチェックが入ったものだった。
2018-04-29 12:14:57
“根拠のない自信”。自分も #新井素子 先生の #星へ行く船 から貰った 「わたしね、誰が何と言おうと、絶対自分は運がいいって確信があるの」 「わたしにはあと二つばかり信念があるのよ。“不撓不屈”っていうのと……“誰が従容として運命に従ってやるものか”っていうの」 レイディの言葉に栞を挟んだ pic.twitter.com/YlCldHa029
2018-04-26 23:31:04

新井素子ファンサイト「新井素子研究会」(もとけん)のアカウント。新井素子さん関連のツイートやリツイートをしています。ブログで最新情報も発信中。→ motoken.hatenablog.jp

「SFなんでもランキング国内終末SF」の投票結果、1位は『百億の昼と千億の夜』でなく『ハーモニー』 なんですね。時代は変わって行きますなあ。『ハーモニー』もすごく面白いです(コミック版も良いです)。『ひとめあなたに…』が3位に入っているのはうれしいですね。
2018-04-27 21:34:03
ライター&コラムニスト。年に8冊ほどの書籍とコラムなどを執筆しています。 自著は『女の運命は髪で変わる』(19刷)など。元東京富士大学客員准教授。 主な執筆はこちら https://t.co/GRqDsii76z お仕事のご依頼はsatoyumi0225@gmail.comまで

【書きました】 40歳前後の出版関係女子って、小中学生の時に新井素子さんを読んで育った人がすごく多い気がするんですよね。そして、新井素子さん育ちの女子って、自己肯定感が高いというか、むやみやたらと明るくて自信家が多い気がするんです。 #telling, #朝日新聞 telling.asahi.com/article/115021…
2018-04-27 21:40:39