【横山光輝「三国志」講座168「合肥城攻防」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第168話「合肥城攻防」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。 ※今回の話は、大判・横山光輝「三国志」第10巻に収録されています。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座168「合肥城攻防」01】 劉備玄徳が零陵、桂陽、武陵、長沙の四郡を平定したのに対し、呉は合肥城攻略に手を焼いていました。 合肥の城は曹操が特に張遼に任せた重要地のひとつ。魏にとっては大事な防衛拠点。呉にとっては、ここを抜かないと魏の攻略が出来ません。

2018-06-13 12:31:47
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【横山光輝「三国志」講座168「合肥城攻防」02】 張遼は曹操の期待にこたえ善戦。呉軍を寄せ付けません。呉軍の被害は日ましに大きくなっていきました。そんなおり、合肥城から使者がやってきます。棒に手紙を差し込んでいます。使者は棒のまま呉軍兵に渡し、呉候、すなわち孫権に渡すように言います。

2018-06-13 12:34:46
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【横山光輝「三国志」講座168「合肥城攻防」03】 ただちに手紙は孫権のもとに届けられます。一読した孫権は、無礼なと言って手紙を丸めて投げ捨てます。驚いた側近の部下。読んでみろと言われて、拾って読むと、呉の大軍は蠅か蛾か、と侮辱する文面です。

2018-06-13 12:36:27
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【横山光輝「三国志」講座168「合肥城攻防」04】 この城(=合肥城)を遠巻きにして、いったい何を求めている、戦う度胸もないなら、早々に呉に帰るがよい、という内容。呉軍を蠅呼ばわりされて怒り狂う孫権。明日は決戦だ、張遼に目にものをみせてくれん、と息巻きます。

2018-06-13 12:38:22
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【横山光輝「三国志」講座168「合肥城攻防」05】 翌朝、呉軍は打って出ます。先頭に立つのは孫権。それに応じるように、張遼も城から押し出してきます。呉の周瑜は重病で病の床に伏したまま、いま狙うのは孫権のみ、抜かるなよ、と部下たちに言い含める張遼。そして、お互いの軍が対峙します。

2018-06-13 12:39:58
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【横山光輝「三国志」講座168「合肥城攻防」06】 今日こそ勝負をつけてやる、と孫権。今日こそ赤壁の仇をとらせてもらう、と張遼。お互い有力武将達が控えています。大将達の合図により決戦の火蓋が開かれます。混戦模様ですが、張遼は雑魚兵をなぎ倒しつつ、孫権目指して突っ込んでいきます。

2018-06-13 12:41:53
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【横山光輝「三国志」講座168「合肥城攻防」07】 張遼の動きに反応したのが太史慈です。下司(げす)控えろ、と張遼に槍を向けます。邪魔をするなと応戦する張遼。二人の一騎打ちが始まりました。その様子を見た魏の李典。孫権の姿を見ると、あの首を取れば赤壁での仇を討てると、突っ込んでいきます。

2018-06-13 12:45:45
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【横山光輝「三国志」講座168「合肥城攻防」08】 李典の動きに反応したのが、宋謙です。李典と宋謙がやりあっているところに、駆けつけてきたのが楽進。邪魔者はどけと、矢を放つと、宋謙の首に命中します。孫権は自分の身が危険になったので、退却を始めます。

2018-06-13 12:48:45
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【横山光輝「三国志」講座168「合肥城攻防」09】 逃さんと楽進が再び矢を射ますが、孫権は間一髪のところでよけます。君主危うきと、呉軍は必死に楽進へと立ち向かいます。これには楽進も孫権をこれ以上追撃することはできません。結局、この日の決戦は、そのまま引き分けのかたちとなりました。

2018-06-13 12:50:41
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【横山光輝「三国志」講座168「合肥城攻防」10】 魏軍からの挑発に乗る形で孫権は総力戦を挑みましたが、決着がつきません。この戦いはまだ続きます。果たしていかなる結末を迎えるのか…続きはまた次回です。 今回はここまで。

2018-06-13 12:52:47