アレフガルダーズ ver12.52 共和制崩壊のきざし？大人気常勝将軍と民意と議会。

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アレフガルダーズ ver12.52 用語説明 NPC：ノンプレイヤーキャラクター PC：プレイヤーキャラクター PT：パーティー ルプガナ海軍：海軍と言っても、ほぼ海賊だから。でも最近は精力的に縄張りを広げており、本業のついでに敵対する国の船団情報とかを教えてくれる。便利な哨戒艦隊。

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これまでのお話 リンドラッヘ中将、臨時共和国軍最高司令官に就任！お城を市民（暴徒）に囲まれた議員たちが、自信満々に打開策を話すリンドラッヘにすがりつき大権を与えてしまった。この中将は、基本的に共和制に対して忠誠心のようなものは持ち合わせていないのだが、急場なのでお構いなし。

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ラダトーム城外にて主人公イックス「結構集まってるぜ」お城の外には大量の暴徒が「選挙法改正はんたーい！」「「「は～んた～い！」」」シュプレヒコール「戦争しっぱなしは、許さーん」「「「ゆ～る～さ～ん」」」「ついでに税金も下げろー」「「「さ～げろ～！！！」」」最後が一番共感されてる。

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イックスたちPCとクドゥーサ、そしてNPC傭兵バレンタイン隊バレンタインは、外から暴徒の包囲網を眺めてるんだけど「お城の様子をよく観察しとくんだ」クドゥーサがイベントの事前説明を開始「何がはじまるの？また散弾？」「いやあ、今回はそんなに強硬手段とらなくて済むんじゃないかな？」

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「ここから眺めてるだけで終わるかもよ」余裕のある様子なのだが、実際に何をするのか、イマイチわからない「何だろうね」「サプライズなんですかね」普通だったら段取りを伝えとかないといざという時に困るけど、これはゲームなんで、新鮮な体験を用意しなければならない「あ！お城の門が開いたぞ」

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「なんだなんだ」「議員か？」包囲してる市民たちも騒然。すると出てきたのは「市民たちに告ぐ！」お供数人を連れたリンドラッヘ中将「あれ？今回は大砲用意してないぜ」遠くから眺めているイックスが不思議がっていると「リンドラッヘ中将！」「あの竜族か」「すごい！はじめて見た！」意外にも好評。

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現在ラダトームのお城を取り巻いて怒り騒いでる群衆は、腐敗した議会に対して怒ってるのであり、新聞などで活躍を報じられていたリンドラッヘに対しては逆に好意的なのだ。続き「私は、リンドラッヘ中将である！」「おーやっぱり」「あんたなのか」「頑張れよ！」暴徒（市民）の雰囲気が変わる。

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そこで風向きの変化を感じ取った中将「諸君がお城を取り巻いて怒っている。その理由はよくわかる」まずは機嫌を取り「私も議会に振り回されてきた！軍事のわからない将軍の任命に、現場を引っ掻き回す派遣議員！それに最近は、私が奪い取ったムーンブルク城を勝手に返還されてしまったりした！」

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「うおお！」「ひどいな！」「議員どもを吊せ！」市民たちヒートアップ！しかし「聞いてほしい！先ほど私は、共和国軍の臨時最高司令官に任命された！今度こそ王国の侵略者どもを完璧に叩き潰す権限を得たのだ！だが、ひとつ心配事がある」「なんだなんだ？」「言ってくれ常勝将軍」「聞くぞ」

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暴徒だった市民がいつの間にか演説に聞き入っている聴衆に「諸君、私の心配は！議会の気が変わって、私の身分を取り上げようとしないかと言うことだ！」「そんな！」「でもやりそうだ」「吊せ！」「そこで諸君には、議会が変な気を起こさぬよう、このまま見張っていてほしいのだ。頼まれてくれるか？」

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市民たち「よっしゃ任せろー！」「交代で囲もうぜ」「まだ吊せないのか！？」なんということでしょう！今回のリンドラッヘ中将は市民を鎮圧するのではなく、説得して味方に巻き込んでしまいました。城内で見てた議員たちは「どういうことだ？」「リンドラッヘを急ぎ解任せよ」「でもそんなことしたら」

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みんな大慌て！そしてペリゴルド議員はというと「市民の皆さん！私がリンドラッヘ中将を推薦したペリゴルドです！私も皆さんとともに議会をしっかり見張りますので、ともに最高司令官を応援しましょう」「......」いつの間にかリンドラッヘの隣に。ものすごい変わり身の速さで共和制を裏切っていた。

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一方、外から様子を見てたイックスたちは「リンドラッヘすごい人気だぜ」「ずっと勝ち続けてるからね」「またどっかと戦うんですか」「おそらく次はリムルダールの奪還作戦だろう」「あら？なんか飛んできたわよ」上空を見ると、キメラの翼で飛んできた海賊が城の前に着地「な、何だこの人だかりは？」

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海賊、とまどいつつもリンドラッヘを見つけ「あんた、ここの将軍かい？」「そうだ。リンドラッヘ中将だ」する「ルプガナ海軍より報告だ！ローレシアの船団っぽいのがムーンペタ沖を西進中だ。確かに伝えたぜ」この海賊はレイラの手下やってるバイキングであった。最近、縄張りを東に広げたんだって。

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「ご苦労」「じゃあな」そしてリンドラッヘ、少し考えて「ローレシア船団か......これは好機だな。......市民諸君！」また大声で「新たな侵略者だ！ローレシア援軍が、リムルダール包囲軍を攻撃しようとしている！私はこれを逆に攻撃し、海にたたき落としてくる！ともに戦う勇気ある市民はいるか？」

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突然の募兵開始。市民からチラホラ志願者が出始める。そしてイックスたちの集団。クドゥーサ「竜王軍を使わなくて済んだな。俺たちもあっちに行こう。手伝うんだ」「今度こそデカい戦いになりそうだぜ」船団とはローラ三世の連合王国軍のことであり、これを倒せばリムルダールも降伏するかも。決戦だ！

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「アレフガルダーズ」つづく

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タグ #dqxtails 何話か前に、ローレシア女王ローラ三世が派手に出陣式してたんですが、既定路線で海路リムルダールへ向かっているようです。包囲されてる王統派を救うという名目で、その実リンドラッヘと戦ってみたいという女王様の秘めたる乙女心というか、そういうものを察していただきたい。