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犬飼勝哉くんの「木星のおおよその大きさ」を観てアフタートークに出た。淡々とした風景と対話か積み重ねられとても興味深い。「群像」でいとうせいこう君との対談でぼくが話した、「こら、俺が書いたんじゃないか」と思ったのはこの人たち。
2018-06-23 18:58:21「木星のおおよその大きさ」のひとつは今年ご一緒したテアトロコントで上演されていてよくできてるけどヘンなところがあるコントだったんだけどその全貌が明らかに。全貌は会社舞台のコント集だった。ところが限りなくコント集なんだけどひとつの演劇作品になっていて、けっこう確信犯的な異化効果。
2018-06-23 06:34:52犬飼くんの演劇面白かった! 「木星のおおよその大きさ」駒場アゴラでやってます。お客さん多そうだけど。 pic.twitter.com/3B0dQ6w6Vr
2018-06-23 01:29:54アゴラにて、犬飼勝哉『木星のおおよその大きさ』。短編として発表されてきた作品を基にした全七場2時間15分の大作。舞台装置なし。音楽なし。ギミックなしで淡々と演じられる会社宇宙の悲喜こもごも。とにかく役者陣が超良いので可笑しみ倍増。静かに発狂したアンビエント・スラップスティック。
2018-06-21 23:50:26どらま館ショウケースで観ただけだったからてっきりSFだと思ってしまってた。ある意味SFかもしれないけど。犬飼くんて会社勤めしたことあるのかな? ディテールというか会社あるあるが妙にリアル。といっても僕も会社に勤めたことないですが笑
2018-06-21 23:53:43犬飼さんの『木星のおおよその大きさ』観。戯曲と演出の冴えとおもしろさは期待通り。そして7場10人と犬飼さんの最近の公演にしては多い役者さんがみんなとてもとてもよかった。犬飼近作の集大成みたいな感じもあり、感動。小説の語りに関心のある人には是非観てほしいです。駒場で月曜迄。 twitter.com/takoguchiyusho…
2018-06-23 02:21:03犬飼勝哉さん作・演出『木星のおおよその大きさ』の公演。コメントを寄せました。こまばアゴラ劇場で6月20日(水)〜6月25日(月)。犬飼さんは俳優として演劇版「高架線」に新井田千一役で出演してくれました。 astronautsboard.com/mokusei/
2018-06-13 10:40:51『木星のおおよその大きさ』に寄せたコメント貼っておきます。〉 「何年か前、今はなき清澄白河のSNACではじめて犬飼さんの演劇を観た日は記録的な大雪だった。東長崎の天空高くのびる階段をのぼっていく、みたいな話だった気がするけど全然違ったかもしれない。(続く)
2018-06-23 17:49:08→話しているのか、聞いているのか、会話なのか、独り言なのか……。簡単そうでどこまでもわからない犬飼さんの演劇の言葉は、自分が考えている小説の言葉にもきっと近い、と思ったのでした。 あの大雪の日以来、僕は犬飼さんの演劇の言葉から、小説を書く刺激とヒントをたくさんもらっています。」
2018-06-23 17:51:33犬飼勝哉『木星のおおよその大きさ』。ここにある概要の通りっちゃそうなんだけど笑ってるうちに寒々しい気分になる。手練れ揃いの役者の中で個人的にはセリフないところの深澤しほが最高でした。あの顔!初期チェルフィッチュ・ミーツ・マレビトの会の趣もあり、それがそのまま作品のテーマでもあり。 twitter.com/mokusei_about/…
2018-06-22 00:19:55宇宙は社会の縮図である 【(株)ジュピター】を舞台に、喫煙所でのマナー、目に見えにくいジェンダー・バイアス、バレンタインのチョコ配布、ランチタイムの人間模様など、職場で起こる些末で根深い問題をユーモアと皮肉を込めて描く。ミニマルな作風で知られるわっしょいハウス犬飼勝哉による新作長編 pic.twitter.com/L30Lvf6Icd
2018-04-15 23:02:01こまばアゴラ劇場で犬飼勝哉『木星のおおよその大きさ』。犬飼さんの過去の作品も何本か観ているけど、ぶっちぎりでこれがいちばん好きだ、と客観的な視線も何もなくまず思った。サイコホラーの新しい形として観た。笑いながら泣きかけた。わたしたちは中身のない会話を延々として共感しあっている…?
2018-06-21 17:04:02昔、冗長な会話というものが出来ず(今も出来てない可能性はある)、中身を120%ギュウギュウに詰め込んだミッチミチの袋を渡すような感じで喋っていたら世界との衝突が激しく、5%ぐらいで会話したらスムーズに進行するようになった。115%はツイッターや戯曲、レビューなどに充てて、成立している。
2018-06-21 17:07:19世界が、あるいは日本が、または社会が、もしくは会社が、そのようなコミュニケーションで成立していると知ったときの混乱と絶望を往復ビンタで食らったような痛みがあり、なのにユーモアは維持する、というバランスが絶妙な塩梅だった。わっしょいハウスでの人称実験が固定した役の語りに溶けていた。
2018-06-21 17:10:58犬飼勝哉『木星のおおよその大きさ』。連作短編集。宮沢章夫に「俺が書いたとしか思えない」と言わしめた既発表部分(第二場)はたしかに「ラジカル・ガジベリビンバ・システムみ」があったが、今回新たに書かれた部分、というか全体を通しての印象は「スネークマンショーみ」あるなだった。
2018-06-23 13:21:09今回の上演の個人的な白眉は何と言っても「ポートレイト即ち完全横向きの渡邊まな実」を見れたことです。猫背女優に反応しがちな私ですが、渡邊さんは横から見ると想像以上の驚異的シルエットだった。そして爪先立ちというオプション。完璧だ。
2018-06-23 13:33:44ところで、犬飼くん本人は「スネークマンショー」をまったく知らないという。隔世の感だが、隔世遺伝というのはあるのだなとも。感慨深い。
2018-06-23 14:00:08犬飼勝哉『木星のおおよその大きさ』。初の犬飼作品。初めて観るタイプの演劇。7場に分かれており、コント(サラリーマンNEOを思い出した)のようだが、その全ては同じ設定に存在する狭い世界の人たちであるため、場を重ねる中で各キャラの多様な面が見えてくる。大笑いは1〜2度で終始、クスクス笑い。 pic.twitter.com/yszAyetGyQ
2018-06-21 22:09:31その笑いもヤダ味が強く、大企業あるあるの嫌なシーンを強調し、反復し続け、手を替え品を替え、色んなタイプの潜在的差別意識を露わにしていく。交わされる会話の8割は無意味で、すれ違う言葉ばかりなのに、その場は保たれ続ける。無言の時間を経ても、場が保たれる限り言葉は再び発される。地獄。
2018-06-21 22:17:031場の中で、登場人物同士が木星と地球宜しく、精神的距離が近づいたり遠ざかったり、立場が上になったり下になったり、押したり引いたり、変化していくのは見事。1場の中で、最初に発された言葉を最後に繰り返すのは、そこで交わされた会話の意味の無さを表しつつ、しかし、確かに変容した関係も表す。
2018-06-21 22:20:43そうして、違う人物との関係の中で1人の人物の変容をまじまじと目にし、最後、あらゆる登場人物の内面が浮き上がってくる……みたいにはならず、結果、こちらが観ていたのは大企業という演技を要求される場における、1人1つの側面だけと気づかされる。直前に削ったという最後の一幕、観たかったなぁ。
2018-06-21 22:24:39犬飼勝哉さん作・演出『木星のおおよその大きさ』の公演。コメントを寄せました。こまばアゴラ劇場で6月20日(水)〜6月25日(月)。犬飼さんは俳優として演劇版「高架線」に新井田千一役で出演してくれました。 astronautsboard.com/mokusei/
2018-06-13 10:40:51自分の公演終わった後ですが、犬飼勝哉さんの公演がめちゃ面白そうです。 わっしょいハウス時代からめっちゃ好きなのですが、今回は全身全霊をかけての一撃とのこと。 是非見に行ける人は見てほしい…! astronautsboard.com/mokusei/
2018-06-14 11:32:05来週の犬飼勝哉さんの公演、コトリと同じく9ステージかー。 観たいなー。 twitter.com/mokusei_about/…
2018-06-17 00:04:26【犬飼勝哉『木星のおおよその大きさ』残席情報】 6/20(水)19:15◎ 6/21(木)14:00○/19:15◎ 6/22(金)19:15◎ 6/23(土)14:00△/19:00○ 6/24(日)14:00△/19:00○ 6/25(月)14:00○ アフタートーク回の残席がわずかとなりました。 ご検討の方はお早めにどうぞ。 astronautsboard.com/mokusei/
2018-06-16 11:05:48