アレフガルダーズ ver12.64 やっぱり武闘家は強し！迂回銃剣突撃+武闘家の恐怖。

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アレフガルダーズ ver12.64 用語説明 NPC：ノンプレイヤーキャラクター PC：プレイヤーキャラクター PT：パーティー 銃剣突撃：銃の連射がきかず、命中率の低い時代にあっては非常に有効な戦術。あと英国軍は21世紀になってもこれをやり、勝利したことがあるらしい。

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これまでのお話 遅刻したせいで本隊撤退の時間稼ぎをさせられることになったサマルトリア隊（敵）は、砲兵を森に隠し共和国軍ストーンマン部隊を迎撃する作戦に出た。そこへ走ってきたのは共和国砲兵のカリーナ隊で、随伴リカントが森からの火薬の匂いに気づいた。そしてイックスたちはクエスト受注。

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NPC部隊長カリーナ、ものすごい勢いで森の中を疾走、手近な砲兵に「はぁーッ！」跳躍キック攻撃「ギャー」爪装備なのに「な、なんだどうした」「ガオオ」「ギャー！魔物だー」「なんだ報告せよ」「魔物が」「ガオオ」「イヤーッ！」「はぁはぁ突撃ー！」部下たちも追いついて銃剣突撃を開始。大混乱。

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サマルトリア砲兵、視界の悪い森で街道の方をずっと見てたので完全に奇襲されてしまい、砲を置き捨ててあっという間に逃げ散ってしまった「ずいぶん速くすんだわね」すると部下たちも集まってきて新兵「はぁはぁ、すごい、か、勝ってる？」古参1「隊長、ご無事で」古参2「やっぱ銃剣突撃最高ですよね」

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「その通り！敵が有効射程で発砲するよりも先に走り抜ければ勝てるの！だから毎日走り込みをする！そういうことよ」銃の命中率が低く、単発で次弾装填まで2、30秒かかる時代では、銃剣突撃はかなり手堅く強力な戦法なのだ。そしてカリーナ隊はアスリート並の厳しい走り込み訓練のおかげで異常に速い。

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古参3「街道で戦ってる傭兵たちにも知らせてやりましょう」「そうだったわね」カリーナ、遺棄された砲を見ると「総員、砲撃用意！目標、街道の敵戦列！狙い、適当」号令をかけ「撃て！」ドババーン！大雑把に連合王国軍（サマルトリア隊）に向けられた砲が火を噴くと、何発かが戦列に命中。なぎ倒す。

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ちょうどそのころイックス達は「マヌーサ切らさないで！」「ギラだ！壁を作れ」「騎兵に気を付けて」命令が瞬時にいきわたるというPCの強みを活かして数に勝る敵戦列相手に何とかやりあっていた「あ、ラダトームの旗」「騎兵だ！突っ込んでくるぞ」ラダトーム亡命貴族部隊が増援で現れたりして大忙し。

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「じゃあハチ将軍、カウンター突撃お願い」「ドルマさん騎兵にドルクマしてください」もう何回も戦ってるんで騎兵への対応も慣れたもの、みんなで器用に部隊を展開していると、ドババーン！森から轟音！敵戦列が何人か吹き飛ぶ「カリーナ隊だ」「相変わらず速いなあ」「クエストクリアって出ましたよ」

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「あ、ほんとだ。引き上げようぜ」イックスたちの役目は、カリーナ隊が共和国ストーンマン部隊の脅威となる砲兵を排除する間、邪魔しに来る敵戦列を引き付けておくことであり「ギガンテスたちも立ち直ったな」考えなしにこん棒振り回して暴れ、たまに味方の砲撃の直撃を食らっている「頑丈だなあ」

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そのころ敵のしんがりサマルトリア隊アーサー王太子は「あー、ここまでかなあ」「無念でございます」戦場を見渡す丘の上で副官のジマルと感想戦タイム「相変わらず速いなあリンドラッヘ将軍は。でもなんで砲兵の位置が簡単にバレたんだろう？」アーサー、理にかなった方法を考え抜いたのに、なぜ？

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という疑問で頭から離れない様子「王子、お気持ちはわかりますが、やるべきことが」「わかってるよ。ローレン殿下を無事に逃がさないと」亡命貴族からなるラダトーム王国軍は、今回も結構頑張って戦っているが、砲兵の支援が無いままギガンテスや後から追いついたストーンマン隊に押されまくっている。

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「やっぱり僕が行かなきゃだよね」アーサーため息をつくと「ジマル、ローレン殿下に撤退の要請を。本隊は前進」「ははっ」サマルトリア隊本隊、丘を降りて主戦場の街道に進出。でたらめに暴れてるギガンテス数体を銃撃で後退させると「殿下の部隊は後退したね。共和国軍に使者を出そう」白旗持った

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使者がサマルトリア隊から飛び出し「共和国軍総司令官リンドラッヘ将軍へ」画面に停戦交渉の文字が現れ「サマルトリア王太子アーサー殿下より書状をお渡ししたい！」叫びながら移動を開始。イックス「あ、これ攻撃するとペナルティだぜ」「この戦役ももう終わりか」「おつかれ」みんな終了モード。

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A.T.Oのラストバトルは結構こういうパターンが多く、今までのバージョンでも竜王が倒された後に竜王三世や摂政のアンドゥサ名義で使者が来て外交フェイズに移る事がある。戦争は政治の延長なので、こちらが目標を達成したり、逆に敵が目標達成不可能と判断した場合は、和平交渉の段階に入るのだ。

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「サマルトリアの使者なんですね。ローレシアじゃなくて」クリエが疑問を言うとニッキー「変だよね。総大将はローレシア女王だったはず。見に行こうか」PCは外交交渉に参加できないけど、見学は可能「行こうぜ」内容を見たいのもあるが、アーサーがどれだけドラクエ2のサマルに似てるかも見たいし。

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「アレフガルダーズ」つづく

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タグ #dqxtails リカントの鼻（索敵能力）のせいで砲兵の秘匿位置がバレたというのは、アーサーには想像もつかないことでした。そもそもローレシア大陸にはリカントがいないし。アレフガルドでもつい最近までリカントは馬匹扱いだったので、髭やローレン殿下の視点でも想定外だったと思います。