- katakanaeigo
- 3651
- 9
- 0
- 0
小学生のお孫さんがいる方のFacebook投稿からシェア。 高槻市から帰宅して、もう何日もたつのに まだ地震の余波が心から消えません。 今日、ふと思い出したのは 地震当日、 小学校5年の孫との会話です。 孫は通学途中に地震に合いました。
2018-07-17 09:11:19家での揺れが収まってすぐに、 学校まで、家族が迎えに行き、無事に帰宅しました。 孫が通う小学校は茨木市にある小学校です。 その日 地震でゴミ箱のようになってしまった台所を片づけながらの 孫との会話です
2018-07-17 09:11:24私 「地震の時、どこにいたの」 孫 「学校に行く途中の道」 私 「地震がきた時どうしたの」 孫 「道の真ん中の方に行って、 座って足を抱えてランドセルで頭をかばった」 私 「すごいね~。よくできたね~ さすが私の孫!!」 孫 「違うで」
2018-07-17 09:11:25「班長さんが そうしろって言ったからそうしたんやで」 私 「班長さんって?」 孫 「集団登校の時に、みんなを連れて行ってくれる6年生の〇〇君」 私 「へ~そうなんや。その時のお話をしてくれる?」 さりげない会話から始まった その時の通学途中での話です。 孫の話を要約すると
2018-07-17 09:11:26地震が来た時、班長さんが 「真ん中に寄れ!」と叫んだ。 「座って足を手で囲め」 「ランドセルを頭の上に置け、 そしたら 大丈夫だから、絶対大丈夫だから!!」 とみんなに大声で声をかけたそうです。 孫は 「こうしてたら大丈夫なんや」と思ったらしいのです。
2018-07-17 09:11:27揺れが収まる迄 全員が班長さんの言うとおりに行動し まとまって、じっとしていたらしい。 揺れが収まった時 「走れ~~~!!!!」 と、班長さんが叫んだ。 孫「私は足が痛かったけど、必死に走った。」 孫「でもな、小さい子は足が遅いやろ、班長さんが助けに帰ったんやで」
2018-07-17 09:11:28私は思わず聞き返さずにいられなかった。 「えっ?帰ったって?」 孫曰く 「小さい子は足が遅くて遅れたから、班長さんが助けに帰ったんやで」 「あの中、小さい子を連れに帰ったの?」 「うん そうやで。助けに帰ったんよ。」 鳥肌が立つほど、胸が熱くなりました。
2018-07-17 09:11:29僅か小学校6年生の子が、 自分が引率している子供たちに、冷静に的確に指示を出し 「大丈夫やから、絶対大丈夫やから」と 子供たちに励ましの声をかけ 他のみんなを走らせて足の遅い子の為に 自分が戻るなんて!!!
2018-07-17 09:11:30もし私がその場にいたら、それほど冷静に 周りの子たちに指示を出せただろうか? 守ろうとしただろうか? ありがとう。 ○○君 孫たちは無事に戻りました。 あなたの冷静な行動は孫の中にも残っています。 私たち家族は、あなたに感謝でいっぱいです。
2018-07-17 09:11:31孫たちを冷静に指示し、小さな子を助けに帰ったあなたの姿を 孫は忘れないでしょう。 その時の、あなたの小さな背中が どれほどたくましく、大きく子供たちの目に映ったことか・・・ あなたの勇気は 誰にも知られていないかもしれません。 でも、少なくとも私たち家族は知っています。
2018-07-17 09:11:32あなたの背中が示してくれたことの本当の大きさや、貴さを! ただ、それだけのことに、どれほどの勇気が必要だったか。 孫にもいつか判る日が来るでしょう。 そして私の孫も、あなたのような子に育ってほしいと願います。
2018-07-17 09:11:33