松本圭司(keizi666)さん、「登山用のGPSアプリを使うのが登山者の常識になるのが遅れたせいで、また貴重な若い命が失われました」

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「登山用のGPSアプリを使うのが登山者の常識になるのが遅れたせいで、また貴重な若い命が失われました」

マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

登山用地図アプリ『ジオグラフィカ』の開発者で第1種情報処理技術者、ライター(単著×2、30日間マクドナルド生活シリーズ、DPZなど)、料理研究家、おくたま登山学校講師、登山と猫が好き。3Dプリンターも楽しく使用中。アプリの使い方などに関する質問は送ってこないで下さい。

9pick.net/v.html?id=keiz…

リンク 朝日新聞デジタル 不明の親子か、五頭連山で2人の遺体発見 新潟・阿賀野:朝日新聞デジタル 29日午前11時20分ごろ、新潟県阿賀野市の五頭(ごず)連山の沢で、県警のヘリコプターが男性とみられる2人の遺体を発見した。五頭連山では新潟市北区の親子が今月5日に登山に入ったまま行方不明になってお… 227 users 866
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

facebook.com/geographica.ip… 登山用のGPSアプリを使うのが登山者の常識になるのが遅れたせいで、また貴重な若い命が失われました。全登山者がGPSを使えば道迷い遭難はほとんどなくなります。今後も普及に努めます。

2018-05-29 23:50:11
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

山は安全地帯じゃないんだ。危険な場所に踏み込むときはそれなりの準備をしなきゃいけない。それを怠ると死にます。

2018-05-29 23:55:16
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

ほとんどの登山者は知りません。 ・スマホに登山用アプリを入れれば登山用GPS端末になる。 ・スマホのGPSは圏外でも機内モードでも使える。 ・登山用のアプリは地図をキャッシュするのでオフラインで使える。 ・機内モードにすればバッテリーは十分保つ。 拡散してください。 geographica.biz pic.twitter.com/NSLIZXFLyK

2018-05-30 00:06:01
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「多くの道迷い遭難はGPSを使っていればその日のうちに帰って風呂入ってご飯食べて布団で寝られたものばかりです」

マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

多くの道迷い遭難はGPSを使っていればその日のうちに帰って風呂入ってご飯食べて布団で寝られたものばかりです。全登山者がGPSを使えば道迷い遭難はほぼ防げます。 山岳遭難を減らす最も簡単な方法は、スマホを持っている登山者全員が登山用のGPSアプリをインストールすることです。GPSを使いましょう

2018-05-30 00:11:41
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

多くの人が勘違いしてるけど、道迷い遭難は低山のほうが起きやすいです。高い山は木が生えてなかったりして見通しがいいし看板なども整備されています。人があまり入らない低山の方が圧倒的に難しい。低山だからと舐めてはいけません。山の難しさは標高では決まりません。ルートで決まるんです。

2018-05-30 00:36:22
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

GPSも地図も使わずに歩いていると、標識とか小屋とか、分かりやすい場所以外では現在地が分からなくなります。道を歩いていくと次のポイントが出てきて現在地が分かる、という状態。多くの登山者がそんな感じだけど、これはポイントとポイントの間で道迷い遭難してるって事だからね。

2018-06-03 10:56:11
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

たまたま道の先に目的地があっただけで、その途中で現在地を正確に言えなければ、その時点で道迷いしてるってことだから。進んでいった先が全然予想と違うかもしれない。確信を失った時点で遭難だと思いましょう。漠然と登山道を歩いちゃダメです。常に現在地を把握してください。

2018-06-03 10:56:12
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

現状でも道迷い遭難が毎年1200人も出てるのは、登山へのGPS普及をとっとと推進しなかった各種団体にも罪があると思います。最近になってようやく登山業界は動き始めましたが、警察や大手マスメディアはGPSの必要性を言わない。君らが一声掛ければ一気に普及するってのに。遭難減らす気無いだろ。

2018-05-30 04:08:04
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

登山業界(ガイド組織や山岳メディア、登山用品メーカー)、大手マスメディア、警察や消防などが登山にGPSを使うようにもっと言っていれば道迷い遭難はとっくに減っていたはずです。登山用のGPSアプリは何年も前からあります(ジオグラフィカは4年目、DIY GPSは8年目です)。

2018-05-30 04:08:03
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

道迷い遭難のニュースのあとに「GPS、紙の地図、コンパスを持って正しく使いましょう。スマホのGPSも活用できます」と一言加えるだけでいいし、北海道テレビや札幌テレビのように、アプリの使い方も紹介してくれれば大きく違うのに、それをしない。むしろ、未だにスマホなんかに頼るなという風潮です。

2018-05-30 08:36:31
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

飛行機や船ではGPSを活用するのが当たり前。もちろん軍隊でもそうだし、車にカーナビも当たり前。それらをGPSなしで運行して道に迷ったり事故を起こしたりすれば、なぜGPSを使わなかった!と非難されるでしょう。

2018-05-30 08:53:31
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

登山も同様ですよ。なぜGPSという便利なものがあるのに使わないのだと非難されてしかるべき。冒険性を保つために通常時は使わないとしても、非常時にはGPSを使うべきです。 登山にGPS端末(スマホでもOK)を携行するのが当たり前の世界では道迷い遭難は激減します。

2018-05-30 08:53:31
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

npa.go.jp/publications/s… 毎年6月に警察庁が発表する山岳遭難統計です。見ればわかりますが、3000人近くが遭難して、うち4割が道迷いです。全登山者がGPSを使えればこの数は激減するはずです。

2018-05-30 09:49:53
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

去年の統計では少し減りましたが、それがたまたまなのか減少傾向になるかは今年の統計で分かります。例年であればもうすぐ発表されます。楽しみにしています。

2018-05-30 09:49:53
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

山岳遭難の傾向を大雑把にまとめると、 ・年間およそ3000人が遭難(警察の把握件数)。 ・4割、1200人が道迷い遭難。毎日3,4人が道迷い遭難をしている。 ・遭難者の多くは中高年。 ・単独登山は遭難時の死亡行方不明がパーティー登山の3倍。 ・救助要請の多くは携帯電話から行われている。

2018-05-30 09:49:54
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

遭難してビバークしたけど翌日自力下山とか、怪我をしたけど救助は呼ばなかったとか、統計に出ない遭難もあります。実際の遭難件数はもっと多いはずです。 道迷い遭難が減れば遭難全体の件数が減り、救助隊の負担やリスクも減ります。救助費用(税金)の抑制にも繋がります。

2018-05-30 09:49:54

「10年も経てば登山でGPSを使うのは当たり前になってると思うけど、それが5年になれば遭難者は相当に減る。不幸になる人の数は劇的に減ります」

マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

現代の日本では脚気や盲腸で死ぬ人は少ない(ゼロとは言いませんが)。医学が進歩したからですよね。脚気で死んだなんて来たら、はぁ?って感じしますよね。 登山にGPSが浸透すれば道迷い遭難も過去のものになります。ゼロにはならないでしょうけど、大幅に減ります。

2018-05-31 13:12:53
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

10年後は、道迷い遭難?今どき?GPSあるのに?という世界になるでしょう。それが5年に縮まれば6,000人が遭難せずに済みます。GPSが今年一気に浸透すれば12,000人が道迷い遭難せずに済みます。もちろん多くの人の命が助かる。それは家族や友達、同僚かもしれない。山に登らない人にも関係あるんですよ。

2018-05-31 13:12:53
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

10年も経てば登山でGPSを使うのは当たり前になってると思うけど、それが5年になれば遭難者は相当に減る。不幸になる人の数は劇的に減ります。 みんなが『道迷い遭難対策にGPSを活用しましょう』って言い続けることが大事です。オレ一人の力や精神力には限界があります。みんなの力が大事です。

2018-06-01 00:32:28
マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 @keizi666

1年早くGPSが浸透すれば1200人が助かります。潜在的な道迷い遭難者(ビバーク後に自力下山とか、救助要請せずにどうにかした人)を含めればもっと多い。とにかく早く登山業界にGPSを浸透させるのが重要です。専用機でもスマホでも何でもいいしアプリもなんでもいいですから。一刻を争います。

2018-06-01 00:32:29
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