少女革命ウテナを観ました。　たまには暗喩に満ちた、考えさせられる謎があるアニメもいい

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

ニコニコで無料配信されているので試しに観てみたら、すげーアニメと出会ってしまった感じです。現在７話終了時点ですが、耽美だがそれだけじゃない。コメディだがそれだけじゃない。うまく造形された狂気の投影、という感想です。 ＞少女革命ウテナ #nicoch ch.nicovideo.jp/utena-anime

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

全話観終わった……。素晴らしいストーリーテリングだった。ぶっ飛んだ世界観の中で「王子様」「女の子」という存在をしっかり描けていたと思う。 ＞少女革命ウテナ #nicoch ch.nicovideo.jp/utena-anime

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

アンシーというキャラクターの訳分からなさも作品の魅力の一つだった。終盤には全てが明かされるわけだけど、それでも訳が分からない。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

いわゆる「七実回」「ミッキー回」「樹璃回」と名付けられた一連の物語も思春期の少年少女の、複雑化していく心情を鮮やかに描いていた。特に樹璃様回の結末の「神回」という評価は間違いないと思う。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

改めてWikipediaで自分の中の解釈というか、思ったことと、書かれていることの「答え合わせ」をやっていたのですが（この瞬間、結構好き）、メインメンバーの周りの人たちの濃さがスゴい。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

特に枝織。相方となる樹璃が自己解決型の精神を持つ所為だと思うのですが、物語を動かす力がスゴいキャラクターでした。何というか劣等感とか、ネガティブかつ強い関係ってあんな感じなんだろうか。愛憎という言葉を彼女に捧げたい。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

梢も強いキャラクターでしたよね……。こっちは愛憎と言うより、思春期の反発という感覚のほうが強かったですけれど。素直になれれば根は良い子。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

物語に引き込まれたのは、キャラクターの一挙手一投足の丁寧な作り込みもその一因だと思う。キャラクターの声色、表情とか、手足の動かし方とか、ものすごく丁寧に描かれているように感じた。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

あとは、あの舞台演出ですね。「絶対運命黙示録」から始まる決闘広場の演出とか、アヴァンギャルドと称させる華やかな狂気に満ちた世界観でありながら、随所に暗喩が込められていて、決して気を抜けないと言いますか。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

そりゃまあ、「ゆるキャン△」みたいなゆるくてわかりやすくてかわいいアニメもいいですけど、こういうぶっとんでてわかりにくい部分があって、これをどう評したものかと考えさせられるアニメもたまにはいいです。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

余韻が残るアニメだ……。こんだけ自分の心に衝撃を残したアニメは「キルラキル」以来かもしれない。