東京デスロック+第12言語演劇スタジオ『가모메 カルメギ』
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『가모메 カルメギ』の舞台美術。 どんと立つ2本の柱と梁のデザインは、韓国初演の劇場の柱を隠すために考えられた舞台美術らしい。そうか、偶然だったのか。私には、見えるもの/見えないもの。日本/韓国。に見えた。対面舞台…人と人との狭間、双璧の狭間で様々な二極対立が交わっているように…!
2018-08-01 14:11:45『カルメギ』がなんか『再生』っぽくて、良すぎてわけわかんなくなって衝動的にららぽーと富士見の周りをぐるりと一周したらけっこう距離があって疲れて、それでも鶴瀬の駅まで歩いて行ったら下赤塚の人身事故で電車が動かず、それくらい『カルメギ』はよかったし、ららぽーと富士見もよかった。
2018-07-31 10:37:00土日休んでも全然回復しないのでこりゃ夏バテだわなぁと思う気持ちとけどよくよく考えると最高気温更新される中一泊二日でディズニーランド行って飲み会も2件行ってBOATもカルメギも観に行ってそれなりに仕事も育児もしてるんだからこれで疲れないのもおかしいって気持ちと
2018-07-31 10:31:18「カルメギ」を思い返す。多摩美の時、木元さん演出の舞台で、私が人殺した後にフェードインで小島麻由美の「甘い恋」が流れるってシーンがあって楽しかった。大音量のポップな音楽の中、登場人物の感情が揺さぶられてるって個人的にツボなのよね…あとトラメガ。下北感?ヴィレヴァン感?
2018-07-30 21:00:40東京デスロック+第12言語演劇スタジオ、カルメギ。於キラリふじみ。チェーホフが下敷きであることより、日韓合同の創作上演のインパクト。日本と朝鮮が時間の流れの中でどうあり、そしてどうなっていくのかという主題。とても多田さんらしい作品。カルメギ≒かもめとは何なのだろうかと考える。
2018-07-30 13:17:37台風の日「カルメギ」観劇。 こんな間近で演技を見るのは初めて。 Kポップ好きな連れは爆音レドベル、TWICEグッズ、BTSのTシャツに喜んでました。
2018-07-30 12:57:39週末にカルメギ観たら、やっぱりperfume聴きたくなった。歴史としてつい先日の西日本の大雨のことが刻まれて、更新されていく歴史のことを考える。
2018-07-30 08:51:25「私がナンバーワン」の後、「爆発する前に私を止めてね」と歌詞が続き、そこに銃の連射音のSEが加わる。これも不思議で絶大な効果。
2018-08-01 01:18:43『가모메 カルメギ』⑥ ミョギの出征シーンは、苦しくなるくらいに感情を揺さぶられる。あの音楽があるから尚のこと。物語と音楽の奇妙でいて絶妙な結合。現代と過去が鮮やかに交差し、色々なことが想起させられる。
2018-08-01 01:16:10旭日旗を首にかけたミョギ=ヤーコフの出征シーンに、戦闘機を思わせる不穏な轟音のSEと"I AM THE BEST"を重ねるアイディアは一体どこから生まれるのだろう。物語の論理的な帰結というより、直感的に結びつけているように見える。この感性には脱帽するしかない。二つの個性の奇跡的な化学反応。
2018-07-31 23:58:50ソンさんの脚本は、時代背景の取り込み方においても、チェーホフらしさの出し方においても、精密な設計に基づいている。一方、多田さんの演出は、全体の動きにしても、脚本にない現代の視点や現代的なモチーフの大胆な組み込み方にしても、直感的で、それが作品に奥行きとインパクトを与えている。
2018-07-31 23:55:31『가모메 カルメギ』⑤ ソン・ギウンさんの緻密な脚本と多田淳之介さんの感覚的な演出(もっと適切な言い方があるかもしれないけれど)。二人の仕事はほとんど知らないのものの、この舞台からは対照的な個性に見受けられる。
2018-07-31 23:49:22そもそも東京デスロックと第12言語演劇スタジオの共同作業は、そのような意味を持っているわけで、この挨拶は観客にもそれを実感させる、あるいはそこに参加させる手法だ。うまいなあと改めて思った。
2018-07-30 01:35:44観客を舞台に引き込む手法とばかり思っていたが、実際にミョギ、ジュングと二つの言語で挨拶を交わしてみて、コミュニケーションの壁を共に越えようというメッセージがこの体験に込められていることを感じた。
2018-07-30 01:29:50この言語的分断のモチーフに関して、多田淳之介さんが演出である仕掛けをしていることに今回気がついた。冒頭、現代の服を着たミョギが「こんにちは」と観客に挨拶し、返事を求める。続いて現代の服を着たジュング=シャムラーエフが同じことを「アンニョンハセヨ」でくり返す。
2018-07-30 01:24:04戦争が始まる直前にドクトル姜=ドールンとエギョン=ポリーナが交わす会話、「ドイツではついにエスペラントの雑誌が禁止になった」、「ファシストはエスペラントを嫌う」、「エスペラントは平和の言語、愛の言語である」は、言語的な分断が暴力的に進行することを予感させる。
2018-07-30 01:17:42『가모메 カルメギ』④ 『가모메 カルメギ』では、日本語と韓国語のコミュニケーションの壁、言語のすれ違いがくり返し描かれ、それはタイトルそのものに刻印されている。このディスコミュニケーションに対置される理想として登場するのが、ドクトル姜=ドールンが話すエスペラント。
2018-07-30 01:16:26この冒頭、現代のミョギに続いて1930年代のエジャ=マーシャが登場するが、ミョギにはエジャが見えているが、エジャにはミョギは見えていない。よく見ると、現代と1930年代の2つの層の描き方が巧み。
2018-07-30 01:09:32『가모메 カルメギ』③ とりあえずこれで見納めと、昨日は『가모메 カルメギ』日本公演の楽日をしっかりと心に焼きつけてきた。現代に生まれ変わったミョギ=ヤーコフが歴史の痕跡をひとつひとつ振り返る冒頭シーンから思わず感極まった。これは全体の構造を知らないと湧かない感情なのだけれど。
2018-07-30 01:05:53NTLロズギルは見逃し。NTのアーカイブにあるといいのだけど劇場違うしどうかなぁ。先週の帰省時には伊丹でカルメギ。厨二じゃないコスチャ!親ばかでないアルカージナ!時代背景を買えただけでこんなに深く人物を読み込めるのかと驚き。なんで最後に死ぬんだっての、きちんと理解させてくれるかもめ。
2018-07-29 23:57:40多田さんがさっき呟いていた、ラストの「韓国人(俳優)は先に行き、日本人(俳優)が残される」という演出、これもなかなか痛烈でした。うー…と頭を抱えてしまいました。
2018-07-30 00:25:48多くの人がつぶやいているように、エジャ(を演じるチェ・ソヨンさん)の朝鮮舞踊は本当に美しい。喪の色のチマ・チョゴリが、悲しく、美しく、柔らかく、ふわりと空中に舞う。その後は日本人と結婚し、全身をかたく締め上げて体の自由を奪うことで得られる日本の美=着物をまとうようになる。
2018-07-30 00:21:08(どちらであるにせよ)この「カルメギ」の物語とボレロの組み合わせは、現代を生きるわたしたちが歴史に対して抱いているあの居心地の悪さを、これ以上ないくらいあからさまに炙りだしていることに変わりはない。この作品の大きな発明の一つだと思う。
2018-07-30 00:12:27