【憑依:OD/R18】"碧の眼"の妖精

まとめました。
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九重七志@憑依特化 @yorishirosama

森の中、少し開けた場所。 冒険者たちがキャンプをしているようだ。 パーティの人数は三人。 一人はまだ駆け出しらしい剣士。 一人は麗らかな金髪の女騎士。 そしてもう一人は―― 「――えへへ」 ちいさな、妖精の少女。

2018-05-06 02:15:47
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

夜がより深くなる。 そろそろ肉体が睡眠を必要とする時間帯だ。 妖精の火は容易に燃え尽きることはない。 そのため火の番に立つものは誰も居ない。 更に言えば、簡単な迎撃術式を重ねられているため、夜襲への対策にもなる。 全く、便利なものだ。

2018-05-06 02:16:25
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

そうして彼らは床に就く。 女騎士はテントの中へ。 少年は火の近くで寝袋に。 妖精は、綿と木の葉が詰められた小箱の中で。 それぞれ、ゆっくりと眠りに入っていった――

2018-05-06 02:16:58
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

暫く時間が過ぎ、皆が寝静まった頃。 カタリ、と小箱が動く。 妖精が目を覚ましたようだ。 何かやることでもあるのだろうか? 妖精は小箱から出ると、小さな羽根を広げてテントの方へ飛んでいき――中へ、入った。

2018-05-06 02:20:51
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

女騎士は寝息を立てる。 トレードマークの鎧兜は身に付けていない。 彼女の心得に、常在戦場は無いらしい。 それよりも、よく眠るべきだ。 そういう判断をしたのだろう。

2018-05-06 02:26:39
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

そこへ、ふよふよと浮かぶ光。 妖精だ。 妖精は、ふよふよと浮かびながら、眠っている女騎士の所まで移動する。 妖精は、女騎士の首筋のあたりまできたところで、地面に降りた。 そして女騎士に顔を近づけると……彼女の首元に、そっとキスをしたのだ。

2018-05-06 02:28:16
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

発光。揺らめく光。 碧色の光が騎士の身体の全身を包み込むと、その光は吸い込まれるように消えていった。 妖精は倒れ込んでいる。 女騎士は、眠ったままだ。 ――否、そうではない。 彼女はいま、"気絶"していたのだ。

2018-05-06 02:31:29
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

ふと、女騎士が目を開く。 目をパチクリとさせ、何かを確かめるかのように周囲を見渡す。 腕を、目元に持ってくる。 手のひらを内側に向け、ゆっくりと開いては閉じて、まるで"動きを試す"かのようだ。

2018-05-06 02:35:13
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

ゆっくりと、身体を起こす。 だが、その動作は、どことなくぎこちない。 "体を動かすのに慣れていない"、まるでそんな風に。 両手を使い、全身をゆっくりと触り始める女。 一体、"何を確かめている"のだろうか? 手の動きは、胸元の辺りで止まった。 もにゅ、もにゅと、形の良い胸を揉んでいる。

2018-05-06 02:40:00
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

手が止まる。 口は大きく開き、その端は大きく釣り上がっている。 満面の笑みだ。 それも、"子供がするような"、そんな笑顔だ。 そして女は立ち上がる。 何度かよろめきながらも、テントの外へと向かっていく。 来ていた寝間着は、いつの間にやら脱げ落ちてしまっていた。

2018-05-06 02:43:46
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

パチパチと爆ぜる音。 そんなものはない、妖精の火は静かに燃える。 眠っていた少年は、物音に気づいて寝ぼけ眼を開けた。 「……ナンナさん……?」 足音がする。ヒトのものだ。 ならば仲間の妖精ではない。 となれば、同行者の女騎士でしか無い筈なのだが……?

2018-05-06 02:46:35
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

「えへへぇ……」 しまりのない声。 いつもの凛とした声とは程遠く。 どこか無邪気な、それでいて厭らしさを秘めた、艷声。 「……おい、まさか――」 起き上がろうとした少年の眼前に、若い女性の顔が現れ――言った。

2018-05-06 02:50:46
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

「えへへぇ~……ご主人様ぁ~……こづくり、しましょう?」 いつも綺麗で、凛としていて、優しくも厳しく、果敢に剣を振るう。 そんな憧れの女騎士、ナンナの。淫靡にだらけた笑顔がそこにあった。

2018-05-06 02:56:43
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

「またか……いい加減にしろよ、フゥラ」 「そうですよぉ~! あなたの可愛い愛の奴隷! 可愛い可愛い妖精ののフゥラさんですよ~!」 「その身体でその喋り方はやめろっ! ああ、ナンナさんのイメージが……」 少年と騎士は、なにやらよくわからないことを話している。

2018-05-06 03:07:38
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

「全く……お前、なんでナンナさんの身体に入ってるんだよ」 「ええ~。だって、ご主人様ったらこの女にデレデレなんですもん」 ぷくーっと頬を膨らすナンナ。 普段なら、冗談でもやらない様な行動だ。 「だから~、わたしはだーい好きなご主人様の為に、この女の身体でご奉仕する事にしたんです!」

2018-05-06 03:11:40
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

「えへへぇ、がんばりますよぉ~」 「勘弁してくれよもう……人様の身体を勝手に……」 「そんなこといってもホラ、ご主人さまの大事なところ、ぎゅーんとスゴいことになってますよぉ?」 「ちょっ……やめろっ、触るなって」 「ご主人様の正直なところ、わたし大好きです~! えへへへ」

2018-05-06 03:16:22
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

そう言うとナンナは、手慣れた手付きで少年の陰茎を取り出した。 それは堅く、長く、天を突く様に屹立していた。 「それじゃあ――このふわふわした胸で、わたしのドキドキ感じてください!」 「お、おい、人の話を……おうっ……うわ、柔らか……。」 少年の陰茎が、ナンナの形の良い乳房に包まれる。

2018-05-06 03:21:05
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

「ご主人様の……いつもより大きいですぅ! やっぱりこの女が良かったんですねぇ?」 「んっ……くっ……やめ、ろ……って……くぅ……」 乳房の中に包まれた陰茎は、ふにゅりふにゅりと形を変える脂肪の塊に刺激され、更に硬さを増していく。 早くもはち切れそうな陰茎に、ナンナは舌を伸ばし――

2018-05-06 03:31:23
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

「んあっ! ……フゥラ、やめ……んんんっ!」 「こんどふぁぁ、おくちでごほうししましゅねぇ~」 にちゅ、にちゅ、くちゅう。 端正な顔立ちを下品に歪めて、ナンナは少年の陰茎を舐め回し、啜り、愛撫する。 少年は、まもなく限界に達しようとしていた。

2018-05-06 03:35:38
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

「ああんんっ! フゥラもうげんか……じゃない、ナンナもう限界ですぅ!」 「……っ! っっ!! フゥラっ! お前はナンナさんじゃないだろっ!」 「……ギュン、すまない。私は、本当は――こんなに淫乱なんですぅ~! どうですどうです? ナンナさんっぽかったですぅ?」 「……っ……っ……いい……」

2018-05-06 03:40:54
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

「いいですかっ!? えへへへへぇ、すっごく興奮してきましたぁ! ナンナったらもう濡れ濡れですよぅ! ご主人様ぁ……ご主人様のぉ……ちょうだいっ♪」 「ったく……もうちょい、ムードとか、あるだろ……おらっ……」 「きゃっ! えっへへぇ~、好きですねぇ、ご主人様もっ! ならちょっとだけっ」

2018-05-06 03:46:57
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

「……なあ、ギュン。ギュンター・フラーレン。私を……騎士ではない、女としての私を……抱いて、くれないか?」 「――はい! 僕でよければ、喜んで! ……やればできるじゃねーか、フゥラ」 「光栄ですぅ~!! それじゃあ、交わりましょぉ!」

2018-05-06 03:51:01
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

「あはぁ~~~っ! いいですぅ! すっっごくいいですぅ!! あぁんっ!」 「んっっ、ぐ……っ。締め付けが……すごくて……もうっ……」 「まだダメですぅ~! もっと、もっと、もっとぉっ!」 鍛えられた脚で激しく行われる、上下運動、ピストン運動。 当然、そんな行為に耐えられる筈もなく――

2018-05-06 03:59:01
九重七志@憑依特化 @yorishirosama

「!!! で、出るぞ、出すぞ! もう、げんか――」 「ナンナもぉ、ひゃっ、も、もうっ……一緒に――」 ヂュヂュヂュルルウウウ――! 濁流のような、粘着音。 二人の、男と女は。 あまりにも激しく、果てた。

2018-05-06 04:02:13