音楽ライター内本順一さんによる、タイ・テイラー初のソロアルバム発売記念インタビュー

内本順一 @umjun1

<速報>。我らがヴィンテージ・トラブルのヴォーカリスト、タイ・テイラーが、初のソロアルバムを完成させました。いち早く聴かせてもらいましたが、VTの音楽性とはまったく異なるもので、ざっくり言うとジャズ・ヴォーカル作品です。ロックでもソウルでもありません。けっこう吃驚なアルバムです。

内本順一 @umjun1

タイ・テイラーはどうして今、ソロアルバムを作ったのか。どうしてロックやソウルじゃなくてジャズ・ヴォーカル作なのか。タイにメールでインタビューしました。今日から何回かに分けてその答えをツイートで紹介していこうと思います。 twitter.com/umjun1/status/…

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(ヴィンテージ・トラブルの)タイ・テイラー、ソロアルバム完成。タイトルは『NOUVEAU MID-CENTURY ROMANCE SONGBOOK』。ジャズ・スタンダード調のヴォーカルアルバム。

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5月11日には地元LAでアルバム・リリース・パーティーも開催。ゲストでMatthew Morrison、Tracie Thoms,、Brenna Whitaker、Chris Pierce(おおっ!!)が出るみたい。 twitter.com/umjun1/status/…

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ソロ作を完成させたタイ・テイラーに訊きました。どうして今、ジャズ・ヴォーカルもののソロ作を作ったの? 　 タイ「トロンボーンの練習を始めた頃に1940～50年代によくかかっていたようなジャズ…例えばジョージ・ガーシュウィンやコール・ポーター、デューク・エリントンを聴き始めてね。

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「それらを聴いていて思い出したんだ。母がこういう音楽を大好きで、僕が子供の頃によく聴いてたなって。なんか、(亡くなった)母がそういう曲を通じて僕に会いに来てくれたように感じたんだよ」 twitter.com/umjun1/status/…

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「ヴィンテージ・トラブルの音楽が僕にとっての父親のようなものだとしたら、こういう音楽は僕の母親のようなものなんだ。シンプルでメロディックなこういう曲を歌うことは、自分という存在のなかのもう半分を表現しているように感じるね」 twitter.com/umjun1/status/…

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初ソロ作を完成させたタイ・テイラー曰く。「僕がソウルやロック以外の音楽を歌うのを聴いたことがない人たちは、こういうジャズアルバムを作ったことを不思議がるだろうね。だけど僕はずっと、できる限り多様な音楽を歌えるようになりたい、自分のパレットをできるだけ大きくしたいと思ってきたんだ」

内本順一 @umjun1

「僕は、自分がとても大きな道具箱のようなものを持っていると思っている。どんな音楽でも新しい色を描き足せるんじゃないかと感じているんだ」「ゴスペルに始まり、これまでロックンロール、ソウル、リズム&ブルーズなんかを歌ってきた。そしてこの作品のスタイルもあくまで自分の中の一部なんだよ」 twitter.com/umjun1/status/…

内本順一 @umjun1

ヴィンテージ・トラブルのタイ・テイラー、ジャズスタンダード的なソロアルバムが完成。タイ曰く「今作の曲は全て自分で書いた。ピアノの前に座り、母が気に入ってた曲、泣きながら聴いてた曲なんかを思い出しながらね」

内本順一 @umjun1

「また、かつてのボールルームでみんながダンスしながら聴いてたような曲も想像して書いた。歌詞に関しては、こんな人生を歩んでみたいと夢見ているようなことも書いたし、これまで避けてきた題材にも取り組んでみた。そしていつもより可愛らしく聴こえるように歌うことを試してみたりもしたんだ」 twitter.com/umjun1/status/…

内本順一 @umjun1

「“Skies No More Be Grey”という曲を特に聴いてもらいたいね。最もヘヴィーな精神状態から楽天的とも言えるくらいに前向きな状態に戻る様を書いた曲だ。それから“Unhand”。7歳～11歳の頃の自分が、人生で起きることや出会う人たちとどう折り合いをつけていたかを書いた曲なんだ」 twitter.com/umjun1/status/…

内本順一 @umjun1

ジャズスタンダード的なソロアルバムを完成させたタイ・テイラー曰く「僕は相当のジャズ愛好家…ってわけではない。でも40年代、50年代の曲で好きなものがけっこうある。ガーシュウィンの“Blue Skies”とかエリントンの“Sophisticated Lady”や“Satin Doll”、コール・ポーターの“Anything Goes”とかね」

内本順一 @umjun1

「シンガーで言うならナット・キング・コールやサラ・ヴォーン、エラ・フィッツジェラルド、もちろんサミー・デイヴィスJr.も好きだ。あと、これを言うと驚かれることが多いんだけど、チェット・ベイカーが本当に大好きで。彼の声はただただ素晴らしいよね」 twitter.com/umjun1/status/…

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ヴィンテージ・トラブルのタイ・テイラー、ソロアルバム 『Nouveau Mid-Century Romance Songbook』は本日リリース。タイ曰く「レコーディングは、実は昨年2月の終わりにしたんだ。録りは3日間。一音一音、とにかくピュアに歌うことを心がけた。クールに歌おうなんてことを考えないようにしたんだ」

内本順一 @umjun1

「こうしてスタンダードジャズを再発見するまで僕はソウルを歌うのが何より好きだった。ソウルを歌うということは、つまり感情をどう表せるかということだ。スタンダードジャズを歌う場合は、それだけじゃなく、技術も求められる。ソウルを歌うのとは別のテクニックが必要だったよ」 twitter.com/umjun1/status/…

内本順一 @umjun1

ヴィンテージ・トラブルのタイ・テイラー、初のソロアルバム『NOUVEAU MID-CENTURY ROMANCE SONGBOOK』は今日リリースです。SpotifyでもGoogle Play Musicでも、もう聴けます!

内本順一 @umjun1

おすすめのアルバムをご紹介… Nouveau Mid-Century Romance Songbook by タイ・テイラー open.spotify.com/album/6CyvQfPF…

TMJP Vintage Trouble @TMJP_tweets

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内本順一 @umjun1

フィガロジャポン7月号「創り手たち」のページで、4年ぶりの4作目『Beyondless』を発表したコペンハーゲンの4人組バンド、アイスエイジの取材記事を書きました。写真もすごくいいです。#ICEAGE

Ty Taylor @TaylorTy

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