同期Sの人間冷凍ブロック事件

しゃま @syamacon

またすんごい夢みた

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小学校の同期……バスケ部の部長を務めていたSは殺人事件を起こしてしまう 私はその現場に居なかったが、一部始終を見ていた。 とても恐ろしく、また奇々怪界なものだったと思う。 Sはなんと言って、あるいは恫喝や暴力を奮ったかで身も知らぬ……のか？そんな人間を操作したというのか

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その名称は人間冷凍ブロック事件 死者は2人で、コンビニ店員と無職の男性である コンビニにあるアイスブロックを保冷する機械に2人の男性が自ら入り、Sがそこへ飲料を大量に居れて容器を満たすと、何らかの方法で飲料が凍結し、男性二人の氷像ができてしまった

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氷の密度は瞬間的に高かったようで、それをSが砕くと辺りは悲惨なものになった。 Sは何食わぬ顔で学校へ戻り、私は追いかけた。 Sの表情はこの世ならざるモノを見たような破顔であり、怒りか恐れかどちらかを分類出来なかった

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席につくSに対し、｢これでよかった。こうするしかなかった。｣とおもむろに声をかけた俺。 まるで理解をしているような、肯定をしているような立場で｢こうしなければならなかった。俺も君もそうするしか無いと思っていた｣と語っていた

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それからのSは明らかなくるいびとだった。 かつての陽気さが大きく損なわれ、その慧眼と地頭の良さは他人からの評価を恐れていた。 不思議と、すぐに警察は来ないもので、Sが帰る夜まで滞在し、帰路を共にした。 そこから先のことは、あまり良く覚えていない……と、自分は語っていた