パソコンの不具合でひとに頼られると腹が立つ本当の理由

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uroak_miku @Uroak_Miku

パソコンの不具合とかアプリの使い方とかをひとに聞かれると腹が立ちます。なぜかというと、訊く側にすれば「これくらい教えてよ」なのだけど聞かれる側にすれば「使っているけれどそんなの知らないよ」だから。エジソン少年にわけのわからない質問攻撃をされてキレてしまった小学校の先生気分。

2018-07-12 11:52:15
uroak_miku @Uroak_Miku

この葛藤に耐えられるものはそうはいない。能力の問題というよりは時間や労力の問題なんだけどね。

2018-07-12 11:54:19
uroak_miku @Uroak_Miku

私にとっては「学ぶ=研究する」だから、カリキュラム方式はかえって足を取られてしまう。

2018-07-12 11:55:13
uroak_miku @Uroak_Miku

「教える」にもいろいろあって、学校というのはカリキュラムを元にしている。工夫や研究を省くわけです。それでいて理科の教科書を開けると二酸化炭素と石灰石を混ぜてどうのこうのとかオレンジに電極を差し込んで豆電球をつけるとかの実験ごっこが必ず載せられる。

2018-07-12 11:57:33
uroak_miku @Uroak_Miku

ああいうのは儀式なんですよ。子どもたちの『考える能力』を育んでいますよーとつじつま合わせするための儀式。

2018-07-12 11:58:47
uroak_miku @Uroak_Miku

高校英語の教科書が3ランクだって話を何度かしています。英文としてまともなのは一番上のもので、それより下は壊滅状態だってことも。

2018-07-12 11:59:50
uroak_miku @Uroak_Miku

一番上のものを使えば正しい英語が身に付くのかというと…そうはいかない。なぜなら英文和訳させることを想定して教科書が作られている。どのランクのものもそうなんだけど。

2018-07-12 12:01:04
uroak_miku @Uroak_Miku

英語と日本語を、一度分岐させないといけないのです本当は。例の「Where is my pen?」は「俺のペンきさま隠しただろう」と聞こえてしまうので「I'm looking for my pen.」(ぼくのペンを探しているんだ)と頭を切り替える…日本語⇔英語は一対一対応していないわけだから。

2018-07-12 12:03:01
uroak_miku @Uroak_Miku

これは高校英語でも最上位ランクのもの。一応英文はしっかりしている。しかしこんなのをいくら読まされても、書けない。「a」と「the」の使い分けひとつ身に付かない。 pic.twitter.com/xvA2A9stN8

2018-07-12 12:04:47
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uroak_miku @Uroak_Miku

「生徒たちの知的好奇心をくすぐるような題材を選んでいます」とアピール。嘘ではないのです。が、本当の狙いは別のところにあるのではないかな。

2018-07-12 12:06:01
uroak_miku @Uroak_Miku

IPS細胞の研究とかアンパンマンの先生の人生哲学とか、高邁な内容ですよね。英語⇔日本語の関係って、高邁な内容になるほど、先の「俺のペンどこだ!」のような乖離が薄れていくのです。

2018-07-12 12:07:39
uroak_miku @Uroak_Miku

「英語話せますか?」と相手に英語で聞くときは「Can I speak English?」(英語喋ってよろしいかな?)がベスト。こういうごく日常的な会話ほど、英語⇔日本語の乖離は大きくなる。

2018-07-12 12:08:54
uroak_miku @Uroak_Miku

しかし分子生物学とか経済学とか人生哲学とかの、高邁なお話になると、こうした乖離は比較的薄れていく。

2018-07-12 12:10:29
uroak_miku @Uroak_Miku

おかげで英文和訳主義の教え方が延命できるわけです。

2018-07-12 12:11:08
uroak_miku @Uroak_Miku

ばかばかしいとは思いませんか。

2018-07-12 12:11:52
uroak_miku @Uroak_Miku

何かを学ぶときは、それを教える教師、カリキュラム、教材、メソッドがどうやって今の形になったのかまでを意識して学ぶのが理想。

2018-07-12 12:25:00
uroak_miku @Uroak_Miku

そんなのひとりでできるか!と思いますよね。その通りです、私も、少なくとも未成年のときにはできなかった。成人して、いろいろ葛藤を繰り返しながら、図書館を駆使して今の考え方にたどり着いたのだから。

2018-07-12 12:26:33