1988年6月23日(木)の旅日記(89日目・ウランバートル→ダルカン→ソ連・ナウシク)
- namihei1224
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ラーメン食う。トイレから出てきたら、あれもう1023だ。フィルム使い切ってしまいそう。うーん、これがモンゴル大草原かあ。すげえ。モンゴル高原。刻一刻と微妙にその色を変えていく。 pic.twitter.com/pcanySc2wq
2017-06-23 22:46:51ドイツ人たち気を遣ってくれる。小肥氏の言葉思い出す。「ヤパーナ」と「トゥーケン」「イタリエーナー」の響きの違い。最初俺を中国人かと聞くので日本人だというと、very good, luckyという。確かに俺、下舗にしても気使いすぎるほど。もっとも中国人と比べちまうからだが。。
2017-06-23 22:51:59さすがにコンパートメント内、禁煙を守っている。そんなルールはないのに。1130冷やかしでレストランに行く。途中モンゴルの客車を通る。綺麗。新品か。軟臥でもないのに。ウランバートルに着いてからでないと食事は出せないと言われるが、茶とクレープの注文を受けてくれた。
2017-06-23 22:54:08各車両には雑誌がおいてあり、自由に閲覧できる。ウランバートルまで2時間余りとなってからのこの起伏は、まさに高原という感じ。 pic.twitter.com/zUKCwRN69D
2017-06-23 23:30:16これから青々と草茂る季節なのか。こうして勢いのある生え始めこそ、いいのかも。高い草が生い茂る季節も見てみたかったが。 pic.twitter.com/cLcXlXRfkG
2017-06-23 23:32:05線路は起伏を削り、回りながら走る。速いはずだが、雄大な眺めが、速度を緩やかに思わせるようだ。鷹だろうか、大きな鳥が舞う。 pic.twitter.com/GdvuCUn11s
2017-06-23 23:34:09蒙古の馬が草を食み、羊、犬、そして人々。まだまだ健在なパオ、定住の家々、そして時折軍事基地らしき施設も見かけた。貧しそうだが、みんな元気にやってるかんじ、特に子どもたち。黄色い花が咲いている。 pic.twitter.com/M1fSsHEAYW
2017-06-23 23:37:26まもなく一年で一番素晴らしい草原の季節がやってくる。ナーダムまであと3週間。モンゴル人の肌の色は想像していた以上に黒い。馬を駆る男ども。オノンとケルレン川の流れるブルカン山の麓、テムジンやジャムカの子孫たちだ。かつてユーラシアを制した男たち。 pic.twitter.com/jVLI8HH9cr
2017-06-23 23:49:17漢族の服務員、謙虚で剽軽。英語で奮闘中。服務環境の差でこうも態度が変わるのか。今また突然我がコンパートメントに来て、「ダズワンオントーバイビア~」という。1ドルだと。うーん、面白い。そーね、ここまでくりゃ漢族も外国人か。
2017-06-23 23:52:48昨夜買い込んでおいたビスケットを食う。2元もして量もあるから結構もつやろ。小高い山に木が生えている。緑のじゅうたんは林の中へも続いている。きれいな色だ。まったくいい天気になった。河の流れがみたい。テムジンが困難の日々を送ったのはこのあたりなのか。 pic.twitter.com/w5i89GnBR1
2017-06-23 23:57:14世界は広い。そう言ってなげちゃだめだ。テムジンはそれを両手に収めたんだからな。この草原より出でて。 pic.twitter.com/eixq3rJeFN
2017-06-23 23:59:031330~1400ウランバートル。ついに来た、モンゴルの都。標語はあれど、広告一切なし。街は一目で見渡せるほどの平たい、高層ビルの少ない街。しかし工場がかなりあるのか煙突が目立つ。 pic.twitter.com/a913C186yE
2017-06-24 00:01:10ボルガが走り、バスも中国では見たことのない種類。もちろん日本車など見当たらない。しかし確かに突如現れた大都市ではあった。站に降りる。ロシア人、モンゴル人が多数乗り込んでくる気配。ソ連兵。げっ本当にいっぱいいる。 pic.twitter.com/PAa8RoR757
2017-06-24 00:04:11短い停車時間ゆえ、先を急ぐ。おっと日本語で話しかけられた。この目つき、一目でそれとわかる、ヤミ屋さん。CM。ソ連のルーブル(p)との交換だ。よっしゃ。数人いる。ま俺もペンなど用意しつつ、ものほしそーな顔してたもんな。1$→2pから3p。これ以上上がらない。 pic.twitter.com/Okr2Uzt0vp
2017-06-24 01:18:51トイレまでいっしょに入って交渉つづけ、ペンなどあげて懐柔作戦。50pを受けておいて、10$だけ渡し、なんだかんだと言ってるうち、逆にさらに10pくれて交渉成立。10$と20$を間違えてくれたのか?でもラッキー。CMのプロだな、俺。レートは1$=6pにもなった。 pic.twitter.com/5HVI4zPcdI
2017-06-24 01:20:10常に堂々として下手に出ず、理屈抜きに金受けたら離さずねばる。これぞ真髄。時間がない。今度はいそぎ物売り。シャーペンとモンゴル3トゥグリグ。日本語少し話すモンゴル人と交換。 pic.twitter.com/xhSADYHCzQ
2017-06-24 01:21:35続いていそぎ、アイス屋へ。站の構外にあるが、NoProblem。モンゴルの駅は自由に出入りできるみたい。うん、確かに中国とは雰囲気が違う。ロシア人が多いのもあろうが、中国よりはまだ見ぬロシアに近いのかな。
2017-06-24 01:27:23