悲劇?狂気? 珍機関車BR19.10

ドイツ帝国鉄道の興亡
12
ムネパン@土曜日東d-02b @vt07tee

「蒸気機関車の駆動方式ってどうなってるんやろ…」 V 字 型 2 気 筒 エ ン ジ ン 独 立 軸 駆 動 方 式 最 高 速 度 1 8 6 k m / h 戦 時 下 で 営 業 運 転 開 始 狂 気 の 権 化 B R 1 9 . 1 0 pic.twitter.com/AF6bJ432gD

2018-06-21 01:06:33
拡大
拡大
ムネパン@土曜日東d-02b @vt07tee

なぜか伸びてるので補足を… 戦前から開発が始まったこの機関車がようやく試運転を実施できたのは開戦後の1940年8月。しかしながら数多の新技術を詰め込んだことでトラブルが続出し営業運転にこぎつけたのは既にドイツが劣勢に立たされつつあった1943年春だった pic.twitter.com/c3sbx1Rt2s

2018-06-22 18:37:32
拡大
ムネパン@土曜日東d-02b @vt07tee

ドイツ敗戦後、その斬新な駆動方式に注目したアメリカ占領軍は1946年にBR19.10をバージニア州へ船で移送。何度かイベントで展示されたものの運用につくことはなく後に現地で解体された

2018-06-22 18:44:27
ムネパン@土曜日東d-02b @vt07tee

ちなみにイギリスや日本を始め当時世界的に流行した流線形カバーの取り付けは戦前のドイツ帝国鉄道でも積極的に実施され、01.10形、03.10形、05形、06形、60形(私鉄機)、61形、19.10形など多形式に及んだ。一方、保守点検の手間や高速運転の必要のなさから戦中から戦後にかけて随時カバーは外された pic.twitter.com/NAVvv9GRHg

2018-06-22 19:04:31
拡大
拡大
拡大
拡大
ムネパン@土曜日東d-02b @vt07tee

シーネンツェッペリンやフリーゲンダー・ハンブルガーなど数々の新技術を世に送り出すため苦悩を重ねたドイツ帝国鉄道の末路は戦争による高速運転中止と戦時輸送専念、そしてホロコーストへの加担という最悪のシナリオだった。栄光の頂点から戦争を経て没落の一途を辿った国鉄、それがライヒスバーンだ pic.twitter.com/1CM5rJLlhj

2018-06-22 19:20:36
拡大
ムネパン@土曜日東d-02b @vt07tee

構造的にはこの画像が最も分かりやすいかもしれない。ロッドがなくても蒸気でエンジンを駆動させてる以上れっきとした蒸気機関車である pic.twitter.com/9HxznZ1742

2018-06-22 19:31:47
拡大
ムネパン@土曜日東d-02b @vt07tee

優美な流線形カバーは無残に破壊され、迷彩を施した機関車も哀れな姿を晒す。連合軍の戦略爆撃はライヒスバーンに甚大な被害を与え、激動の時代を駆け抜けたドイツ帝国鉄道は第三帝国の崩壊と共にわずか25年で幕を閉じたのだった pic.twitter.com/3cl3wTHDM3

2018-06-22 19:46:13
拡大
拡大
田舎社長 @EngsInst

@vt07tee @1059kanri 19世紀の発明家の数々の作品をさておいても,ソ連のレール方向の水平対向エンジンに比べたら余程マトモです.

2018-06-21 22:22:22
クルマやスーさん @nobu9053

@bnvdfJBxFaFh8BS @vt07tee @1059kanri 凄い!こんな感じだったんですね。 ナチス時代のDRが産んだ「超高速蒸機」タイプ63…上手く行かなかったみたいだけど…時代が悪かった?

2018-06-22 13:27:13
ごほさんこと北陸の鴉 @acegespenst9

@nobu9053 いいえ、速さと重量のせいでどえらい事になる可能性がでたせいです()

2018-06-22 15:22:32
コンペ イトウ (伊藤 近平) @KPTs460702

@vt07tee トリプル・シリンダーで十分だった…(台無し)

2018-06-22 19:21:01
sami ohi @samiohi

@vt07tee @ota_yojo 写真では車輪の奥にもエンジン? ウィキ見ると諸元に8気筒。 駆動はV型2気筒と。 つまり車両に四つのエンジン。 ちなみに、ピストンの直径は30cm。

2018-06-22 19:47:19