【2018.7.4】LGBT差別解消法案と表現規制(随時更新)
- BUHII_dayo
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投稿日時や元ツイを参照し、各自補完をお願いします。
【目次】
概要・用語確認/発端側のツィート/問題点の指摘/海外では?/日本では?
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概要・用語確認
※LGBT差別解消法案(=性的指向および性自認等による差別等の困難の解消および支援のための法律)
●LGBTとは
https://tokyorainbowpride.com/lgbt/
Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の総称のひとつです。
電通ダイバーシティ・ラボの2015年の調べ(全国69,989名にスクリーニング調査を実施)では、日本におけるLGBTの割合が人口の7.6%存在すると言われています。
セクシュアリティはLGBTとそれ以外の人でくっきり分かれているのではなく、グラデーションになっています。
●ジェンダー(gender)とは
https://www.weblio.jp/content/ジェンダー
社会的・文化的に形成された性別。「女とは・男とはこういうものだ」という通念を基盤にした男女の区別で、生物学的な性別であるセックスとは区別して用いられる。
「女は家事・育児、やさしい、こまやか」「男性は仕事、強い、責任感がある」などの見方は、「自然な特性」に基づいていると思われがち。こうした通念や性別役割分担にとらわれた見方をジェンダーバイアスと言う。
●ポリティカル・コレクトネスとは
http://artscape.jp/artword/index.php/ポリティカル・コレクトネス
「差別的な表現をなくそう」とする概念のこと。特定の言葉や所作に差別的な意味や誤解が含まれないように、政治的に(politically)適切な(correct)用語や政策を推奨する態度のこと。政治的妥当性。「PC」「ポリコレ」と略される。
例
肌の色による呼称である「ブラック(黒人)」→「アフロ・アメリカン」
「保母」→男女の区別をなくすため「保育士」
一方で、ポリティカル・コレクトネスの追求が逆差別や度の過ぎた自主規制や、表面的な「言葉狩り」のような事態を引き起こすこともある。
日本のtwitterでは行き過ぎたPC(ポリコレ)配慮・要望・意見などを「ポリコレ棒」というネットスラングがある。
明確な基準・定義はなく、個人の主観のもと使用される。
●保毛尾田保毛男とは
とんねるずのコントキャラ。賛否両論。
ゴールデンタイムのバラエティ番組に男性の形象で登場した「保毛尾田保毛男」は、「こういう人いるいる」というインパクトで男性同性愛者の存在そのものを笑いにし、露骨に「気持ち悪い」対象に変えた原点だったと、三橋さんは指摘します。
「楽しくなければテレビじゃない」とはかつてのフジテレビの名キャッチコピー。
じゃ、笑いを引き起こすためにわざわざ人を傷つける必要があるかと言えば、それはNOでしょう。
番組批判がまるでLGBTQの人たちの総意であるかのような言説は事実ではない。しかし、日常生活でマイノリティと接することのない人たちは、自分たちの思い込みが絶対的な正義だと信じやすい。その思い込みが、マイノリティのコミュニティを壊すこともある。僕が今回伝えたいのは、その危険性だ。
もちろん、差別に対する抗議行動を否定するわけではない。ただ、当事者でもない人間が「LGBTQはみんなこうだ」という前提でものを言うのは危険だ、ということだ。
だからまずは、マイノリティと日常的に接してほしい。つまり、友達になれということだ。LGBTQの友達が一人もいないし、作ろうともしていない人に、LGBTQのことは分からない。
誰もがそのようなことを「肌で感じる」ことから、差別はなくなるのだと思う。
“女装家”として活躍するミッツから、単なる二元論ではない“真の多様性とは一体何か?”というメッセージを受け取ったユーザーにとっては考えさせられるものがあったようだ。
僕は「人権を意識してエンタメを作るべきだ」と主張するつもりはない。
しかし、「悪気のない」笑いの裏でどれだけ多くの人が傷つき、時には自殺にまで追い込まれているという現実を知ってほしい。
笑いを生み出す想像力を、ほんのすこし、僕らのところまで広げてもらえたら、どれだけ多くの人が救われるだろう。
今までは「知らなかった」のだと思う。僕の身の周りですら知らない人はまだたくさんいる。でもその「知らない」は個人の責任ではなく、社会の責任だ。
情報がないことは当事者だけでなく、その周りの人も苦しめる。