人造生体兵器羽根っ子シナリオ妄想

Sgt.タムーン@さらばガンエボ @Sgt_Tamun

ナチスが絡む羽根っ子だと、｢ナチスから接収した技術を基にソ連が生み出すのに成功した生体兵器｣みたいな設定の子が好きです（昔構想してたラノベもどきのヒロインがこういう設定だった）

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恐ろしい兵器として生み出されたのに本人の性格は優しい良い子（CV：金元寿子みのある性格）だと満点です

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調子に乗ってさらに語るとそのラノベもどきのクライマックスは徐々に能力の片鱗を見せてはきたが飛行能力が開花してなかった彼女が崩れる研究所から気絶した主人公を抱きかかえて脱出するとき初めてその翼が開きはばたくんですよ

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優しい子だから自分の仲間（これまた生体兵器だが彼女と違ってモロBow）を説得しようとするんだよね…（生体兵器同士テレパシー的なのでコミュニケーション）

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人間サイズで飛行できて手から強力な重力波発生させられるから一人で相手の中枢部を破壊できる戦争の切り札（設定は先述のナチスのデータをもとにソ連が作ったのを意識してるけど、架空の世界のヴェトナム戦争っぽい戦争）だから彼女と主人公たちが一緒に暮らしてる前線基地が大攻勢を受けるんだよね

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で、彼女は敵の大佐に｢お前が大人しく我々のもとに帰ってくるならお前の仲間は助けてやろう｣って言われて行っちゃうだよね…主人公は猛攻の中それを見ていることしかできない

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結局大佐が約束を守ったのもあって攻勢はしのげるんだけど、主人公は一人でも彼女を追いかけようとするんだよね。すると仲間達が｢お前を一人で行かせられるかよ。それに仲間（羽根っ子の事）も取り替えさねえとな｣ってなって上官の少佐も｢あの子がこの戦争の趨勢を決める。行ってこい、これは命令だ

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って背中をおしてくれんだよね（実は上官は前の戦争で羽根っ子ヒロインみたいな存在と出会ったけど救えなかった） それで、主人公がヒロインからもらった羽根のアクセサリーが彼女に反応して導いてくれるわけだ

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敵の研究所にたどり着いた主人公たちは仲間たちに助けられて羽根っ子の反応がある区画に乗り込むんだけどそこでいきなり重力波が飛んできて、危うく回避する。 で、飛んできたほうを見るとなんか怪しい機械を取り付けられて（ミュウツーのあれで想像してください）無表情のヒロインが立ってるんだ

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で、主人公は｢俺だ〇〇！迎えに来たんだ！｣って言うんだけど機械の力で操られてる羽根っ子には通じなくてボコボコにされた挙げ句首を絞められて持ち上げられてもう駄目だってなったところでさっきの羽根のアクセサリーが目に入って動きが止まるんだよね

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で、その隙に主人公は羽根の付け根（性感帯とかサイヤ人の尻尾的な部分品）掴んで力が抜けたとこを｢ごめん！｣って思いっきり頭突きして吹っ飛ばすわけだ。で、倒れた羽根っ子にかけよると機械がぶっ壊れてて正気に戻った羽根っ子が｢〇〇…ゴメンね…私のせいで…｣

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って泣くんだけど、主人公が｢気にするなよ。それに悪いと思うんだったら一緒に帰ろう。皆も少佐も心配してる｣って言ってあげると安心して気絶しちゃうんだ

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そこに敵大佐が現れて｢やはりまだまだ調整と改良の余地がありそうだな｣って現れる ｢君達を帰すわけにはいかない。それは我が軍の最重要機密なのでな｣って羽根っ子を｢モノ｣としか思ってない発言に主人公がキレて｢〇〇はお前達の道具なんかじゃない！俺達の仲間だ！生きている一人の人間だ！｣

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で、大佐がスチェッキン抜くんだけど撃たれる前に主人公がタックルしてハリウッド映画でよくあるスデゴロのタイマンになると 最終的に主人公が勝つんだけど主人公も満身創痍でしかも大佐が施設の自動消滅装置を作動しちゃうんだよな

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｢あれに必要以上に情が移ったのが仇になったな…だいいちあの化物が人間だと?外でそう生きられるとでも思うのか？｣って兵器としてのデータでしか羽根っ子を知らない大佐が虫の息で嘲るんだ

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それに対して主人公は｢ああ、勿論だ。あいつはお前の言うようなご大層な兵器なんかじゃなくて、お化けが怖くて動物に優しい女の子だ。仮に人間として生きるのが難しいなら俺が人間として生きれるように責任持って支えてやる｣って返してトドメ刺すんだ

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で、なんとか脱出しようとするんだけど、主人公もボロボロで施設も崩壊。ついには主人公も力尽きてしまうんだけど、そこで羽根っ子が目を覚ますんだ

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このままだと自分を助けにきてくれた、初めて｢人間｣として楽しいことも嬉しいことも教えてくれた人が死んでしまう。 今までうまくいったことはない。でも今しかない。 そう覚悟を決めた時、彼女の羽根が初めて大きく広がったんだ

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主人公は朝日のまぶしさに目をそらす。そして自分の視界の上にとても美しい翼を見た。最初は天国に行く途中かと思ったが自分を抱きかかえてるのは天使でなく、だけど天使のようにあどけない自分のよく知る顔だった

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そして朝日は生きるには糞な世界かもしれないが、死ぬには余りにも、余りにも惜しいこの世界に二人がまだ生きていることを誰よりも雄弁に証明してくれていた

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ちなみにこのツイートの｢生きるには糞な世界かもしれないが、死ぬには余りにも惜しい世界｣というフレーズの出典は洲央さん（@laurassuoh）からお借りしました。 twitter.com/Sgt_Tamun/stat…

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遠くからヘリコプターのローター音がする。先に研究施設を脱出し、ヘリに乗った仲間たちが二人を探しに来たのだ。

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｢帰ろう。俺達の家に｣ ｢…うん。でも｣ ｢そこから先は言わせないぞ。言う必要もないしな｣ ｢…ありがとう。それに〇〇（主人公）が私をずっと支えてくれるもんね？｣ ｢ばっ…！？聞いてたのか！？｣ ｢そりゃあもう。…嬉しかったけどね。皆にもこの話しようかな？｣ ｢やめろーっ！｣

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で、まあこの後基地に戻った主人公（一応所属のちっぽけな基地の実働班のリーダー）は色々あって本部に呼び出されて戻ってこないわけだ。 しばらくして主人公たちの部隊に新隊長が来るってなって、｢いけすかねえのが来たら追い出そうぜ｣なんて話するわけよ

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で、いよいよ着任の日。ヘリコプターから新隊長が降りてきてその顔を見た羽根っ子は ｢（主人公）！｣ そう、新隊長は昇格した主人公だったのだ。沸き返る羽根っ子と仲間たち。 彼らの日々は明日も続いていく