兵器に乗って血反吐を吐きまくるJKと後天的に人外になった軍人のセカイ系ボーイミーツガール

ｺｹｰｰｰｰｯんぱす @hoshizorainu

エヴァみたいな適正ある人間しか乗れない決戦兵器に後天的に乗れるように人体実験されまくった女子高生×その兵器に頼らざるを得ない軍人の獣人の最終的にどっちも死にそうな恋愛もの思いついたから誰か描いてくれよ

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女子高生は家に帰りたい一心で決戦兵器に乗るし血をいっぱい吐く 獣軍人はその様を恐怖と憐憫と義憤と欲望がぐらぐらに煮え立ったような目で見てる

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帰投した兵器のコクピットからいつまでたっても女子高生が出てこないから、ついに死んだかと思って外部からコクピットを開けて軍人さんが乗り込んだら、胸元まで吐血で真っ赤になった女の子が手の爪に自分の血を塗っているなどする

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「…何やってんだ、お前」 「…へへへ、マニキュア。綺麗っしょ、へへ、この前、雑誌で見たんだ」

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軍人さんはそういうJKに「気持ち悪い」と吐き捨てるし、JKはそれを聞いて「ごめん」って謝る 軍人さんはJKが自分にだけきれいに塗られた爪を見せたくてコクピットに引きこもっていたことを知っているし、 JKは軍人さんが上層部の許可なくJKに優しくしてはいけないことを知っている

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【軍部によって定められているJKへの対応一覧】 ・優しい言葉をかけてはいけない ・具体的な約束をしてはいけない ・「帰れない」と思わせてはいけない ・「帰れる」と思わせてはいけない

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「帰れるかもしれない」をできるだけ長く維持することで健康寿命を延ばしましょう

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「軍人さんさあ、飼ってる犬に似てんだよね」 「…」 「黒くてさ、そんなにちっさくないくせに、すごい怖がりなの」 「…」 「元気かなあ。ねえ、軍人さんの事さ、その子の名前で呼んでいい？」 「…」 「クロっていうの。可愛いの。軍人さん、クロって呼んでいい？」 「…」 「クロ。へへ…クロぉ」

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JKの飼っていたクロはJKが実験のために軍に連れていかれるとき、JKを守ろうとして軍人に襲い掛かりそのまま撃ち殺されてる

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JK、ヘラヘラ笑うのが癖

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気の迷いでJKに「兵器に乗るってどんな気分だ」と聞いてしまった軍人さん、JKの笑顔での「痛いよ」のみの回答に死ぬほど後悔する

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兵器乗りJK、一番最初に配属された支部では普通の女の子として扱われており、「兵器に乗ると血を吐くほど苦しい」とJKが訴えると彼女の体調を鑑みて出撃を控えさせるようになったが、それが原因でJK以外全滅した

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JKの乗る兵器に頼らないと勝てないんだよ

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5歳上の新米お姉さん軍人にお化粧を教えてもらったりしていた 「好きな人ができたらね、こーやっておしゃれするといーよ！」と楽しげにマニキュアを塗ってくれたりした

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JK、基地にいる人間の名前を全員覚えているが、自分が名前を呼ぶと呼ばれた軍人がPTSDを発症しかねないので「軍人さん」としか呼ばない

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自分の娘や妹くらいの年代の女の子が軍部にいて、しかも自分たちの数千倍の敵兵を殺しているという事実、かなり配属されてる軍人たちのメンタルを乱す

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ふだんのJK、「すごい」と「かっこいい」と「もっと教えて」が口癖の、オタクにガチ恋させるタイプの人懐こいJK

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JKは軍人たちに会うと普通に挨拶をするのだが返事を返してくれるのはほんの一握り

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ふだん(警戒態勢以外)は、監視役の獣人さんがついてはいるものの比較的自由に基地をうろつくことを許されている 兵器運用のダメージがデカいので大体は専用の治療室にいるけど、たまに射撃訓練とか見てキャアキャア言う

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軍人さんたちにとっては憎しみにまみれた目で睨めつけられたほうがどれだけマシかという話

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新しい基地に移動し、上官の命令でJKに基地を案内することになった獣人さん、JKが兵器運用のダメージを癒しきれていないにもかかわらず黙っていたことにマジギレするんですけど、その際JKに初めて泣かれ死ぬほど後悔するなどする

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軍人さん「朝からずっと熱があったんだろう！！なんで黙ってた！？体調に変化があればすぐに報告しろと──」 JK「……だって、クロさんが、せっかく誘ってくれたんだもん」 軍人さん「…！！」 JK「その辺、歩くって……案内してやるって……これくらいの熱、我慢できると思ったもん……」

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地獄

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JK、頑なに軍服を着ないのでセーラー服で兵器に乗り込んでるんだけど(本人は「授業」と称している)、毎度毎度血反吐を吐いてグチャグチャに汚れたセーラー服は、JKの知らないところで獣人さんが丁寧に染み抜きをして洗濯をしてアイロンをかけて綺麗にしている

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血反吐をドバドバ吐いて人をドカドカ殺して、やりたくもない戦争で寿命を縮めて帰ってきたと同時に意識オチて、そして目覚めた時には、家族と一緒にサイズ測って買ったセーラー服が綺麗になってハンガーにかかっているのがベッドから見えるんだよ