アレフガルダーズ ver12.62 いやーさがしましたよ。サマルトリア隊の所在が明らかに。

サマルトリア隊は普通に遅刻していました。でもそのおかげで初戦の大敗北に立ち会わずにすんだようです。 こちらはアレフガルダーズのチュートリアル的なまとめです。 https://togetter.com/li/1157738
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A.T.O運営 @scribblingtails

アレフガルダーズ ver12.62 用語説明 NPC:ノンプレイヤーキャラクター PC:プレイヤーキャラクター PT:パーティー いやーさがしましたよ:サマルトリアといえばこれ!というお約束的なお家芸だと思う。様式美というかなんというか。

2018-07-06 00:36:25
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これまでのお話 リムルダール島北部にてアレフガルド共和国軍とローレシア連合王国軍との間に発生した戦闘は、共和国軍の圧勝となった。戦列歩兵とストーンマンとの相性が最悪の形で出てしまい、ほぼワンサイドゲームのような感じで連合王国軍の前線は崩壊した。ところでサマルトリア隊はどこに?

2018-07-06 00:36:25
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どこにいるのかというと「まずいなあ。やらかしちゃったかな」「王子!悠長に構えてる場合ではありませんぞ」ローレシア連合王国軍本隊のだいぶ東、リムルダール島北東の砂浜にいた「まずは本隊と合流し、ローラ三世陛下に申し開きを......」ブライみたいな家来に怒られてるのは「おば様怖いからなあ」

2018-07-06 00:36:25
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サマルトリア隊司令官、西リリザ大公のアーサー王太子であった「困ったなあ」「王子!このジマル、情けないですぞ!お父上や女王陛下に顔向けできませぬ」ガチで大幅な遅刻をしていた模様「だって僕たちの船団だけ、やたら海賊につきまとわれただろ」ルプガナ海軍の集中攻撃で予定が狂ったんだって。

2018-07-06 00:36:26
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「そのようなことは言い訳に過ぎませぬ!前線から逃げ戻った兵士の報告をお聞きになられたでしょう」「ああ、聞いたよ」アーサー王子、おもむろに周囲を見渡し「あの森かな」南の森林地帯「砲兵を森へ。銃兵は街道沿いに隊列を組んで待機」なんか急に忙しげにしゃべり出す「ジマル、僕もいろいろと」

2018-07-06 00:36:27
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「考えてはいるんだ。たぶん僕たちにできる最良のことは、共和国軍の勢いを止めて、友軍の撤退を援護することだろう」兵士の報告から共和国軍の編成と前線の状況を知った王子は味方本隊の敗北を確信。オブライアン(髭)と同じく砲兵じゃないと無理と判断したのだ「一番の脅威はストーンマン部隊だ」

2018-07-06 00:38:05
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「これを無力化するには砲撃しかない。だから、運良く温存できた僕らの砲兵を隠しといて、ストーンマンが来たら砲撃。巨人族が先に来たら銃の一斉射撃で食い止めるんだ」「王子......」ジマル、なんかいつものが来たぞ!という表情に変化し「ただちに手配いたします。砲兵を集めろ!歩兵は整列開始!」

2018-07-06 00:38:06
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とても嬉しそうに命令を下し始めた。サマルトリア王太子アーサー。彼は平素、悪い意味で200年前の同名の英雄アーサーとそっくり、度を超したのんき物との評判だったが、実際は冷静沈着、危機において正確な判断を下せる男であった。そして爺やはそれを良く知っておりますぞとジマルは喜んでいるのだ。

2018-07-06 00:38:06
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するとそこへ「あれはローレシア王国の軍旗!」ジマル、連合王国軍本隊が撤退して来るのを目撃「おば様は無事だね」部隊配置をしながら待つと本隊がどんどん近づいてきて「アーサーッ!どこへ行っていたのだッ!」おば様大激怒「いやー探しましたよ」アーサー、不幸なすれ違いということにする作戦。

2018-07-06 00:38:07
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「黙れッ!今回の遅参、そんなふざけた言い訳が通るとでも思って......」「恐れながら女王陛下」ジマルが決死の形相で飛び出し「敵の進撃を食い止める策がございます!どうかお聞きくださいますよう」ローラ三世、決死のジマルと余裕の表情のアーサーを代わる代わる見つめた後「わかった。手短に申せ」

2018-07-06 00:38:07
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「おば様、実は」アーサーが手短に説明するとローラ三世、落ち着きを取り戻し「グレイグソン、オブライアン、どう思うか」「良策にございます」「サマルトリア隊の砲兵が残っていたのは幸運でした」「うむ。ここで一息つけるな」ローラ三世、てっきりここで大反攻作戦だとは言うかと思いきや言わない。

2018-07-06 00:39:42
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「リンドラッヘの奴、噂以上の戦上手よ。悔しいがここは我らの負けじゃ」兵士の表情を見ると、もはや戦士の顔ではなく、大災害にあった被災者みたいな顔に「すっかり士気をくじかれたな。たった一戦で」どんなに数が残ってても、戦意を失った集団は物の役には立たない「リンドラッヘめ」「無念です」

2018-07-06 00:39:43
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「余は一度ローレシアに戻る。アーサーよ、見事敵を食い止めて、遅参の失態を挽回するが良い」「任せてください。アレン君(ローラ三世の息子)によろしく」女王陛下、さっさと船に乗り込んでしまった「さあ、面倒な仕事がはじまるぞ」「まだ友軍の撤退は終わりそうにありませんな」敗軍の長蛇の列。

2018-07-06 00:39:43
A.T.O運営 @scribblingtails

「やるしかないよね」アーサーがため息をついていると「王子、我々もまだ戦えますよ」「ローレン殿下!」「我らラダトーム王国軍が最後まで残らず逃げたとあっては王国再興など夢のまた夢ですからな」髭も残っていた。ラルスの末裔とロトの末裔、こっちが味方っぽいが敵陣営です。念のため確認!

2018-07-06 00:39:44
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「アレフガルダーズ」つづく

2018-07-06 00:40:37
A.T.O運営 @scribblingtails

タグ #dqxtails サマルトリアの王子と言えば「いやーさがしましたよ」が印象的なんですが、そういうこと言えるメンタルに、なんとなく大物感があると思うんです。同盟国滅亡の非常事態に、のんきに構えられる性格は大したものです。今回登場した王太子アーサーはその美点を引き継いでいます。

2018-07-06 00:40:37