浮世絵関連のツイートまとめ。第13集(6000~6500件目まで)。

あべのハルカス北斎展と浮世絵最強列伝ほか
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

李白の体を支える童子ふたりの姿が愛らしい。 葛飾北斎「詩哥寫真鏡 李伯」長大判 天保4‐5年 大英博物館所蔵 『北斎 -富士を超えて-』展 全期展示 pic.twitter.com/fomgIdwu2B

2017-10-24 21:21:15
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

北斎「詩哥寫真鏡 安倍の仲麿」 安倍仲麿は717年に遣唐使として唐へ渡ったが、帰朝の願いを果たさぬまま、この地で生涯を終えた。 仲麿の直衣と海と空の色は同じベロ藍の一枚の版木で摺られており、まるで本国と同じ月を眺める仲麿の深い心情が、青い景色のなかに溶け出したかのようにみえる。 pic.twitter.com/vLe0VmszBt

2017-10-26 20:45:51
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

メトロポリタン美術館所蔵の「朱鍾馗図」弘化3年。 北斎の描いた鍾馗図の中で最も好きな作品。明日逢えるのが楽しみ。 pic.twitter.com/opKsM5VL7N

2017-10-26 21:17:24
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

小林清親の「隻履達磨図」 達磨忌に出そうと思って、すっかり忘れていた。 折れが酷い軸を恥ずかしげもなく晒す。「眞生」の円印がカッコいい。 pic.twitter.com/5gj5L9KUJD

2017-10-26 21:46:19
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

顔のどアップ。 これも例にもれず、八方睨みである。 pic.twitter.com/V0RVlLF1KF

2017-10-26 21:52:57
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

覚え書きノート。 6冊から10冊までの項目で、「北斎」を探すと66件ヒットする。 ノートは現在14冊目。 #北斎 #覚え書き pic.twitter.com/Zt9K5iMk6l

2017-11-04 13:44:45
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

先週金曜日にあべのハルカスの北斎展(前期)へ。 先に食事をして15時半ごろ入館。待ち時間は10分ほどだったが、最初の30点ぐらいはすし詰め状態で全く動けず。それでも終わってみると、北斎の作品に見入っていたせいか、人混みの不快感はあまり印象に残らなかった。「富士越龍図」は見逃した。 pic.twitter.com/zs1j2vC78V

2017-11-04 17:28:36
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

あべのハルカス美術館「北斎」展のお土産。 絵葉書は解像度の高いものだけ購入。 展覧会図録の裏表紙にもなっている「雪中虎図」の額絵(500円)は解像度がかなりいいのでおススメ。止々呂美の柚子を使ったゆず飴も口に含むとフルーティーで美味しい。 pic.twitter.com/ctKrJpOpde

2017-11-04 17:45:28
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

北斎筆「流水に鴨図」弘化4年 大英博物館 慈愛に満ちたまなざしを斜め下に向ける鴨の頸の動きと、その頸の下に塗られた群青の色や体を覆う深い陰影が、記憶の中にあるレオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母像」を彷彿させる。 (あべのハルカス美術館 「北斎」展 全期展示) pic.twitter.com/AR6o72xByj

2017-11-04 20:18:45
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

北斎筆『富嶽百景』より「深雪の不二」天保5刊 隣で観ていた人に、「馬の腹掛けに『魁』と書かれているのはどうしてでしょう」と訊かれたがよく判らなかった。 家に帰って考えてみたところでは、 魁→魁星(かいせい)→北斗七星→北斎が信仰していた星 という考えに至ったが如何? #北斎展 pic.twitter.com/HmJSYuEF13

2017-11-04 21:32:59
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

ちなみに、魁星は北斗七星の第一星で、文章をつかさどる神であることから、江戸時代には書物に魁星を象った印を押す習慣があった。 plib.pref.aomori.lg.jp/manage/content…

2017-11-04 21:44:16
黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

『秘蔵浮世絵 ライデン民族学博物館 シーボルト・コレクション』第Ⅲ巻には、北斎工房による風俗画15点の図版がほぼ原寸大で収録されている。 北斎とお栄の合作とされる「節季の商家」をよく見てみると、会場では気付かなかったが、手あぶりの上に掛けた蒲団の裾ににゃんこがゴロリ。 pic.twitter.com/C2pZIt0GVf

2017-11-05 18:45:08
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

かなりヤケが酷いが、金魚の養殖場を描いた春信のめづらしい錦絵。 手綱模様の手ぬぐいを頬かむりした美少年に、背後に立つ子供の乳母と思しき女性が(おそらく仕えている家の娘からのものであろう)恋文をそっと手渡している。後ろで沢山の金魚を驚き眺める子供の姿も可愛らしい。 #春信 #金魚 #恋文 pic.twitter.com/FSdPV5n8nB

2018-05-27 09:06:13
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

聞わけも なくまた来てい 蚊を入れる 女房「あら。もぉ。来たらダメって、言ったじゃないの。」 男「いえ。いえ。私はただの頭の黒い鼠です。」 \ガシャン!/ ちゅう。ちゅう。 鼠男が火口箱をひっくり返して、本物の鼠が逃げ出した。 #渓斎英泉 #川柳 #江戸の戯画 #夜這い #蚊帳 #鼠男 pic.twitter.com/gTClubyVnx

2018-05-29 19:57:36
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

春信の作品の原典を探すために、西川祐信の絵本を紐解いたのに、気づけばどんどん祐信の絵本にのめり込んで、今や当初の目的さえも忘れつつある。祐信はヤバい。

2018-05-29 22:29:55
黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

芳梅の「滑稽浪花名所 鬼子母善神」といふ絵を見て詠める 恋すてふ 君がひるへは 草刈らで 野辺に咲たる 花の香ぞする 蝶が花を慕うように、私も貴方に恋をしてしまった。今の私には貴方が放った屁の匂いでさえ、草を刈られずに咲く野辺の花のようにかぐわしい。 #江戸の戯画展 pic.twitter.com/O823Nq3SaW

2018-06-02 08:10:53
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

永寿堂から出版された北斎の大判花鳥画シリーズのひとつ「朝顔に蛙」。朝顔の花弁に露草や紫、薄紅といった非常に退色しやすいデリケートな絵具が用いられており、当時の色を保っているのは極稀である。フィッツウィリアム美術館が所蔵する作品もその一つで、前年あべのハルカスの北斎展に出品された。 pic.twitter.com/rrQg0If7KO

2018-06-06 21:40:21
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

ブルックリン美術館の「朝顔に蛙」。これでもまだ色が残っている方だと思う。青色は退色せず残っているので、使われているのは露草ではなくベロ藍か。露草は紅と混ぜて紫色を作る。 pic.twitter.com/GVjntxY0is

2018-06-06 21:49:25
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

物知らぬ客、宿場で初めて駕籠を呼ぶ。 客「今朝は一歩も歩かれぬ」 宿「雲助(くも)でもお呼びいたしましょうか。」 客「ムム、、そんならその蜘蛛とやらを一つ呼んで呉れ」 …駕籠かき来る。 客、人足を見て「ハテ、足が四つばかり」 宿「いえいえ、駕籠に四つ手がございますから」 #四つ手駕籠 pic.twitter.com/Y7ySsEJjhT

2018-06-11 20:06:45
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

老婆曰く、 貴方も烏賊ばかり食べていないで海老を食べなさい。 私はこれまで一体どれほど海老を採って食べてきたことでしょう。 今では海老の報いを受けて、こんなに腰が曲がるほど長生きをしていますよ。 オホホホホ。。。 いかばかり 海老をとりくふ むくひあれバ ついには老の こしやかゞまん pic.twitter.com/luFJXqTggC

2018-06-13 20:10:16
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

芳年の粉本紹介① 明治19年「月百姿 北山月 豊原統秋」。統秋は室町時代後期の楽人。狼に遭遇した際、笙(絵では篳篥)の音を聞かせて難を逃れたという。粉本は国芳の「本朝廿四孝 鎌田又八」(天保末年)で又八が強力をもって狼を打殺す場面。又八の背後で猛り狂う二匹の狼の姿をそのまま借用している。 pic.twitter.com/sU80U6AuU9

2018-06-14 20:14:03
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

国芳の描いた鎌田又八が狼を打ち殺しているのに対し(本文には、又八が怪我をせずに済んだのは、観世音の利益と孝心の徳天の助けを得たためだと書かれている)、芳年の豊原統秋では、互いに傷つけることなく難を逃れており、粉本との物語の落差が面白い。

2018-06-14 20:58:42
黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

ここでさらに注目すべき点は、統秋の持つ楽器が笙ではなく、横笛に置き換えられている点である。「月下に生茂る薄、横笛を携える狩衣の人物」というモチーフは、当時の人々に芳年が明治15年の内国絵画共進会に出品した「藤原保昌月下弄笛図」を想起させ、再び話題とさせるねらいがあったのではないか。 pic.twitter.com/dMrmPKCfAA

2018-06-14 21:24:25
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黒猫の究美。(上田眞生) @kurok_yuu

藤原保昌月下弄笛図 - 千葉市美術館 収蔵品検索システム ccma-net.jp/search/index.p…

2018-06-14 21:25:09