【表現規制】主義主張を政治に反映させるための戦略と分析【都条例版】
原発で仕方がない、代替案は難しいって思ってる人達には「夢を見ないで代替案を検討してみた人」も多いので、それこそ脱原発を訴えたい人達はそういう人達と情報交換し、「次」に対する当たりを付けないといかんのではないかと思うなあ。
2011-04-13 05:06:46以下ループするので、昨日のまとめを張っておく。「反対という思考停止は、政治的には絶対に勝てない」 http://bit.ly/dHgNTx
2011-04-13 05:08:35都条例は再可決を許した時点で負け。政治目的は一時的な達成では無意味で、恒久的に達成させられなければ意味がない。課題となるのは「運動の核を持続できなかった理由の精査」なのだけど、議決権のある議員に影響力を自覚させる運動母体がなかったことが最大の敗因かと。 @hiroujin
2011-04-13 14:08:16これは昨今盛り上がる反対運動(反原発も含む)によくあるケースで、既存の市民運動のような「○○○市民の会」という母体組織を持たないクラウド型政治運動は、「政治的圧力」を議員に与えにくい(例えば票田をちらつかせるとか)を武器にしにくい。それをどう解決するか @hiroujin
2011-04-13 14:11:39政治目的を達成するには議員への影響力の獲得が重要で、議決に影響を及ぼす規模の影響力(例えば反都条例クラスタに同調しないなら落選させるぞ、という脅しw)を与えられると議員に自覚させる、或いはクラスタに同調したほうが議員にとって利益がある、そのどちらかの確保が重要 @hiroujin
2011-04-13 14:14:05ただ「言うこと聞かないと落選させるぞ」は石原落選には通じなかったように、人はムチではなかなか動かない。ましてや議員などは。「これをするのが自分にとって利益になる」と思わせるような飴の影響力を行使できなかったのが、再可決を許した一因かも。 @hiroujin
2011-04-13 14:15:51都条例については「都議選に向けて、どこまでがんばれるか」が次のターニングポイントになるだろうけど、その時点で「都条例を再可決したから落選させるぞ」「再秘訣しないと落選させるぞ」という方向の情熱しかなかったら、たぶんまた勝てない。「○○○をすると得をするぞ」という思考で誘導すべき。
2011-04-13 14:17:23「議員は、例の都条例の否決に同調することで、○○○について利益を得ます」という説得の仕方ができ、それが実際に他の利益を上回るのであれば腰も浮くと思う。この場合の利益は金銭的な利益と言うより「政治的な利益」という意味。支持層が増えますでもいいけど、その場合は根拠を示す必要もある。
2011-04-13 14:19:08@azukiglg 都条例の場合は実は運動主体が6月を境に変わってるんですよね。6月以前は議員に影響を与えられる市民団体が運動母体でしたが、6月以降は出版業界が主体に移ったのです。(続
2011-04-13 14:20:16人は損得で動く。善悪で動くように見えるのは単なる建前。それに与するのが利益になると思えば積極的に動くけど、損をするぞと脅し掛けられたとき、それが実質的に損でもない場合は、今度は建前を理由にのらりくらりとそれを躱す。ダダ捏ね式の戦略は破綻しやすいってことを踏まえるべき。
2011-04-13 14:20:59ならばやはり、運動母体を自前で持つしかないですね RT @hiroujin: @azukiglg 都条例の場合は実は運動主体が6月を境に変わってるんですよね。6月以前は議員に影響を与えられる市民団体が運動母体でしたが、6月以降は出版業界が主体に移ったのです。(続
2011-04-13 14:21:46@azukiglg 続)業界に運動主体が移った最大の理由は政治的な落とし所を模索するためです。地方自治の制度上、条例を完全に阻止する事は不可能です。ゆえに当時の野党からしても、自分達にとっていい着地点を模索するのは政治的判断としては当然の成り行きでした。(続
2011-04-13 14:22:24でも、互いにどこの誰とも知らない同士が緩やかな連帯を作る「クラスタ」という細胞組織(組織ですらない)は、リーダーをいただいて持続的に運動するという行為が続かない。目標を一つ達成すると飽きちゃう。ネット全班にも言えるけど、この飽きっぽさは脅威を感じる側にとっての福音だろうな。
2011-04-13 14:23:10@azukiglg やっぱり、「出版業と製紙業の振興・再興のために表現の規制緩和が必要なのです。二次元ポルノで最低限の描写年齢をこれだけ緩和すれば、これだけの経済効果が~」という流れでしょうかね?自分はその方法立てが一番「勝てる」やり方だと思っております。
2011-04-13 14:24:51@azukiglg 続)しかしながらイニシアチブを握る事となった出版業界は11月末に至るまで当事者自覚を持てず何ら手を打たず、ほとんど動きませんでした。その結果はご覧の通りです。再可決の最大の理由は市民運動うんぬんよりも、当事者である出版業界の不作為なのですよ。
2011-04-13 14:26:11@azukiglg 6月以降与野党共に暗に出版業界に出していたサインは「自主規制すれば条例は取り下げるよ」というものでした。要は出版業界の判断に全てがかかっていたわけで、この段階では市民運動の入る余地はありません。6月以降変質したというのは、まさにそういう事なのです。
2011-04-13 14:29:02@azukiglg どちらかというと、6月に否決された都条例案はそもそも通すには無理筋(非実在青少年のくだりと単純所持禁止の努力規定)だったから否決されたと理解してるのですが・・・。もちろん、反対運動がなければ無理筋な条例が通ってた可能性はありますが(^^;;
2011-04-13 14:46:05「今まで余り紙で無駄なものを刷ってきたのだから、いっそせいせいする、淘汰が進んで丁度いい」くらいのことを言うのが再選された知事ですからねえwしかももう四期目、再選を心配する必要がないから、マスコミ圧力とかも気にしない。知事をターゲットにするのはもう無理、とみます。 RT
2011-04-13 14:46:52出版界もクラスタの失敗と同様で「核」が持てなかったのが敗因。角川井上社長が手を上げるまで、どこも追随する相手を伺ってた状態だったかと。ただ、市民団体にそのままのっかるわけにもいかないという事情も理解はできます。総会屋みたいに癒着されても困る、みたいな。 RT @hiroujin:
2011-04-13 14:48:39@azukiglg そこで、国政に山越えハンマーぶちかまして自治体の横暴から守って貰う……というのが私の発案の裏にありました。
2011-04-13 14:48:53出版界はそれまでも自主規制はしてたと思いますよ。どっちかというと、あの条例の主標的は「携帯サイト」のような。まあ、全部一緒くたにして一個の条例ですので、どこが作用してたのかは断言できませんが。どちらかというと売り場を分けろ、に対応しきれない小売店の事情のような…… RT
2011-04-13 14:50:36小売店も売り場を分ける努力をまったくしてなかったわけでもないのでしょうが(聖人書籍コーナーとか)規模の小さい書店やコンビニなどではリソース的に無理、てなところもあり。現場の声を聞いていくと、実はリアル書店でリアルエロ本を買うのって壮齢以上の男性が多いとか @hiroujin
2011-04-13 14:52:02売り場の狭い書店では対処が難しい問題ですから、書店の専門化が進みそうな予感がしますねぇ。 @azukiglg どちらかというと売り場を分けろ、に対応しきれない小売店の事情のような……
2011-04-13 14:52:27ネットで声を挙げてた作り手、若い読者と、懸念されてる実店舗でのポルノ消費者ってのは、実は合致してなかったんだなあというのを反対者はどのくらい把握していたのか。いや、推進者も。 @hiroujin
2011-04-13 14:53:00@azukiglg 盲点ですねぇ。壮齢にさしかかっている俺が言うのも何だけど、アダルト専門書店にいるような連中と同人ショップにいるような連中はやっぱ歳からして違うのは実感としてあり。
2011-04-13 14:55:01