ガ島一木支隊戦史 海軍第八艦隊について

あずLOVE@晴れの国で戦史研究！ @nakachandaisuki

昭和17年7月14日、海軍の戦時編制が改正された。この改正において、空母を中心とする第三艦隊の編成とともに第八艦隊が新たに編成された。第八艦隊の任務は南太平洋方面における作戦に任ずるとともに、東部ニューギニアの戡定と同地域以東の占領地域の警備であった。

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南東方面は従来、第四艦隊の担任区域であったが、南東方面戦域の拡大により第四艦隊のみでこれを担任することは警備や軍政上大きな負担となっていた。また、陸軍が南東方面に第十七軍を新設することになり、これとの協同作戦上対等となるような部隊を南東方面に置くことが望ましいと考えた。

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以上の理由により、第八艦隊を新たに編成して、内南洋は第四艦隊に、外南洋は第八艦隊にと分担させた。両艦隊はいずれも警備府的な役目を担い、担任区域の警備ならびに海上交通保護に任じることになった。