ジャーナリスト烏賀陽弘道氏によるデートレイプドラックに対する誤解

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TrinityNYC @TrinityNYC

デイト・レイプ・ドラッグは、体内から早く出て行ってしまい、被害者もドラッグを盛られたあと長時間意識がなくなるため、自分が「同意していない性行為」の被害にあったと気づいたときには、成分を検出するのが困難とアメリカでも言われています。従って、「啓蒙」が重要になってくる。 twitter.com/toshiitoh/stat…

2017-09-22 23:09:35
ITO Toshikazu @toshiitoh

今回の事件がそうと言うつもりは無いが、デートレイプドラッグを使われたらレイプと証明するのは難しい。使われた女性の血液にどのぐらいまで残っているのだろうか。 twitter.com/TrinityNYC/sta…

2017-09-22 23:01:18
出雲 智之 @Tomoyuki_Izumo

烏賀陽さん @hirougaya によるデートレイプドラッグに関する解説をモーメントでまとめました。 #デートレイプドラッグ #睡眠導入剤 #精神安定剤 twitter.com/i/moments/1013…

2018-07-02 10:19:51
烏賀陽 弘道 @hirougaya

1) みなさん「デートレイプドラッグ」というような特殊なジャンルの薬物が存在すると誤解しておられるようなので強調しますが、日本で医師が処方する睡眠導入剤、抗不安剤の一部は、アルコールと併用すると意識を失い、前後の記憶を失います。 twitter.com/trinitynyc/sta…

2018-07-02 00:21:48
烏賀陽 弘道 @hirougaya

2)それどころか、抗不安剤の一種であるエチゾラム(商品名デパス)は、腰痛や筋肉性の頭痛の薬としてごくふつうに処方されます。これもアルコールと併用すると意識を失い、記憶が飛びます。筋肉に力が入らなくなり、ぐにゃぐにゃになるのが特徴です。 twitter.com/trinitynyc/sta…

2018-07-02 00:24:47
烏賀陽 弘道 @hirougaya

3)これらの薬は、腰痛や頭痛、眠れないという訴えて医師に行けば簡単に処方されます。アルコールとの併用を禁じる注意書きも必ずあります。 twitter.com/trinitynyc/sta…

2018-07-02 00:27:02
烏賀陽 弘道 @hirougaya

4)これらの薬はふつう錠剤で提供されますが、封筒などに入れて外からコップで叩くと簡単に粉末になり、水に溶けます。私の知る例では、割り箸の袋に入れてすりつぶし、飲み物に混入した例もあります。粉末にするとさらに吸収が早くなります。 twitter.com/trinitynyc/sta…

2018-07-02 00:29:18
烏賀陽 弘道 @hirougaya

5)ちなみに、エチゾラム(デパス)の半減期は6時間です。 twitter.com/trinitynyc/sta…

2018-07-02 00:30:39
烏賀陽 弘道 @hirougaya

6)医師や薬剤師に取材すれば、こうした抗不安剤や睡眠導入剤のアルコールとの併用の副作用はみな熟知しているので教えてくれるはずです。書かないのは、悪用が広まり責任を取ることを恐れているのでしょう。 twitter.com/trinitynyc/sta…

2018-07-02 00:32:57
烏賀陽 弘道 @hirougaya

7)山口敬之さんは手記の中で「デートレイプドラッグなと聞いたこともないし、使ったこともない」と明記しておられます。では、前述のような抗不安剤、睡眠導入剤などはいかがですか?処方されたことはありませんか?と誰も問いません。デートレイプドラッグという言葉を安易に使うのはやめた方が良い。 twitter.com/trinitynyc/sta…

2018-07-02 00:36:28
烏賀陽 弘道 @hirougaya

8)つまり、デートレイプドラッグという言葉を安易に使うことで、すでに議論が誤った方向に外れているのです。それは山口敬之さんにとつて有利な方向でもあります。 twitter.com/trinitynyc/sta…

2018-07-02 00:37:38
烏賀陽 弘道 @hirougaya

9)こうした抗不安剤や抗うつ薬、睡眠導入剤のアルコールとの併用の副作用は、私がアエラ記者としてうつの患者さんを取材していた20年前には、すでに服用者の間では常識に属することでした。

2018-07-02 00:39:45
烏賀陽 弘道 @hirougaya

10)ですので、デートレイプドラッグという特殊な薬物が、あたかも危険ドラッグのように密かに存在する、という考えは現実ではない。その用途に合致する副作用を持つ薬剤は、前述のように日本でも普通に流通しています。

2018-07-02 00:42:14