日本におけるわが子への謙遜文化“愚息が”“何の取り柄もない”→アメリカ留学するにあたりホストファミリーに書かれた手紙を英訳する際に困る事
我が子がアメリカに留学するにあたってホストファミリー宛てに日本語で書いた手紙を英訳する仕事してた時も同様に困った。「愚息が」「何の取り柄もない」「ご迷惑をおかけすると思いますが」etc. そのまま訳したら受け入れをキャンセルされそうで心配に。
2018-07-11 06:18:03@ChikaCaputh そうそう 自分の子供を謙遜して言うと「親からも馬鹿にされるとは、どんなひどい子やねん?」 って思われてしまうんですよね 米国の現地小学校に通ってた時、やんちゃ坊主ガキ大将の親でも笑顔で 「うちの子はとてもアグレッシヴなのよ!」 みたいなこと言ぅてました
2018-07-11 06:23:54@nemosynth 私は現地の人からよく「うちの子はとてもsweetなんですよ」という言葉を聞きました。ワレットから家族の写真を取り出して見せてくれますよね。
2018-07-11 06:29:50@ChikaCaputh そうそう! ワレットにもあるし、職場にも家族やら子供やら写真いっぱい飾ったーるし、みんなして自分の子供やら自慢しまくるし、どんだけ家では厳しくしつけてても、対外的には誇らしいんですよね
2018-07-11 07:01:37英語にすると...とてもじゃないけど出せない文面に。 「愚息は」「何の取り柄もなく」「ご迷惑をおかけすると思います」 twitter.com/isaacnakamura/…
2018-07-11 10:41:14@ChikaCaputh My stupid son, who really does not do anything good, is going to cause you lots of troubles.
2018-07-11 07:26:59@ChikaCaputh My stupid son, who really does not do anything good, is going to cause you lots of troubles.
2018-07-11 07:26:59@nybct 僕もアメリカ在住ですが、よく「日本人は自分に自信を持っていない」と言われるのは、このように子供の頃から親や周りの人に”ひどい言葉”を投げかけられていることが大きな要因だと考えています。
2018-07-11 10:44:35迷惑をおかけ見たいな先回り保身はまあ良いとして取り柄もないとか愚息とか本当意味わかんねえ、自分のガキ売り出すつもりあんのか?って思うわ
2018-07-11 10:57:42「『謙譲の美徳』は残念ながら日本でだけ通じる自己満足でしかないですよ、言葉の通りに受け取られてこの子はダメなやつなんだと刷り込まれておしまいです」、を親御さんに説明する所から、家族ぐるみで文化交流なわけですよね。それもホームステイを送り出す意味の1つだと思ってます。 twitter.com/ChikaCaputh/st…
2018-07-11 07:01:59ああ、翻訳あるあるですね!文化も訳すのが役目と思って頑張りますが、アメリカ人相手に歯が浮くような文をさんざん書いた後、友人(中国人)から来たご招待メール「我が家は粗末な家ですが、ぜひご来臨ください」を見たときには、何とも和みました…。 twitter.com/ChikaCaputh/st…
2018-07-11 09:50:41@ChikaCaputh 逆の例として、スペイン語のメールの最後によく書かれるUn abrazo. / besos.がありますね。「抱擁」とか「キス」とかいう意味ですが、そのまま日本語に訳してもスペイン語圏の文化を知らない人には「何これ?」でしょうね…。
2018-07-11 06:34:50@ChikaCaputh あと、フランス語圏やスペイン語圏では被災者に対して「連帯」を表明することが多いですが、これも日本人にはわかりにくい概念でしょうね…。「絆」とは似ていて異なる概念なので。
2018-07-11 06:37:10@ChikaCaputh 翻訳(そして、今回の場合はその元になる文も)はそのターゲット言語が使われる文化も把握していないと、ちぐはぐになってしまうという好例ですね。手紙に盛り込む内容も当然違ってくるのです…が、これをクライアントにご理解いただくのも難しかったり。訳者は勝手に創れませんしね…
2018-07-11 09:13:36※関連まとめ