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shinshinohara @ShinShinohara
愛情をもって育てれば、子供は素直に育つ、とよく言われます。愛情は大切なのですが、親にとっての愛情ではなく、子どもにとっての愛情でなければ、片想いになってしまいます。愛情は、一種の「賢さ」(お勉強とは関係ない)が伴わないと、かえって子どもをダメにします。 dot.asahi.com/dot/2018061300…
shinshinohara @ShinShinohara
ネコのことが大好きでたまらない姉妹がいて、暇があれば抱こうとするし、エサもマメにあげています。まさに愛情たっぷり。ところがそのネコは基本、姉妹の姿を見ると逃げ出します。 他方、ろくに面倒を見る気もない、エサもまずあげることがない人にずいぶんなついています。この違いはなんでしょう?
shinshinohara @ShinShinohara
姉妹はネコの都合などお構いなしに、自分が撫でたいときに撫で、抱きたいときに抱き、エサをあげたいときに食べさせようとします。その気分ではないネコは、こりゃたまらんと逃げ出します。一方、なついている人と言えば、ネコが撫でてほしいときに撫で、抱いてほしそうなときに抱きます。
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姉妹は自分の思いにとらわれ、ネコの気持ちが見えていません。なついている人はといえば、ネコの気持ちを察し、放っておいてほしそうなときは放っておき、相手をしてほしそうなときにだけ、相手をしています。ネコをよく「観察」しています。
shinshinohara @ShinShinohara
子育てでは、何より観察が大事です。今、子どもが何を感じ、どうしたいのかを読み取ります。そして将来子どもが社会に出るまでの道のりを段階に分け、ミッシングリンクを少しずつ埋めていきます。少しずつ。ほんの少しずつ。子どもが自発的に進む方法を考え抜きます。
shinshinohara @ShinShinohara
子どもは自分のペースでしか前に進めません。たとえ目標がずっと先であっても、焦って尻をたたかず、子どもが自ら歩き出すのを、見守りましょう。そうするには周囲の人間がどうすればよいのか、考えましょう。
shinshinohara @ShinShinohara
離乳後、北斗神拳が通じない娘。 前は北斗の拳OPを子守歌に抱っこしてやれば眠りについたのに(なぜか特異的にその歌のみ)。 心の秘孔が閉じたか。 泣きわめいた時は嫁さんのおんぶだけが有効。
shinshinohara @ShinShinohara
子どもがハイハイしかできなかった時に「速く走れ!ボルト選手のように!」なんて要求しないですよね。つかまり立ちしたり、立ったり、伝い歩きしたり、一歩を歩いたり。少しずつできることが増えていくのを見守っていたはず。その接し方が一番だと思います。
shinshinohara @ShinShinohara
子どもはもともと「できない」を「できる」に変えるのが大好き。その様子を横で驚く人がいたら、ますますハッスル。もっと「できない」を「できる」に変えて見せて、お母さんを、お父さんをびっくりさせようとします。横で驚いていれば、子どもは教えなくても自ら果敢に挑みます。
shinshinohara @ShinShinohara
変に教えると、子どもは「あ、それできて当たり前なんだ。じゃあできてもお母さんは大して驚かないし、次のステップに早く進めとご不満なんだ」ということを直感的に見抜き、やる気を失います。子どもは驚かせるのが大好き。でも期待通りに動きたくありません。驚いてくれないから。
shinshinohara @ShinShinohara
ハイハイも、つかまり立ちも、立つことも、伝い歩きも、歩き出すのも、最初にできたとき、手を叩いて喜びましたよね。「あ!今、立った」って。立つのが「当たり前」ではなく、一種の奇跡だと感じたはず。そしてそれに驚いたはず。私は、お母さんたちのその接し方が何よりだと考えます。
shinshinohara @ShinShinohara
私たちは、子どもが言葉を操れるようになると、言葉で伝えられるようになるものだから、つい教えたくなります。でも、教えるという行為は「あ、それってできて当たり前なんだ。できても次へ次へと急かされるだけなんだ」と子どもは気づき、興味を失います。
shinshinohara @ShinShinohara
立つことも歩くことも、言葉の通じない赤ん坊に教えようがないから、親は見守るしかありません。そして教えもしないのに、子どもは自分なりの工夫で、それをマスターしていきます。教えないのに習得していく奇跡に、私たちは驚かされます。
shinshinohara @ShinShinohara
言葉が通じるようになっても、同じスタイルでよいと思います。教えずにいてみましょう。そして様子を注意深く見守りましょう。すると子どもは、「できない」を「できる」に変えてあなたを驚かせようと、工夫につぐ工夫を重ねるでしょう。大人が話す言葉にも耳を傾けて、ヒントを得ようとします。
shinshinohara @ShinShinohara
もちろん、子どもが教えてといった時は教えてあげてください。でも、教えてと言ってないなら、教えなくて結構。その代わり、教えなくてもできたことがあったら、そのことに驚いてみせる。それが子どもの意欲を引き立てます。
shinshinohara @ShinShinohara
愛情は、「教える」のに使うのではなく、「待ち、驚く」ためのエネルギーとして用いてください。教えなくても自分なりに工夫してできることが増えていきます。それに驚くと、子どもはまた驚かせようと凄まじい集中力をみせて何かを習得しようとします。
shinshinohara @ShinShinohara
「待ち、驚く」と、最初は遅々として「できる」にならないことにヤキモキするかもしれません。しかし子どもの様子を見てください。飽きずにずっと、子細に観察してはいろいろ試すのに熱中しているはず。膨大な情報収集をして、楽しんでいるはずです。
shinshinohara @ShinShinohara
四角い穴に四角いブロックを入れるおもちゃにしても、丸や三角のを入れようとします。これ、子どもは「失敗」したのではなく、情報取りをしている最中です。四角い穴に三角のブロックは、角が引っかかるという「発見」をしています。
shinshinohara @ShinShinohara
四角いブロックでも、まっすぐ入れないと穴は通らない、と「発見」するために、どうしたら通らないか、ということを「発見」しようと、徹底していろんな角度を試します。そうして「角度」を発見します。教えもしないのに。
shinshinohara @ShinShinohara
子どもって、いろいろ試すなあ、と驚けば、子どもは失敗を恐れず、試行錯誤して情報取りする事を楽しみます。そして膨大な体験的知識をもとに工夫を始め、応用を考え出します。様々な「失敗」の蓄積があるから、創意工夫が可能になります。
shinshinohara @ShinShinohara
ブロックを穴に入れる「正解」に早くたどり着かせようとせずに、そこに至るまでの回り道を一緒に楽しみましょう。あなたがそばにいれば、子どもは安心して情報取りを続けます。その膨大な体験的知識が、子どもの創意工夫と学習意欲を引き出します。
shinshinohara @ShinShinohara
膨大な回り道をしたからこそ、まっすぐ入れた時にだけブロックが穴を通る、という「奇跡」に子どもは気づきます。「まっすぐだったら通るんだ、へええ!」しかし他の通り方が本当にないのか、子どもは熱心に取り組みます。別の方法があり得るかも、という仮説を子どもは抱きます。
shinshinohara @ShinShinohara
「さっきできたじゃない、こうよ、こう!なんでわざわざ斜めに入れようとするの!」と苛立つかもしれません。しかし、子どもは「別の方法がもしかしたらあるのかも」という、別の発見をしようと情報取りをしているので、見守ってあげてください。
shinshinohara @ShinShinohara
子どもは「正解」を探しているのではなく、その現象を知り尽くそうとしています。穴にブロックを通すという遊びから吸収できることを、これでもかとばかりにしゃぶり尽くします。それと比べたら、正解しか学ばないことのつまらなさといったら。
shinshinohara @ShinShinohara
四角い穴に四角いブロックでも、斜めに置くと落ちない、という「発見」は、様々な道具がどうやって引っかかって落ちなくなっているのかを理解するよすがになります。穴に通すだけを学ぶのじゃ、もったいない。子どもは直感的にそれに気づいており、現象をしゃぶり尽くそうとします。
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コメント

Susurro @Susurronis 2018年6月18日
@ShinShinohara その「余裕」ためのお金は誰が用意するんでしょうね?
shinshinohara @ShinShinohara 2018年6月18日
Susurronis そうですね、まずはお金でアウトソーシングして解決しようという発想から改める必要があると思います。たとえば同じマンションで赤ちゃんのいるお母さんがいたら、笑顔であいさつしたり。泣き声で迷惑かけているかも、と心配しているお母さんの気持ちは、それだけでも和らぎます。まずは身近な、できることから。
Susurro @Susurronis 2018年6月19日
ShinShinohara 子持ち家庭の貧困問題というのを甘く見過ぎです。気持ちでどうにかなる問題ではありません。
shinshinohara @ShinShinohara 2018年6月19日
Susurronis その通りですね。問題が深刻だからこそ、一気にすべて解決することは難しく、まずはできるところから手をつけたいという提案です。まずは気持ちから動けば、お金の問題も動く可能性が出てきますが、育児に冷酷な気持ちのままの社会なら、お金は全く動かないと思うのです。
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