逆CPトライ（ルル スザ）

あるみ @alumisorane

こー…スザクを抱きたいと思うルルーシュの心理に思いを馳せてみたんだけど、そうだよルルーシュだって男の子なんだからそーゆー欲望あるよね

あるみ @alumisorane

そもそもスザクはどっちのポジションでもいいって考えていそうだし、軍で確実に掘られているだろうし…「僕はどっちでもいいけど、ルルーシュは抱く方と抱かれる方、どっちがいい？」「抱ッ、抱か!?」目を白黒させるルルーシュに、どっちもお初は終わっているスザク、ほわっと笑って。「僕を抱く？」

あるみ @alumisorane

妙に色っぽい笑みにルルーシュがどぎまぎ固まっていると、スザクが困ったように眉尻を下げてさ。「抱いてよ、ルルーシュ」「…本当にいいのか？」「うん。軍では抱き心地いいって評判だったよ」「…」むっと不機嫌になるルルーシュ。「そういう言い方はよせ」「でも事実だ」「事実でもだ！」

あるみ @alumisorane

「なら僕に抱かれる？」「その二択しかないのか」「普通は二択だけど」どっちも初物のルルーシュ、頬をかぁっと熱くして。「…どっちもいってみる？」「それは邪道だろう！」「え、軍では普通だよ」「くっ、ブリタニアがお前をそんな破廉恥に…！」「人を猥褻物扱いするのやめてってば」「だが！」

あるみ @alumisorane

このまま夜更かししそうな勢いでごねるルルーシュに、埒が明かないとベッドに寝転がるスザク。シャツのボタンを一つ二つと外し、ルルーシュを見上げる翡翠は誘う色。「ルルーシュ、来て」「…どこに？」「それ、本気？」「いや…本当にいいんだな？」返事はいらないとルルーシュが覆いかぶさる。

あるみ @alumisorane

ルルーシュが脈を探るようにスザクの首に吸いつき、くすぐっていく。「ぅ…あははっ、ルルーシュくすぐったい」「笑うな、感じろ」「ムリ！ふ、はは」「お前なぁ…」憮然と顔を上げる幼馴染にごめんごめんとスザクが謝るけど、誠意はどこにもなくて。拗ねるーしゅ。「もういい」「待って待って！」

あるみ @alumisorane

背中を向けるルルーシュに抱きつき、そのまま手を前に回してスザクがボタンを外していく。「おい」「どうせ脱ぐんだし、何かまずい？」「いや…情緒がないな」スザクの指がぴたりと止まった。情緒…ろまんてぃっく…ときめきが足りない？「そういえばルルーシュは初めてだったね」ルルーシュ、むっ。

あるみ @alumisorane

「悪いか」「僕はそういうの考えたことないから、ちょっと驚いた。ルルーシュはときめきたいの？」「トキメ!?…お前は情緒をそう解釈するのか」手のひらに顔を埋めてため息をつくルルーシュ、ちょっと大げさではと軍での即物えっちに馴染んじゃったスザクは思ったりするんだけど。「やめる？」「やる」

あるみ @alumisorane

今度こそと押し倒し倒されるルルスザ、見つめ合って、なんとなく逸らし合うのはときめきの前兆かな？「早くしろよ、ルルーシュ」「お前こそ目を瞑れ、馬鹿」「なんでだよ？」「やりづらい」今度は黙り合って、ぎこちなく目を合わせる幼馴染たち。半端にはだけた互いの格好に、結局目を逸らし合う。

あるみ @alumisorane

ルルーシュの唇がスザクの瞼の上に下ろされる。「お前の目はうるさい」「ルルーシュこそ」「いいから、黙って感じろ」「…っ、ふ」長い指がスザクの鍛えられた胸を滑り、傷跡をさまよう。「これ、子供の頃もあったな」「ぅ…ん、ご神木に登った罰が当たったや、つ…」「こっちのは知らない。これも」

あるみ @alumisorane

「そういえばまだ蒙古斑あるのか、お前？」「きゃー、えっちぃ」「棒読みすぎる、やり直し」くす、と笑いが零れて。「ルルーシュのえっち」「14点」「あっ、…えっち」「少しときめいた」濃紫と翡翠が見交わせば、ひそやかな空気が嬉しげに震え。「は…ぁ、くぅっ」「もうギブアップか？」「えっち！」

あるみ @alumisorane

えぇい、朝ちゅんしてしまえ！！∑(ﾟ◇ﾟ///)

あるみ @alumisorane

ルルスザのルルーシュはかっこよすぎて恥ずかしい！本番ムリムリ～っっ＞＜ ｼﾞﾀﾊﾞﾀ! でも会話は楽しいゾ✨ また気分が乗ったら、朝ちゅんでルルスザの会話楽しむのもいいね。

あるみ @alumisorane

シチュは何にしよ。ルルーシュ皇子が来日するにあたって読んだ資料にスザクの写真があって、一目惚れ。ってところからスタートするか。

あるみ @alumisorane

第一印象は（強情な目だ）で、続いて（このふわふわ頭、ナナリーほどではないが触ってみたい）とくるルルーシュ皇子、写真をとんとんと指で叩く。「枢木スザク、か」同い年ということで案内役としてスザクがつけられるとかなんとか。俄然来日が楽しみになってきた。

あるみ @alumisorane

そして挨拶の場。やっぱり強情な目に、皇子が笑みを零す。「…何か？」「いや、気にしないでくれ。それと同じ年齢なのだから堅苦しくしないでほしい」翡翠がぱちりとまたたいて、わかった、と和む。「じゃ、遠慮なく。よろしく、ルルーシュ」「こちらこそ世話になる、スザク」掴みは上々、かな？

あるみ @alumisorane

「今回は非公式だって話だけど」「ああ。留学の下見で来ただけだからな」「留学？」「妹も一緒に。もちろん身分は隠すことになるが」「なんでわざわざ日本に？」眉根を寄せるスザクに、さてどう答えたものかと考えるルルーシュ。コレは下手なごまかしは効かないタイプ、さりとて正直に答えるのは…。

あるみ @alumisorane

「友好の証としてな。それと」「それと？」「スザク」ルルーシュの手が伸びてスザクの襟足をくすぐる。「お前ともっと話がしたくて」「…え？」見開かれる目にルルーシュが思わず吹き出せば、からかわれたとスザクがむっとする。「ルルーシュ殿下、お戯れが過ぎますよ」「戯れじゃないと言ったら？」

あるみ @alumisorane

もう騙されないと強情な目に突っぱねられて、ルルーシュが肩を震わせる。「…ルルーシュ」「待っ…もう少、し」いっそ大声で笑えよとスザクが完全にヘソを曲げたところで、ようやく笑いの衝動が収まったんだけど。「ルルーシュ」「ふっ、く…！」スザクの顔を見た途端、別のツボが押されたらしい。

あるみ @alumisorane

さんざん笑われて渋面がデフォルトになったスザクに、しまった…でもこの顔も悪くない、などと思ってしまう帝国の皇子、反省が足りない。ホテルのVIP室に案内され、では、とスザクが告げる。「今夜はここでお休みください。僕は隣の部屋にいますので、何かあれば」「なんだ、一緒じゃないのか」「え」

あるみ @alumisorane

「せっかくだ、お前とはもっと友好を深めたい」「…ルルーシュ殿下は」「ルルーシュ」「……ルルーシュはいい性格しているよね」「よく言われる」その笑み、完全にギルティ。「どこまで本気？」「そうだな」ルルーシュが首を傾げ、17歳とは思えない色気を笑みに乗せた。「お前がほしい、と言ったら？」

あるみ @alumisorane

「残念。そういうサービスはしないんだ」「誰だって初めてはあるさ」「かわいい女の子なら紹介するよ」「女は俺のジャンルじゃない」かまわず携帯を取り出すスザク。「君の好みを教えて」「ふわふわ」黙って猫画像フォルダをタップするスザクに、ルルーシュがぴしゃり。「俺は徹頭徹尾の犬派だ」

あるみ @alumisorane

「君とはわかり合えそうにないな」スザクが深いため息を吐いた。「もう諦めるのか」「僕は猫派だ」「だから？」VIP室で睨み合う少年たち、火花がちりりっと散って。「やめよう…せっかくの俺たちの初めての夜だ」「誤解を招く言い方はやめてくれ」「嘘は言ってないだろ」「性格悪っ」「よく言われる」

あるみ @alumisorane

どこまでも余裕の態度でルルーシュが腕を組んだ。「非公式とはいえ国賓の俺がお前を望んでいる。答えは？」「っ、…わかった。でも同じベッドで寝るだけだからな！」「充分だよ。時間はたっぷりある」地団太でも踏みたそうな顔に、ルルーシュがふふんと鼻で笑う。「お前に拒否権があるとでも？」

あるみ @alumisorane

そんなわけでキングサイズのベッドを挟んで対峙する少年LとS。片や完全にイニシアチブを握った皇子と、片や不屈の精神で抗う案内役──「この棒を乗り越えてきたらベッドから蹴り出すからな」「そして俺が悲鳴を上げるのか」「え」「駆けつけたSPに俺が訴える。『スザクが無理矢理俺を…！』と」「は」