TogetterからはじめるRPA - UiPath First Step
- Honoka_RPAInfo
- 17252
- 45
- 36
- 22
見ての通り、UiPathは現状、英語版のみです。日本語の文字も入力はできますが、たまにフリーズしたり、正常に動作できないことがあるので、当面は(たとえば検索語句など)必要な部分以外はアルファベットの文字を使用することをお勧めします。 今年中には日本語版が出る予定とのことですが。
2018-06-24 15:43:54新規で作成すると、だいたいこんな感じの画面が出ると思います。 細かいウィンドウの位置等は(私が若干カスタマイズしているので)違うかもしれませんが、大差ないはずです。 pic.twitter.com/IJZQTK4ct9
2018-06-24 15:45:16そして。 Workflowを作る前に、1つだけ準備が必要です。 今回、サンプルとしてExcelに「収集したデータ」を書きだそうと思うのですが、Excelのファイルを読み書きする機能は標準では入って居ません。 そこで、追加機能を追加することになります。
2018-06-24 15:47:26画面左側の真ん中あたり、Activitiesと書かれたパネルのすぐ下にある、箱マーク、Packageのアイコンをクリックします。 pic.twitter.com/vqbM3YHgFn
2018-06-24 15:48:24だいたいこんな感じの画面が出ると思います (インストール済みの内容は違うと思いますが、今は気にする必要はありません) pic.twitter.com/jvHcAE1nGl
2018-06-24 15:50:57まず、左側の「Available」をクリックします。 次に画面上部の「Search in Available」の入力欄に「Excel」と入力してEnterを押します。 検索結果で「UiPath.Excel.Activites」が出るので、「Install」を押し、緑のチェックが出るまで待てば完了です。終わったらこの画面を閉じてください。 pic.twitter.com/JRbjF3NMVF
2018-06-24 15:57:07なお、今回導入したExcelの機能を含めて、拡張機能は一度インストールすれば良いので、次回以降Excelを使うときは最初から使えます。
2018-06-24 16:01:47では、ここからWorkflowを作っていきましょう。 大丈夫です。今回やろうとしていることのうち、もう作業の半分以上は終わっていると言っても過言ではないはずですので。
2018-06-24 16:03:11基本的な流れは、画面左側にある部品の一覧から、真ん中にある(いまは白紙状態の)パネルに機能を持ってくる作業になります。 まず、左側の「Favorite」にある「Sequence」を、ドラッグして持ってきます。 「シーケンス」で文字通り、「順番に処理するための枠」のようなものです。 pic.twitter.com/8wSYpZ8M6D
2018-06-24 16:10:23さて、次にTogetterを開き、「新着まとめ」のページを開きます。 UiPathはInternet Explorer、Firefox、Chromeに対応していますが、FirefoxとChromeを使うときは、それぞれブラウザ側にUiPathのための拡張機能を導入する必要があります。 今回は手間を省くため、Internet Explorerでやりましょう。
2018-06-24 16:12:18URLは、 togetter.com/recent になります。 pic.twitter.com/R1KWtgQoBD
2018-06-24 16:13:41ここで、今回の肝の1つめ。Data Scrapingの設定をします。 直訳すると「データの削り取り」ですが、これはWebやアプリ画面から、一括でデータを取得する機能です。 UiPathの画面に戻り、上部リボンにあるData Scrapingのアイコンを押します。 pic.twitter.com/DfSjs7FtkA
2018-06-24 16:16:17するとUiPathの画面が最小化され、次のような画面が出ます。 これは「Data Scrapingする要素(画面の要素)を選んでください」というニュアンスです。 Nextを押すと選択するための入力がはじまるので、その前にIEのウィンドウをすぐクリックできるようにしておいてください。 pic.twitter.com/zGaTUyDfLI
2018-06-24 16:18:21Nextを押すと先ほどの「Extract Wizard」の画面も消えます。 そこでIEにカーソルを動かすと、画面のいろいろな部分が「選択できる状態」になるのがわかるかと思います。 そこで、まず「最初のリンク」の部分の色が変わった状態でクリックして、確定します。 pic.twitter.com/BdK4AJkkrP
2018-06-24 16:25:14次に、画面の指示に従って「2つめの要素」を選択します。 今回のような画面取得の場合、2つの要素を選択することで、UiPathがその関連性を調べ、そこから取得するべきデータを類推してくれる、という仕組みです。
2018-06-24 16:26:31ところで、Togetterの「まとめ」一覧は、サムネイル画像があるものと、ないものがあります。 「関係性を正しく理解させる」ために、2個目は「サムネイル画像がないもの」を選択することにします。UiPathが「画像がないのは対象外かな?」と誤認するのを防ぐためです。
2018-06-24 16:27:531つめの要素と同じような手順で、「Next」を押し、サムネイル画像がないまとめの「タイトルにあるリンク部分」をクリックしてみましょう。 pic.twitter.com/BoQH3luhmI
2018-06-24 16:32:24出力するデータの「列」を設定する画面になります。 と、同時に後ろにあるInternet Explorerの、「まとめへのリンク」がすべて色が変わり、UiPathが正しく認識していることがわかります。 pic.twitter.com/ig5sFqm8Yy
2018-06-24 16:34:04出力する「列(Column)」の設定をします。 最初の行を「Title」、次の行を「Url」とし、「Extract URL」のチェックをいれます。これは「URLも出力する」という設定です。 設定したら右下の「Next」を押してください。 pic.twitter.com/gtJpH2wx30
2018-06-24 16:36:56このような感じで出力サンプルを見ることができます。 きちんとデータが取得できていることがわかります。 黄色で塗った「出力数」で、何行まで取得するかの設定ができます。 標準では「100」ですが、少し欲張るなら「200」「300」でも大丈夫です。 pic.twitter.com/Tc6aoEnHCy
2018-06-24 16:41:47ただし「0」を設定すると、延々と取得し続けて、たぶんTogetterさんのサーバーに負荷をかけるのでやめてください。止められなくなります。 せいぜい300ぐらいまでが常識の範囲、でしょうか。
2018-06-24 16:42:06最後に「Finish」を押すと、次のような確認が出ます。 さりげない感じですが「複数ページある?あるなら次のページへのリンクを教えて?」という重要な質問だったりします。 「Yes」を押さずにちょっと待ってくださいね。 pic.twitter.com/YESdhAS6f9
2018-06-24 16:44:22IEの「新着のまとめ」ページを少し下の方にスクロールして、「次へ」のボタンが押せる場所まで持ってきます。 それから、先ほどの画面で「Yes」を選び、まとめのタイトルを選んだのと同じ要領で「次へ」ボタンを押します。これで万全です。 pic.twitter.com/jQBZCAg6qQ
2018-06-24 16:51:24UiPathの画面に戻り、このような感じになっていると思います。 pic.twitter.com/YvO1V81k35
2018-06-24 16:55:26結論から言うと、現状、1つだけミスをしています。 よく見ると「Attach Browser」という枠(機能)が選択されているのです。これは「起動中のブラウザを使う」という機能です。 「そういう手順で教えた」からなのですが、これでは「ブラウザを起動する」のを人間が手動でやる必要があり、面倒です。
2018-06-24 16:56:31