1988年6月24日(金)の旅日記(90日目・シベリア鉄道ウランウデ→クラスノヤルスク手前)
- namihei1224
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24日0205(モスクワ時間、以下同じ)起きてしまう。昨日1945に寝ちゃったからな。北京時間なら0805.もうとっくにバイカル湖を過ぎたかと思ったらなーんと間違い。何時間も湖に沿って走るから大丈夫だよとドイツ人。真夜中の0200、外は曇っているが白く明るい。時計を1400かと。
2017-06-24 19:36:150430ちゃんと起きる。バイカル湖が見えてきた。0505飯。パンとラーメン、バイカル、見る限りじゃとりたててすばらしい景色ではない。しかし想いがあったため、やはり多少は感動。 pic.twitter.com/qTozt4S5XS
2017-06-24 20:00:30ラーメン食い終わった時、駅に着く。スリュデュヤンカ駅。15pの羊串(バーベキュー大)withパンとネギ。0.5pの赤カブ一束。いずれもうまい。屋台や店がホームにある!大感動!モンゴルの駅とはダンチだぜ。売り子のばあちゃんもいる。でもロシアの食堂車も安くていいみたい。 pic.twitter.com/uPRcUKpK1f
2017-06-24 20:13:520645このあたり、イルクーツクへの途上、とてもトンネル多く、おそらくあの1904年の頃の問題の部分と思われる。写真は通過したシベリアの集落。実は今、ソ連はサマータイムということで、1時間ずれているとのこと。0800ではなく0900.つまり日本(北京)との時差は5時間。 pic.twitter.com/yLcSzedCvb
2017-06-24 20:54:320.24pでヨーグルト飲む。あまり美味くない。停車時間15分以内で外に出て、写真を撮る。バスや人、車、トラック。普段の生活を垣間見た気がした。 pic.twitter.com/IMsS69u8I5
2017-06-24 21:37:43売店で0.1p以下で絵葉書を一枚。コンパートメントはミュンヘン3人組とオーストリア人のドイツ語に占領されており、廊下の通路に座る。 pic.twitter.com/c97JrSuRCC
2017-06-24 21:49:08ルーブル(p)のレート。正規では10$→5.45p。つまり1p≒200円。ヤミでは10$→30~50p。俺は60pに換えちゃった。つまり1p≒20円。
2017-06-24 22:02:21さて。なんか時間がわけわかんなくなってきた。列車はモスクワ時間で運行されているが、停車駅の時計はローカルタイムになっている。中国と違ってソ連は国内に時差があるんだ。頭ん中ぐちゃぐちゃ。寝よっと。俺の時計で1144。5時間マイナスすると日本は1644。1345昼寝?から目覚める。
2017-06-24 22:09:391415Zima着。そうか北京からモスクワまで5日間かかり、毎日1時間づつ時差があるのだから、つまりは毎日1時間づつ時計をずりゃしゃいいわけね。ここのローカル時間は1715。曇っていて太陽がどこにあるかわからず、何時なのか、空を見てもわからない。。
2017-06-24 22:15:04今になって晴れてきて、あったかくなる。いったい夜は来るのだろうか。東から西へ移動しているので、1日25時間ある計算になる。日差しはまだ強いけど、西の太陽に向かって落ちよう、落ちよう、隠れようとしている太陽を追っかけているわけだ。 pic.twitter.com/ofdCYoskpj
2017-06-24 22:17:431500すげえ、シベリアの大草原が広がり始めた。1522レストランへ。確かに安い。ビーフストロガノフ、チキンスープ、バター、チャイで1.36p。安い!!俺のヤミレートなら30円しないぞ。オドロキ。パンもタダ。うーんヨーロッパの香り。黒パンだけど、美味い!
2017-06-24 22:22:33twitter.com/namihei1224/st… まだあれから一か月経ってないけど、シベリア鉄道の車窓は、もうはるか後ろになってしまった。シベリアの大平原の壮観の写真が、今頃出てきたので。 pic.twitter.com/XgTqkVU2tk
2017-07-16 23:19:37でもなんか一人孤独を感じる。ペーターに一人でいるところを見られたりしてちょいつらい。ヒングーイ駅を通過。1800まだ陽は落ちない。 pic.twitter.com/7lOMkeCcQI
2017-06-24 22:24:55同室のミュンヘン3人組。北京で乗り込んだ時、下舗の下に大量の中国啤酒を箱で持ち込み、朝から晩まで飲んでる。俺も一、二度お相伴にあずかる。 pic.twitter.com/gScVgSsI2U
2017-06-24 22:32:32運行は30分ほど遅れているようだ。赤い西空に、はるかヨーロッパを想う。1930寝る。結局今日は、イルクーツクの絵葉書に貼る切手を仕入れることができなかった。この季節シベリアで星を見るのは難しい。楽しみしてたのだが。夜がむちゃくちゃ短いんでね。
2017-06-24 22:34:44ここまでの旅をちょっと回想してみる。1988年3月末、友人たちに上野と成田で見送られ、休学してのこの1年間の1人旅は始まった。香港までの片道切符と、120万円相当の円、ドル、T/Cを腹巻と首にかける貴重品袋に入れて。
2017-06-24 22:51:08